1/1
b0.夢
はじめまして、利用方法と申します。つかいかたと読んでください。一応終わりまでの構想は完成していますが失踪したら察して下さい。
―声がきこえる。透き通った声だ。
「5つなる星は世界を照らした。」
―なんの話だろう。意識が朦朧としてうまく頭に入らない。でも少し嬉しそうだ。
「2つの意思は星を砕いた。」
―今度は一転して悲しい声だ。どこかで聞いたような声。
「けれども星は望みを託して。」
―やはり悲しそうな声、でもそれだけじゃない気がする。
「望みは虚無にて芽生え。」
―また少しずつ意識が朦朧としてきた。声が途切れ途切れになる。
「その身は大いなる揺り籠であり。」
―抗えない眠気に意識を手放す。薄れゆく意識の中で声は囁く。
「やがて大いなる牙となる。」
声はもう、聞こえない
つぎから本編、はっじまっるよー