表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
覇王の誕生  作者: Seisei
第一章 AGA
7/23

第七 エルデハラ神聖国

いつも読んで頂いてありがとうございます。


第七話です。


少し更新が遅くなりすみませんでした。

第七 エルデハラ神聖国



 エルデハラ神聖国の女帝エニキス・キャバリアイは頭を抱えながら執務室を出てきた。


 美しい顔は傷心のためにやつれて見る影もない。


 彼等の暴虐ぼうぎゃくを見過ごし、彼等の足元にひざまずくことに心の底から疲れを感じていた。


 彼らがAGAアガと呼ばれる異形の神々なのだと知ったのは奴らが現れてしばらくしてからだ。


 目はたくさん付いているし、触角や触手なんかも微妙な感じの生き物だった。異形の神々とはよく言ったものだ。


 ただ、仕草は人間のようだし、人語も喋る。


 奴等は、一目で彼女達とはレベルが違う事がわかるほどに強い聖力を持っていた。


 それだけでなく実際に途方も無く強かった。多くの勇者が戦ったが僅か三十名程度のAGAアガ達は圧倒的に強くて全く太刀打ちできなかった。


 彼等が現れた時、大勢の戦士が惨殺されるのに多くの時間は必要ではなかった。狂騒の時間の後、真の恐怖が宮殿を支配した。


 エニキス・キャバリアイ女帝は、一番序列が低いと言うAGAアガを相手に土下座させられて話をさせられている。その他のAGAアガは彼女を全く無視するか牛や馬のように扱った。


 エニキスに取っては、国民の命を守れるなら何でもするつもりなので、暴力や性的な虐待を受けないだけまだましだった。


 しかし、彼女への仕打ちは、部下達に強い恐怖心と絶望を与えたようであった。彼女へのあからさまな侮蔑は、部下達には相当辛いらしい。エニキス・キャバリアイ女帝の忠臣の多くが出仕しゅっししなくなった。


 それらの忠臣はサボっているのでも逃げているのでも無い。体調を崩してしまい立つこともできないと聞いている。


 フラフラになって自室に帰るとエニキスは、どっかりと椅子に座った。身体から力が抜けてゆく。


 天界の宰相ツウラ・トウサの叛逆はんぎゃくの時は、国を挙げて天界と戦うことを覚悟したこともあった。


 大義名分もあり、勝算もあったが、実際の国の危機というのがこれほどむごい事だったのだと改めて思い知らされた思いだ。


 エニキスは深いため息をついた。


 その時、バタバタ! と、鳥の羽ばたきの音がする。見ると小鳥が部屋に入ってきているではないか。


 彼女はその小鳥の様子を見ていて、動物に乗り移る事ができるという親友の特殊能力を思い出し、あるいはと思い鳥に近づいて行った。


「サーリなの?」


 エニキスは鳥に向かって聞いた。


 すると、鳥はエニキスに近寄ってきてスッと肩に止まった。エニキスは、鳥を見つめた。鳥と目が合った瞬間、エニキスは意識を失い、パタリと床に崩れ折れた。


 暫くして、エニキスはパッと跳ね起きると先程とは打って変わった明るい表情になっている。


 サッと身繕いをした。美しい立ち姿だ。


 エニキスの目の前の空間にキラキラっと何かが輝く。『転移』の徴候だ。


 そのキラキラは直ぐに十名程の人の姿となった。転移で現れたのはアール達だった。彼等の先頭にいたサーリがエニキスに駆け寄ると抱きついた。


「辛い思いをさせたわね。今度は私が助ける番よ」


 サーリが言う。エニキス・キャバリアイは、旧友の顔を見て安心したのか、サーリの肩でむせび泣き出していた。


 ひとしきりサーリの肩で泣いた後、エニキスはサーリから皆を紹介してもらった。


 エニキスは、今では有名になったアール達英雄が物語から抜け出て来たように感じた。彼らを目の当たりにすると、本当に十二人いるのだと不思議な気持ちになった。


 彼女の目の前には救世主とも言える者達が立っているのだ。彼女は興奮気味に一人一人と挨拶していった。


 優しそうでいて、とても威厳のある公爵様。そしてとても美しくグラマラスで女王様のような威厳をもった公爵夫人。


 長身で野性味のある笑顔が素敵な大将軍。


 二人の青色と紫色で統一された雰囲気が対照的な公女様。


 初めて見た白色の竜種白帝様と真っ黒な竜種黒帝様。悪魔上皇様。伝説の魔神種の女帝様。


 そして、あの忌まわしい大祭神ツウラだ。あの陰鬱としていた雰囲気が綺麗さっぱり無くなり、ツウラは、柔和な笑顔で彼女に挨拶してくれた。その時、なぜかエニキスの膝は抑えきれないほどに震えた。


 誰もが彼女などには及びもつかない程のオーラを発していた。いろいろな種類の偉人、英雄達が存在するのだとエニキスは妙な事に感心していた。


 エニキス・キャバリアイ女帝は、最後にサーリの夫のアールティンカー・マキシミリアン王を紹介された。彼を目の当たりにした瞬間、彼女は思わずその場にひざまずいていた。


 威厳いげん尊厳そんげん崇高すうこうそんな言葉が頭の中をよぎる。AGAアガの尊大で嫌悪すべき雰囲気とは何もかも違う。


 サーリがそんなエニキスを優しく抱き上げて立たせる。


「陛下。わたくしの親友のエニキス・キャバリアイ、エルデハラ神聖国帝王です」


 サーリがアールにエニキスを紹介した。


「こんにちは。エニキス・キャバリアイ女帝殿。今は緊急時なので正式なご挨拶は互いに省略しましょう」と、アールがニッコリと微笑んで挨拶をする。「大変でしたね。サーリから聞きましたが四諦神したいのかみだそうですね」


「はい。陛下のお造りになられた奴等の図鑑で調べましたところ、四諦神したいのかみという神のようです。三十種全てが現れました」


「なるほど。四諦神したいのかみの全ての種族が現れたのですね。恐ろしい目に合わされたのでは?」


「奴等は、毎日のように生贄いけにえを要求してきます。先程も我国の英雄とも言える青年を十名も死なせてしまいました」


 エニキス・キャバリアイ女帝は、顔を曇らせて話した。


「国の英雄をオモチャにして、なぶり殺しをするのが彼らの趣味なのでしょうか? しかし、英雄を出さねば国民を皆殺しにすると脅迫してくるのです」


「奴等はどんな人間と闘いたいと?」


「国で最も強い者をと」


「その他に何か条件のような事を言ってませんでしたか?」


「最低十人と言ってました。催促されるままほぼ毎日、勇者達を生贄いけにえにしています」


「その話では単純に強い者と闘いたいだけのようですね」


 アールが怪訝そうに頭を傾げた。


「もし奴等に勝てばどうなると?」


「それは何も聞いておりません。でも、彼等には序列があるのでしょう。わたくしと話している者は、『セキ』と言う名だと申し、彼らの中で一番序列が低いらしいです。いつもその者が一人で闘っております」


「序列最下位が闘うのですね。それではトーナメント制という訳でしょうか」


「殿下。強い者は、より強い者を求めるものです。彼等は単純に闘いを楽しんでいるのでは?」


 言ったのは紫姫元帥マーシャルヴァイオレットプリンセスだった。


 アールがとても不思議そうな顔をした。


「スポーツ感覚で殺すと?」


「私にはその気持ちは分かる。真剣勝負で負けて殺されても私には悔いは無い」


 答えたのは黒曜竜青姫ブループリオブシディアンであった。彼女は胸を張って言った。戦いが全てと言わぬばかりだった。


「しかし、マリアージュは弱い者をなぶり殺しにはしないだろう。何がしたいのか理解できない」


「なぶり殺しはしないが、AGAアガを相手にするなら殺す事に躊躇はない」


 なるほどとアールが頷く。しかしスポーツ感覚で惨殺を楽しんでいるとなると許せない。


「彼等とは私が闘おう」


 そうアールが宣言した。


「私にさせてくれ。レイライトがやる必要なんかないぞ」


 黒曜竜青姫ブループリンセスオブシディアンが強い調子で言う。美味しい所を持っていくなと言わんばかりだ。


 アールは暫し沈思した。


「マリアージュ。久しぶりに私と勝負をしようか? 奴らと戦えるか試してみよう」


 アールの唐突な申し出であった。


 この申し出に黒曜竜青姫ブループリンセスオブシディアンは目を輝かせた。


 四諦神したいのかみは四つの真理を知見した神々であり様々な意味で高いレベルに到達した神々だと思われた。


 彼等は神議かむはかりで自分達の事を四諦を極めし○○○と自己紹介していた。


 また、四諦神したいのかみは、自らを武神ぶしん戦神いくさがみ闘神とうしんなどとも自己紹介していた事から相当ハイレベルな戦闘能力を持つと推定されていた。


 長神おさめしんよりも下位であると推定されているが戦闘能力は四諦神したいのかみが一番上なのかもしれない。


 アールとしては、あまり情報の無い相手と仲間を闘わせたくないのだ。


 そこで、黒曜竜青姫ブループリンセスオブシディアンのここ数年の自己研鑽の成果を確認する事も兼ねて勝負しようと提案したのだ。


 ところが十名全員がアールと勝負をしたいと言い出した。全員、自分がどれ程アールとの戦闘に通用するか知りたいのだ。


 ついには、黒曜竜まで勝負を申し出てきた。青姫は黒曜竜を止めたが、他の皆が面白がって、最初に黒帝から勝負する事になった。


 アールはさらりと愛刀を抜いた。黒曜竜とは最初の勝負だが青姫と戦って青姫が勝っている程度の相手だから、大丈夫だろうと考えている。


 黒帝は人型の姿から本来の竜種に姿を変じている。


 アールの愛刀の黒い色と黒曜竜の色が良くマッチングしていた。


 黒帝クロの攻撃は単純だが威力がある。闘牛のような突撃攻撃だ。


 最近では、青姫から神魄しんぱくをたたき込まれたため威力が以前とは全く違う。


 黒曜竜は激突の速度を最高にする為に結界の一番端の角まで飛んで行った。そこで、全身のエネルギーを足と角に集中して神魄しんぱくを発生させて肉体強化を施した。


 極度に肉体強化された身体に力を溜めて一挙に全ての力を解放するとともに、飛翔の為に全の神魄しんぱくの力を発動させた。


 加速につぐ加速を行い、音速の何倍もの速度まで一挙に到達する。


 黒帝のその恐ろしい加速による突撃は、恐ろしい破壊力と速度となっていたが、アールにはスローモーションにしか見えない。


 アールは、愛刀を持つ手と逆の手でヒョイと黒帝のツノをつまみ、黒帝を小さなゴミクズのように軽く投げとばしてしまう。


 柔道の世界では『柔良く剛を制す』と言われる。固く守るよりも柳のように柔らかくいなす方が強いという意味だ。アールが行った受けは、正に柔道の極意と同じだ。


 黒帝の勢いを利用して投げ飛ばしたのだ。黒帝は逆の結界の壁に激突し呆気なく伸びてしまう。


 アールのあまりにも桁外れの強さにエニキス・キャバリアイ女帝は目を丸くしている。


「次は私がやる」


 青姫だ。皆に異論はなかった。


 彼女は、伸びている黒曜竜を叩き起こすとドラゴンランスに変身させた。


 黒曜竜のドラゴンランスは、自在に変化する強力な魔法兵器なのだ。


 そもそも、ドラゴンが地上最強だと言われるのは、その強靭な防御力と破壊力があるからだ。


 そして破壊力には物理攻撃だけでなくブレスや炎のような口から吐く攻撃と攻撃魔法まで使う。世界最強の生物の一つである事は間違いない。


 ドラゴンランスが伝説の武器として重要視されるのは、ドラゴンランスそのものにドラゴンと同等の攻撃力が有るからだ。


 ドラゴンランスを持つものはドラゴンの力を手に入れた事と等しいのだ。


 もちろんドラゴンの攻撃力はアールには意味をなさない。軽くひねられた黒帝を見ればわかる。


 しかし、ドラゴンランスを持つ青姫となると意味が違う。強力な神魄しんぱく魔法で強化され自在に変化させる事ができる武器を青姫という天才剣士が振るうのだ。


 青姫は、黒帝を巨大なランスにして片手で持ち、半身で構える。アールは正眼せいがんの構えだ。


 アールは、最初から青姫がどの程度、実力が上がったかが見たかったので、青姫に好きに攻撃させるつもりだった。


 アールは、絹を引き裂くような甲高い気合の声を放つ。このような気合法を裂帛れっぱくの気合という。不思議な事に力が二十パーセントも上昇する。


 先に攻撃を仕掛けたのは青姫だった。せんせんの攻撃だ。


 剣の極意にはせんと言う極意がある。敵に先に攻撃させて、自分は後に攻撃し相手の攻撃よりも先に当てると言う意味だ。簡単に言うとカウンター攻撃だ。


 これに対応して先に攻撃しの攻撃が届くよりも先に当てると言うのがせんせんの攻撃である。スピード攻撃だ。


 青姫の攻撃は、見ている方からすとあまりに早すぎて何も見えないと表現すれば一番合っているだろうか。


 ドン! と結界の床を蹴る音を響かせて次の瞬間には、アールにドラゴンランスの一撃を落としていた。


 その一撃は、山をもつき崩す程に強力な一撃だった。しかしアールは軽く受け流している。


 アールから見ると、青姫の攻撃ですら、それ程早くは見えていないのだ。


 軽いステップで、青姫の一撃の延長線上から半歩避けて受け流すだけだ。


 青姫は受け流されたドラゴンランスを一回転させると穂先とは逆の柄の端で打突だとつしてきた。見事な変化技だとアールはニヤリと笑う。


 顔に撃ち込まれた打突だとつを軽く首をひねって避けると、手のひらを突きつけ、青姫のこめかみに軽く当てると掌底しょうてい突きを叩き込む。


 青姫はフラリと意識を失いかける。アールは青姫の首筋を持って立たせる。


「もう終わりか?」


 アールが笑いながら言う。


 青姫はハッと我に帰ると飛び退すさった。


 一旦、距離を取り心気を練り直す。気迫が充実し、神魄しんぱくを充満させると、肉体強化を施して攻撃の準備を行う。その時間は一瞬だがアールにはその過程が全て手に取る様に見えている。


 それらはアールには全てすきに見えているのだ。この一瞬の間で何百回もの攻撃ポイントがアールには見えているのだ。


 世界最強と誉れ高い青姫だったがアールにはその程度に見えているのだ。しかし随分成長もしているのは確かだ。実は青姫が一番成長したのは魔力・聖力の総量だった。


 この五年間で、彼女の魔力・聖力の総量は、百倍以上に増えているだろう。


 大した努力だ。アールは頭が下がる思いだ。昔、何万回も素振りをしていた彼女が思い出される。同じ様に、何万回も魔力・聖力総量の増強訓練をしている青姫が頭に浮かぶ。


 アールが青姫に与えた課題だったが、想像を遥かに上回る成果だ。


 青姫は、心気が整った様だった。そろそろ攻撃に移るだろうと見ていると果たしてランスを打突してきた。


 アールが軽く跳ね返す。本当に軽く跳ね上げただけに見えたが青姫のドラゴンランスは大きく跳ね上がり青姫は、バランスを崩してしまっている。

 

 アールは、受け流した刀をその受け流した勢いを利用してくるりと手をかえして青姫に斬撃を放り込んでいる。


 青姫は必死で受け止めているが、どれ程の神魄しんぱくの力がかかっているのか、青姫はたまらず片膝をついている。


 青姫は、驚いた顔をアールに向けて必死で刀を押し返している。もしアールが本気で押し切ってしまったら青姫はそのまま押しつぶされただろう。青姫は真っ青になって冷や汗をかいている。


 アールが力を抜いた。


 青姫がフラフラと立ち上がる。必死で押し返していた事が伺える。


 青姫は気を取り直すように頭を振った。青姫はこれ程アールと差が有るとは思ってもいなかったので少し驚いている。


 青姫はドラゴンランスの形を剣に変える。少し大きめの剣で重さも少し重めにした。重い方が慣性が付いて威力が増すかと考えたのだ。


 青姫はその剣を正眼に構える。構えた瞬間だった。今度はアールが目にも止まらぬ早さで青姫の脳天を目掛けて一撃を見舞った。青姫はギリギリで剣を上げて防御することしか出来ない。


 二つの剣がぶつかったところで青い火花が飛んだ。


「「「ドカン!!!!」」」


 凄い爆発音がする。それだけでなく結界が振動する。アールのあまりにも激しい一撃を受けた青姫はその衝撃を全て受けきれなかったのだ。


 衝撃は、彼女の剣から彼女の体を伝たわり結界の床に伝わったのだ。アールの剣撃の強さが桁外れなのだ。


 青姫は、すでにフラフラだ。受けた衝撃で頭が回らないのだ。


 フラフラしつつも青姫は剣を構えた。すぐさまアールの一撃が脳天目掛けて繰り出される。


「「「ドカン!!!!」」」


 今度こそ、青姫はアールの峻烈な打ち込みを受けきれず体勢を崩してしまった。結界への衝撃も先程よりも激しい。


「よく耐えたね。合格だ」


 アールが優しく青姫に言った。普段だったらもっと勝負させろというはずの青姫が、口も利けず、それどころかになかなか立てない。アールが助け起こしてやる。


「何をした?」


 青姫が不思議そうに聞いた。これ程の実力差があるとは想像できていなかったのだ。


「よし。皆に、新しい魔法を伝授しようか」


 アールが笑いながら言った。

次回は、武神達との戦いです。


新たな魔法でさらに強くなったアール達の活躍をご期待くださいね。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ