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プロローグ
夜の学校で1人の青年が片手に刀を持ち巨大なトンボの様な怪物を切り捨てた。
刀を鞘に戻してじっと辺りを見て歩き始めた。
「これで4体目だな」
片手に日本刀を持ちながら青年は空を見ていた。
空は赤く月は藍色に染まっていた。
彼はゆっくりと歩きながら学校の壁に手を当てた。
「力で全てを破壊する」
そう言って青年は刀を鞘から抜いて空に向けた。
すると刀から禍々しい黒い光が全てを飲み込んだ。
ーーー???ーーー
青年は刀を片手に持ちながらゆっくりと学校から出た。
「明日から学校か・・・」
そう言って青年は刀を光らせてキーホルダーに変えた。