しょーとすとーりーず10
透き透るシロいはだ。
オレンジジュース。
太古より未来へと枝分かれして流れ滴り墜ちていく。
精神を載せて結晶と化した血液の果汁はササクレて、毛細の深い溝目掛ける、ソノ爪さきにハMIRACLEが充満シテイル、くだもノノないふは肉たいてきじょうしきのツナがリヲ破壊シテイルンダ
!!
ホトバシリ否スグサマぬらぬらと纏わりついたのはもう過去である。
未来はもっと約束サレテイルそう、何ごとにもオチイラヌそれハ、ソウ、何か。
透き透るシロいはだ。
躍り食いが流れ落ちる。
ウザウザ溢れカエッテハ止め処なく生まレてくルloopトマラナイ蠢きの集合と運動、太古よりのコード最新版載せた黒目がちで可愛いマナコ、魚卵みたいなおめめたち、どろどろ産み落とされて食道をツマラセたのナラ、マグマにべとツク被膜ヲヒマクを突き破る黒いソノ水脈よ、アタラシクうみだされたジンルイのシナプス
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麗しく緻密に艶やかな排水溝ヘギャク流せよ。
大量に脱ぎステラれた未来キッチン床、ボディスーツ、吐血サレタ胆ジュウの尖った液の群体ヨ、天ノ河にながれオチて沈殿するなラ凝視ヲ始メよ。
透き透るシロいはだ、シロいぱれっと、彼氏の好物のサーティーワンアイス、氷点下の泥団子はタダ透き透るバニラアイスの下地に食材の絵の具をチューブで搾っただけだから、紫と黄色、緑と紅、青とオレンジ、黄緑と茶色、きょうはお歯黒のキブンデ歯ならびのイチまいイチまいにスベテノからーを化粧するのよ。
そのイチまいイチまいが彼氏を今夜も誘うの、火照ったたいおんがサイケナボールを溶かして、比重の差違だけメロディーハヒロがる、エキス、ふれーばー
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地の底より出で陳列された空気人形、一糸纏わぬ冷たく輝くからだは美しい、透き透るシロいはだ、カミノケガ、ナガイマツゲガ、ヒトミガ、ルージュガ、マニキュアガ、ウキデルケッカンガ、チクビトニュウリンガ、ヘソピアスガ、インカクヤショウインシンガ、ペディキュアガ、一体一体、ソレゾレノからーデ、メタリックに光沢シテイル。
深い溝を覗いたら、固有ノからーデ奥深く色づいてイテ、美しい太陽カラハ快楽のエキヲ滴らせている、淫乱ばかりの空気人形のスベテからみ合いヒカリガトケアッテシマッタ瞬間、シロいはだはヒカリにヨッテ透明にやっと果てるコトガデキタンデス。
透き透るシロいはだ。
ハハナルカオスマジック。結晶越えた恒星惑星超えた交接チチナル誕生マジック。
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地に堕ちた血にふやけたふぇにくす、イチマイルの魚グンガイチナノメートルの隙モナクビチビチヌラヌラト跳ネ続く思考停止の鬼ごっこはただ、無間奈落の鬼ごっこ、漂う脱力の霧雨にココロは苦い後味と後始末に追われていた、大銀河のタスキを眺め下ろしている、いにしえの生け贄はぼくで、おおきなハンモックはぼくをずっと揺らし続けている、銀河ヲ横目ニシテ、無限恐怖、永遠の手探りで、厳格なる気狂いのATTACKを待つしかナインダロウ、イチマイルの魚グンガ跳ねている、イチナノメートルの隙モナク迫り来る、ぼくは待ち構えている、うちゅうは、意思の化け物、意識の結晶、ぼくは役者で学者であることを、そろそろ、終わりにしたいと思っていたんだ、ギザギザ通り過ぎるカオスマジックに、無限は歌い始める、向かう、胸を過ぎ脳裏をよぎりゆっくりと交わりワタシハ死の揺りかごにウゴイテイタ、透き透るシロいはだ、透明だったワタシハホドケていく、ばらばらヒロガッテイク宇宙の色彩、セイ器荘重ナルタスキの銀河ヲヨギリ、大暗黒世界ヘト向カッテイクノデアル、ダイナマイト詰マッタ頭蓋骨、最新版の集合滴り墜ちていく中、ワタシノベクトルは、ただわたしの内側谷底へと沈んでいった、ホトバシリビチビチヌラヌラト跳ネ続くシロい精神のタネは生臭クうちゅうに固着し続ける、大腸よりセイ器歓喜ノオオ浪ニノセテ銀河ハウチュウヲヨコギリアタラシイ恒星惑星サガシテタンジョウノタネツギニハトキハナサレテ、ワタシハトミクロン未来ヘト枝分カレシテ未知ナル星ガミエ、トタンツギナルウチュウノゲンカクヲミタ、タネハスベテ死ンデイタ、シカシミナガシンデシマエバキットミエルダロウ、ウチュウハスデニタンジョウシテイタ。
生け贄は、流れ落ちる。
君のからだだ。
宇宙の色彩のすべて。
イチナノメートルの隙モナクエクスタシーが、ビチビチヌラヌラトエモーショナルにイチマイルの跳ネヲツヅケテイル。
追うも追われるも今のアタマなら超越出来たんだ。
鬼ごっこは終わる、君はフェニックス、僕は君に飛び込んで、ウチュウの全てをとおりこしていた。