表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方零異変~Forgotten entity~  作者: ksr123
第一章 数々の出会いと零の自分
8/12

第八話 ~満月の光~

稗田亭を出たレイと魔理沙は、大月の案内で彼女の家へ向かっていた。


何故かは分からないが、阿求との一件で大月の雰囲気が険悪になっていた。


「なあ、なんでいきなり大月の家なんだ?」


恐る恐るといった様子で魔理沙が訊く。だが、大月は何も答えず歩くだけだった。レイも声を掛けようと思ったが、彼女の背中から感じる怒気に何も言い出せなかった。


何をそんなに怒っているのだろうか。阿求の事だろうか?


確かにいきなり追い出されるのはレイだって多少は頭にきた。だが、大月ほどではない。第一、最後に納得してくれたはずなのに、何を今更怒っているのだろうか。


暫くして、大月は振り返る事もなく、背中の怒気はそのままに言った。


「別に、阿求はんがウチらを追い出したことに怒っとるんやない」


数瞬の間を置いて、大月が続ける。


「・・・阿求はんは、エルミーはんの禁忌に触れようとしておる」


「禁忌?」


大月は、重々しく頷いた。


「エルミーはんは、人間やない。ただ、阿求はんはエルミーはんが何者なのか(・・・・・)を訊いてしまったんや」


「それが、エルミーの禁忌なのか?」


またしても、大月は無言のまま頷く。


「ウチも、エルミーはんに訊いてしまったんや」


「大月も訊いたのか?」


「せや。けどな・・・」


大月は1度言葉を切る。魔理沙もレイも、大月の話に完全に聞き入っていた。


「正直なところ、物凄く後悔しとる。あんな救いようのない奴は初めてや。あれは、気安く人に話していい事やない」


どこか悲しげな声色で大月は語りを続ける。しかし、悲しいのはエルミーを思いやっているからなのだろう。


「エルミーはんの過去を知ってしまえば、阿求はんの身に何が起こるか分からない。と言うより、途轍もない不幸が襲って来るやろな。エルミーはんはもう、普通に生きていくことさえも許されない存在なんや。それに関わることは、七不思議の最後の一つを知ってはいけないのと同じ・・・だから禁忌なんや


大月はようやく振り返って話を続ける。


「阿求はんも、聞けば絶対に後悔すると思う。ウチはそれが心配やっただけなんや」


悲しそうに俯く大月に、レイも魔理沙も何も言うことが出来なかった。


「・・・ほら、着いたで」


目の前にあったのは、質素だが、どこか温かみのある木造の一軒家。何故だろうか、まるで我が家に帰ってきたような気分になる。そんな安心感をくれる雰囲気の家だった。


大月は玄関の戸を開けると奥に向かって言った。


「ただいまー!満月(みつき)おるー!?」


数秒後、奥の部屋からエプロン姿の少女が慌ただしく小走りで玄関に来た。


レイは一瞬、その姿に見とれてしまった。


身長は高く、レイよりも若干低い程度で、肌は薄らと白く、艶やかな光沢を放つ。緑色の髪は長く、腰辺りまで垂れたそれは彼女が動くたびに静かに揺れる。瞳の色は、物静かな雰囲気を感じさせる蒼。一見すればかなりの美少女だったが、彼女から感じる雰囲気はそれとは程遠くほんわかとした和やかな空気だった。


「あら、お姉ちゃんお帰りー・・・ってお客さん?」


彼女は、後ろに立っているレイと魔理沙を見て大月に聞く。


「ああ、ウチの友達や。レイはんに、魔理沙はん。満月も挨拶しとき」


大月は先に奥に消えた。満月と呼ばれた少女はレイ達に向き直ると言った。


「初めまして。逆八(さかは)満月(みつき)って言います。大月お姉ちゃんの妹です」


明るく微笑みながら右手を差し出す。レイはそれを握り返しながら自己紹介をする。


「俺は、レイ・リゲイン。宜しくな」


「はい、よろしくです!」


自己紹介を終えると今度は魔理沙に右手を差し出す。


「こっちの方も、よろしくお願いします!」


「お、私は霧雨魔理沙だぜ。よろしくな、満月」


魔理沙もまたその右手を握り返す。一通り紹介を終えたところで家に入ると、大月が早速昼食を作っていた。


「あ、満月、このスープ味付けが変やで。また砂糖と塩間違えたんやないやろな?」


そう言われて満月はハッとしたように脇に置いてある調味料を確認する。一摘みしたそれを口元へ持っていき、そのまま舐めて味を確かめる。すると笑いながら大月に向き直り、判定の結果を伝える。


「・・・砂糖でした。てへ」


「何がてへ、や。全く、昼飯はウチが作っとくから、満月は居間で待っとれ」


「はーい」


満月は舌を出しながら居間へ走っていった。大月は呆れたように笑いながら料理を続けていた。


レイと魔理沙が居間に行くと、満月がいきなり質問してくる。


「ねえ、レイって能力使えるの?」


しかも質問の内容が唐突すぎである。わざとか故意は分からないが、満月はそういうキャラらしい。


「俺か?俺も能力は使えるぜ」


「ほんと?やったぁ!レイも私の仲間だぁ!」


その言葉を聞くなり満月はぴょんぴょんと飛び跳ねながら満面の笑みを浮かべる。私の仲間、ということは満月も能力者の1人なのだろうか。


「私もね、能力使えるんだよ!」


「へぇ、どんな能力なんだ?」


「満月の能力は危険やで」


声のする方を振り向く。そこにはいつの間にかお盆に昼食を乗せた大月がいた。


「何が危険なんだ?・・・って昼食作るの早くないか?」


「満月がほとんど作っとったからな。ウチはスープの味直しただけや」


テーブルに料理を並べながら大月が言う。よく炊けた白米に色鮮やかな野菜スープ。ミートボールに、主菜はサラダである。よく見ると、しっかり四人分ある。


「なあ、普段から多めに作ってるのか?」


「ん?ああ、3食全部作るのも大変やから、毎日朝多めに作って夜まで持たせとるんや。今朝は食材が足りんかったから、3食分は作れなかったけどな」


「ふーん、だから2食分で丁度四人前か」


「せや。いきなり客が押しかけてきても安心やで」


「そんな事はどうでもいいから早く食べようぜ。私は腹が減った!」


「はいはい。ほら満月、並べるの手伝ってや」


「は~い」


料理は、際立って出来がいい訳ではないが美味しかった。ただ、魔理沙は何やら複雑な表情をしている。どうやら野菜スープの味が気になったのは、レイだけではなかったようだ。


静かな食事の中、魔理沙が口を開いた。


「なあ、2人の能力って、何なんだ?」


「ん?ああ、能力?ウチの能力は、そうやな・・・『光を操る程度の能力』とでも言っておこうか」


「光を?」


「ああ。光だったら集めるも放つも何でもウチの自由や。結構便利やで」


「ふうん・・・で、満月は?どんな能力なんだ?」


「私はね、えーと、アレだよアレ。何だっけ・・・」


満月は何やら1人で考え込んでしまった。まさかとは思うが自分の能力もわからないのか?とレイが思っていると、大月が代わりに言った。


「・・・『核分裂を起こす程度の能力』、や」


「え?」


「核分裂。凄まじい量の熱と、放射線を出すアレや」


「そうそう、それだよ~やっと思い出した」


満月は何やら楽しそうに会話をしているが、レイはその大月の言葉に唖然としていた。


核分裂?核分裂っていったら鉄をも昇華させる程の量の熱を放つアレか?だけじゃなく発生する放射線を浴びれば遺伝子が破壊されて体に様々な異常を来すと聞いたことがある。そんなものを満月は自由自在に起こすことができる・・・


改めて想像して思わず身震いをした。と同時に、目の前の華奢な少女がそんなとんでもない人物であることが信じられなかった。


「ねぇ、レイどうしたの?」


声をかけられ我に返る。目の前には覗き込むようにこちらを見る満月の蒼く澄んだ瞳があった。思わずどきりとしてしまう。


「いや、ちょっと考え事を、な」


「ふぅん・・・あ、ねえ、レイの能力ってなんなの?」


「お、それは私も気になるぜ」


「ウチもや。どんな能力なん?」


「俺の、能力ね・・・」


正直に言うと、自分でもよくわからない。ただ修業中にさとりにそう言われただけで、自分としてはなんとなく使っているだけだ。


ただ、強いて言うなら・・・


「『波を操る程度の能力』かな」


「波?あの水がガーーッて来るやつ?」


「ああ。ただ、それだけじゃないんだ」


「ん~?・・・あ、なるほどな。ウチはなんとなく分かったで」


「私もだぜ」


「ええ~?分かんないの私だけ?ねえお姉ちゃん教えて~」


「レイはな、波と名前に付くもの全てを操れるんや。水の波はもちろん、音波、衝撃波、電波・・・他にもいろいろな」


「まあ、概ね正解だな」


「へぇ~、凄いじゃんレイ」


「まあ、それ程でもないさ」


レイはしきりに鼻をこすりながら謙遜する。


レイの能力は、「波を操る程度の能力」。例えば里での戦闘では空気を振動させて、見えない「波」で相手を攻撃した。特に特徴的なのが、波が相手の体を伝わり内側から(・・・・)攻撃することが可能だという事である。そのため、レイの攻撃は相手の守りを容易に貫通することができる。しかも、波はレイの体から放射状に広がるため避けることも難しい。


だが、欠点もある。波は、1ヶ所でも何かにぶつかると、そこから歪みが生じ威力がガタ落ちになってしまう。ただ、その点は純粋に威力を底上げすることで克服できる。


「ねえ、ところでレイってどこに住んでるの?」


またしても満月の唐突すぎる質問により話題が変えられた。


「俺?そう言えばまだ住む家なんか持ってなかったな・・・」


「そうなの?じゃあ今まではどうしてたの?」


「今まではいろんな所で泊めてもらってたんだよ。地霊殿とか、人里とか、神社とかでな」


「へぇ~・・・。でもさ、自分の家は欲しくないの?やっぱりあったほうがいいよ」


「私もそう思うぜ。自分の帰る所ぐらい持っておいた方がいいぜ」


「何だったらウチが阿求はんに頼んで人里で生活させて貰ってもいいんやで?」


「う~ん・・・いや、いくらなんでも大月にそこまでさせるのは気が引けるし、自分で考えておくよ」


「そうか、まあ頑張れや。何なら今日はウチに泊まってってもええで?」


「本当か?ありがとな。じゃあお言葉に甘えさせてもらうぜ」


とりあえず今日の寝床は確保できて安心したレイであった。


◆◇◆◇◆◇


その後、魔理沙は自分の家に帰り、大月は留守番。レイと満月は昼に作った分を全て食べてしまったため夕飯の買い物をしに人里へ向かっていた。


里の復興は着々と進んでおり、中心部であるここは既に元の姿を殆ど取り戻している。そこはまるで何事もなかったかのように賑わい、多くの人々が行き交っている。それを見てレイは一先ず安心した。


それにしても何だか満月は妙に陽気である。これは後から聞いた話なのだが、満月は昔のある出来事が原因であまり人前には出させてもらえなかったらしい。何故かは分からなかったが、今はこうして里を一緒に歩けるので、それほど深刻ではないのだろうとレイは判断した。


一通り買い物を終え、家に戻ろうとしていた頃の事だった。レイは少し腹具合が気になり始め、時間を確認するとおおよそ未の三つ頃。丁度八つ時である。


「なあ、満月。ここらで何か食べていかないか?丁度3時半だし」


「そう言えばそうだね。何にしよっか?」


「ほら、あそこなんかいいんじゃないか?結構昔からやってるらしいし。里じゃ結構有名って聞いたことがあるぜ」


「じゃあそこにしよう!ほらほら、レイ早く~」


「わかったから服引っ張るのやめてくれ」


満月に引っ張られながらレイは『皐月屋』と書かれた看板を掲げた1件の甘味処へ足を踏み入れた。

質素な長椅子に色鮮やかな布を被せただけのものに腰掛けると、店の主人と思しき男性に注文をする。


「おっちゃん、御手洗団子1つね」


「私は大福をお願いしますー」


「はいよ、ちょっと待ってな!」


暫くすると、御手洗団子と大福をそれぞれ小皿に乗せて持ってきた。レイと満月はそれを受け取ると頂きますと静かに言って1口、それを頬張った。


団子にたっぷりとかけられたとろみのある砂糖醤油が口の中いっぱいに広がり、その甘くどこか塩っぱい味をレイの舌に存分に伝える。そのまま団子を咀嚼すると、今度は白玉の静かな甘さがタレの中を漂い、よりその甘塩っぱさを引き立てる。そのえも言われぬ美味しさに思わず笑みが溢れる。そのまま存分に甘味を堪能してから静かに飲み込むと2つ目をおもむろに口に運ぶ。


やはり老舗の銘菓、古くから多くの研究を重ねられてきただけはある。


横を見ると、満月もまたその大福を美味しそうに頬張っていた。その大きな大福は、まるで雪のように白い。色白な満月の肌と視界で重なって、目がチカチカしそうになったのでそのまま3つ目を口に運ぶ。


やはり美味い。こんなに美味しいものがこの世にあったとはと、妙な感慨に耽りながらおもむろに4つ目、最後の一つを口に運ぶ。


その時だった。


横合いから強烈な視線を感じた。そちらを振り向くと一足先に大福を食べ終わった満月がこちらを見ていた。いや、手に持った団子を見つめていた。その目からは、何やらもの欲しげを通り越して『欲しい』という意志が言葉より強く伝わって来る。試しに口元へ近づけてみるとあからさまに落ち込んだ素振りを見せる。態とらしい程だ。いや、むしろ態となのだろう。そうすればレイが最後の一つをくれるとでも思ったのだろうか。随分と単純なものだ。


勿論、断れる訳もなく仕方なく最後の一つを満月にくれてやるレイの姿がそこにあった。


それから、勘定を済ませて店を出ると、


「あれ、レイさんじゃないですか」


阿求がいた。レイを見るなり、何やら嬉しそうにしながら話しかけてくる。


「阿求じゃないか。どうしたんだ?こんな所で」


「いえ、エルがどうしても皐月屋の大福が食べたいって聞かなくて・・・」


それを聞いたレイは思わず笑ってしまった。


「あっははははは!いかにもエルミーらしいな。怪我してても相変わらずみたいで、心配して損したぜ」


「まあ、いつもの事ですから」


阿求も思わずと行った様子で笑い出す。折角だから少し話さないか?とレイが提案すると、阿求はちょっと待っていてくださいとだけ言い残し店の中に消えた。暫くすると、大福が入っているであろう小さな箱を持って店から出てきたので、そのまま三人で里を歩き始めた。


阿求は先程からなにか嬉しそうである。何かいい事でもあったのだろうか。むしろエルミーの話を聞いて落ち込んでいてもおかしくはないのに。と考えるレイの気持ちにはお構いなしに、阿求は次々とレイに話しかける。自分のこと、エルミーのこと、その他にも色々な事を一緒に話した。その間、満月は何やら恨めしそうな顔で阿求とレイを睨んでいた。


それから何分か経った頃、丁度阿求の話題が尽きたところでレイが、


「なあ阿求、エルミーの話はどうだった?」


と阿求に聞いた。大月の話を聞いた今、少々話題が重すぎるかもしれないが、レイはそのことが気になって仕方なかった。だから、あえて気楽に、陽気に聞いてみた。しかし、阿求の顔はその一言で見る見るうちに曇っていく。流石に今聴くのはまずかったか、と胸中で自分の浅慮を反省する。


だが、阿求の反応も当然だろう。どんな話なのかは知らないが大月があれほど言ったのだ。付き合いは浅いが、それだけでもただ事ではないとレイにも判断できた。


そんな中、阿求が表情は暗いまま静かに口を開く。


「ごめんなさい。その話はちょっと・・・」


「悪かった。聞かない方が良かった」


「本当に、ごめんなさい」


「いいよ。気にしてないから。いつか自分で確かめるから、さ」


「はい・・・」


阿求はますます落ち込んでしまった。半ば涙目で俯く阿求を見て、何より心が痛んだ。こんな少女を泣かせてしまい、何だか自分が悪人のように見えてくる。満月は空気を読んで口出しはしなかった。


ぽたり、と阿求の涙が一粒、地面に落ちた。それは小さなシミとなり地面に残るが、やがて乾燥して消えていく。何故だろうか。たったそれだけなのに胸が張り裂けそうな程に見ているのが辛くなる。レイの目にはそこで静かに泣く阿求が、いつも以上に小さく、そして哀れに映っていた。


「・・・ごめん、阿求」


ほとんど無意識に、その言葉が口をついた。阿久は少し嬉しそうな表情をしてこちらを振り向いた。それすらも、無理やり取り繕われた、なんとも悲痛な笑顔だった。


「いえ、大丈夫ですから。レイさんが私を心配して下さっているのはよく分かっています。だから、どうかお気になさらずに」


「けど、俺は阿求の気持ちに気づけなかった。相手の気持ちが分からなきゃ、どんなに心配しても守ってやれない」


「そんな事はありません。レイさんは立派に私のことを理解して下さっています」


「まだ会ったばかりなのに、そんなことが分かるのか?」


「はい。エルが動けない今、あなたが私を守ろうと頑張って下さっているのはよく分かっています」


「そうか・・・」


正直に言うと、そんな事は考えていなかった。ただ、怪我をして包帯だらけで横たわっていたエルミーと、エルミーの過去を知りそれに涙する阿求を見て我慢ができなかっただけだった。


けれど、あのような体験をした今、阿求は誰かに守ってもらいたい一心なのだろう。それは不安にもなりはする。何よりレイは、その姿にどこか見覚えが有ることに気付いていた。レイは阿求を、大切な人を失った自分自身の姿と重ねていたのだ。


今、やっと阿求の気持ちが、そして自分の気持ちを理解できた。


「ありがとう。阿求」


「?私は何もしていませんが・・・」


「言いたいから言うんだ。ありがとう、阿求。本当に・・・」


阿求の小さな瞳を見つめてレイは静かに言った。かすかな疑問を浮かべたその目はもう泣いてはいなかった。これからはエルミーの代わりに俺が阿求を守らなければいけないと、心に決めるレイであった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ