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東方零異変~Forgotten entity~  作者: ksr123
プロローグ 幻想入り
1/12

第一話 ~幻想の入口~

「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


 背中に走る激痛・・・いや、もう痛みも感じない。

一瞬だった。気づいた時にはもう、どうしようもなかった。

ふと手をやってみると、真っ赤な血がべっとりと手についていた。


「恵・・・里・・、逃げ・・・・ろ・・」


 精一杯声を振り絞っても、彼女・・・恵里にその声は届かなかった。

目の前には、返り血を浴びて真っ赤になった恵里と、同じく真っ赤になった見知らぬ男。

――――――その右手には、またしても真っ赤な牛刀。


ゆっくりと恵里に近づく。


「嫌・・・来ないで・・・」


半泣きで後ずさる恵里。もう見ていられない。早く死ねたらいいのに、体が動かない。

ゆっくりと、ゆっくりと右手に握られたそれが持ち上がっていく。


そして、そのまま――――――



◆◇◆◇◆◇



「!?」


勢い良く起き上がる。生きていたのか?と束の間思ったが、あの傷、あの状況でそれが現実的な疑問だとは思えなかった。

真っ暗な空間。所々に目の様な物が見える。


「こんにちは」


「!」


後ろを見る。

そこには、派手な服に派手な傘をさした真っ白な肌の女性がいた。


「あら、怖い目ね。折角貴方を助けてあげたのに。また殺してしまおうかしら?」


「あんた、誰だ?俺に何の用だ?ここは何処だ?」


「質問は一つずつにしてよ。私は八雲紫。その他はまだ言えないわ。」


「何故?」


「まだその時ではないの。いつか時が来れば、ね。」


「弄ばれるのは好きじゃないぜ」


「ところで、そういう貴方は誰なの?」


「俺か?俺は――――――」


 そこまで言って俺は絶句した。

――――――俺は、誰だ?


 初めまして!ksr123と申す者です!

今回が初投稿となりましたが、正直、ド素人でぶっつけ本番です。

色々とダメな部分とかありますが、自分なりに頑張っていきたいと思います!

東方零異変、今後もよろしくお願いいたしますッ!

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