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十五夜の雨

作者: 檸檬
掲載日:2026/09/26

【短歌】


遠くてもみつけられる切なくてあたたかい寂しくてあたたかい



雨音と鈴虫に耳を澄ませた十五夜にあえた歌声頰を濡らして



どうしてかこの感情の正しさを雨は伝えるようにふる夜に



全ては知らない約束もないただ歌う心が通うからまたね



雨雲の夜空かきわけ探す手に赤い風船傍にいてくれ



あの言葉全て優しさだろうともお盆に乗せて見えた名月



頰寄せて瞼を閉じて包まれるどうしてこんなにあたたかいひと



涙腺状に落ちる雨音糸のよに震えて伝う脈を織り











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