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ゾンビになった私は平和に暮らしたかった  作者: 煮れもん
プロローグ
1/22

始まり

2016年 8月10日。


この日私は死んでしまったらしい。



何と言うことはない。

いつもの様に外回り営業をしていたら、余りの暑さでつい立ち眩みを起こしてしまい、そこを大型トラックに轢かれてしまったというだけの話だ。

死んだときのことはよく覚えていない。唯一記憶に残っているのは、自身の吹き飛ばされた腕が宙を舞っている様子と、人々の悲鳴のみだ。



こんな酷い死に方をするなんて。童貞卒業もまだだったのに。

神よ、ただのしがないセールスマンである私の一体何が気に入らなかったのですか。




薄れゆく意識の中、私はこんなことを願った。


「次に生まれ変われたら、もう少しましな人生を送りたい」。



そんな願い誰かに届いたのか。

『仕方がないな』という声が聞こえた気がした。


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