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展開

雑です。


一日完成っすよー

ゴメンナサイorz


「少々ここでお待ちくださいね」


使用人の人が言っていたがそんなことは聞かず、内装を眺める。

ヤバイ超豪華なんすけど!? 門よりも内装がハンパないんですけど!!


「学園にもこういう部屋ぐらい2,3個ある」

「貧乏人にはめずらしいんだよ!」


この際会話になってないこともスルーの方向で。


「これ、門と同じ紋章だ……」


瑞希が壁に書かれていた模様的なものを見てたから、連れられ見に入る。

………。瑞希の言ってることに同意できないんすけど。


「なくね?」

「誰なの! 私の時間を削る庶民は!」


煩い人が来た。今は紋章(?)探すのに忙しいんだよ! 永遠に静かにしてろ!


「大智……この人が例のお嬢様だそうだ」

「この煩いやつがねぇ……」


でも依頼は依頼。お世辞でも演技でも適当にやって、墜ちました。ってことでやればいいんだよな。うん、決定。

例のナルシストお嬢様のほうを向き、頬を染める。暑いと感じれば顔が厚くなるんだよな、うん。


「そこの庶民。顔が赤いわよ」



「一目惚れしました、今! 付き合ってください!」



誰がこんなけばいくて、煩い女に一目惚れするかっての! 付き合いたくもねぇし! 吐き気がする!


「あなたはちゃんと私の美貌が理解できるのね!」


理解できません。化粧濃いです。全て洗って来い。

イライラオーラをさり気無くだしてみてもお嬢様は気づくはずもなく、勝手に力説を始めだした。


「最近の庶民は私を見ようともせず…………いいものを見たわね、庶民!」


ここに来ていいものを見たといえば、屋敷の内装だけですが?


「大智! あたしという彼女の存在がありながら…二股掛ける人なんて最低ッ!」


あーそういえばなんだっけ? 瑞希が彼女なんでしたっけ? こんな面倒くさい設定造ったの誰だよ。二股とかかける奴は、さすがに現在の世の中にはいないと思いまーす。


「瑞希。別れよう」


というか元々付き合ってません。さっさとこの馬鹿げた仕事終わらせたいんだよな……。


「ひどいッ! ずっと大切にするって言ったじゃん!」


言ってません。そんなクサイセリフ言う気にもなりません。ゴメンナサイ。


「いいもん! 拓真と付き合うから!」


あれあれー? 拓真って柚子さんと付き合ってませんでしたっけー? 二股掛ける人最低ッ!って言ってたけど、拓真もそうなっちゃいますけど。


「ということで付き合ってください!」


本音を言えば付き合わないでください!


「いいわ庶民。付き合ってあげるわ」


………………………pardon?


なんか予想外の展開になってしまったんですけど!? こんなけばい女と付き合う気なんてないんすけどー!!

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