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学校

久々の更新です!


・キャラ壊れてるかもしれない

・なんか話がよくわかんない

・途中でなにかが変わっている


ということが恐らくございますので、あらかじめご注意を…



おはようございます。朝です。学校です。

今、見てはいけないものがあるような気がします。


目の前には大きい建物。ビジネス関係の仕事場として使っていそうな豪華な校舎。広すぎて端から端まで歩いて行くのに五分ほどかかりそうな校庭。思わず「ここ学校ですか?」と聞きたくなる。だが、校庭を通っている生徒たちは校舎に見向きもせず普通に入って行く。



なぜ、ここに一般人の俺が居るかというと…

昨日の夜、面倒くさがりのキングが「学校辞めてきた?じゃあここに適当に通えば?」という感じに、ここの学校に行けといわれて来て見たらこの有様だよ。


校門の前で呆然と立ち尽くしていると後ろから足音が…

それも走っているような速い音。


「おっはよー大智!」

「ぐふッ。」


後ろからの不意打ち。

首辺りに誰かの手がある。一見誰だかわからないような気もするが、前にもあったパターンで誰だかはだいたい検討はついている。


「ゆず…さん?」

「正解!」


大智から離れ、人差し指を立て軽く微笑む。


「おはようございます」

「おはよう大t「柚子様ぁぁあぁあぁああぁぁあああぁ」


挨拶を少々遅れたためしたのだが、柚子さんに襲い掛かる女子生徒の声でかき消されてしまった。

これは一体何事でしょうか?


「おっはよ!」


今度は肩がじんじんするほど強い力で叩きながら、元気よく挨拶をしてくれる。声の高さで瑞希だとすぐにわかる。

で、皆で俺を殺す気ですか? だったら他の方でやっていただきたい。実際いけないことだけど。


「お、おはよう…瑞希。あのさ、一つ聞いていいっすか?」

「検討はついてるけど、聞いてあげるよ」

「この朝からの騒ぎは何?」


校庭でさっきまで無かったはずの生徒たちの団体が至る所に出来ている。しかも生徒たちは少しずつ離れているところに群がっている。その中心には柚子さんが居たり、拓真がいたり、健がいたり…している。あのゲームに参加している人達が中心として。


「まぁ…「きゃぁあ!」とか「拓真様ぁ!」とか騒いでる人たち? 要するにファン?」


瑞希が騒ぐ女子の声を察知しているのか、それとも偶然なのか、瑞希が言葉を止めたときに歓声が入りながら話す。


「ファンとかいんのかよ!?」


俺初めて学校でファンがいんの見たんですけど?! しかも生徒のファンってなおさらなんですけどぉ?! というかこの学校しかないとおもうんですけどぉ?!


「ということで、大智。見つからないうちにさっさと行くよ」

「はッ? 俺ファンとか居ないから」


転校してきてすぐにファンをつくるほど、俺は人気者じゃないし、顔もごくごく普通です。


「違う違う。大智のファンなんかできないから。僕のファンだって」

「失礼だろッ。俺だってな、ファンの一人や二人、居るんだからなッ!」

「ウソだぁあ! 絶対にウソだって!」


大声で全力に拒絶する。ちょっと、かなり失礼じゃないですかぁ!? 総理大臣にやったら即死刑ですよ? 恐らく…


「瑞希様よ! 瑞希様が来たわ」


近くに居た女子生徒が気づいたのか声を張り上げる。……もしかして


「だから静かにしてって言ったじゃん、大智!」

「お前がやったんだろ。自業自得だよ!」


押し寄せてくる生徒に抱くものは誰であっても恐怖心だろう。その恐怖心に負けたのか、なぜか大智まで逃げる。逃げればいいのは瑞希だけのはずなのに…



転入初日。

朝からめんどくさいことに巻き込まれました。

これから俺はこの学校でどうしろと?


なんかこの学校異常なんですけど?

なんか…頑張った? のかな?



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