自己紹介的な何か。
資格の勉強やら就職のことやらレポートやらで忙しかったですorzこれからは、2~3日一回は更新できるように頑張ります。
まぁ、完全に忘れてたし、知らない人から声をかけられるのは久しぶりだから思わず、びくん、と肩を震わせてしまった。
「あ、まさか、先程の戦いでどこか怪我をしてしまったのですか?」
とても、心配そうな感じで声をかけられた。もちろん、怪我なんてしてないので、僕は慌てて否定した。
「あ……その……突……然声……かけられ……たから……ビックリ……した……だけ」
「あぁ、よかった。怪我をしたわけではないのですね。」
うぅ、幼馴染み達以外で、まともに会話してくれて、心配してくれるような人なんて久しぶりだ。あれ、目から汗が……
「なぜ、涙目なのですか?やはりどこか怪我したのですか?」
「違……う。久し……ぶりに……まともに……僕を……相手し……てくれ……る人……ああった……から」
「まともに相手してくれる人が居なかったなんて一体……。」
ボソッと女の子が何かいってる気がするが聞こえない。僕が何をいったのか聞こうとしたそのときに
「そういえば、自己紹介をしていませんでした。私の名前は、リース=ミル。リースと呼んでください」
と、目の前の女の子、リースがいってきた。相手が自己紹介してきたから、僕もしないと。でも、どうしよう。苗字ってこの世界だと貴族しか使わなさそう……名前だけでいいか。
「僕は……渚。よろしくね……リー……ス」
名前をいったとたん抱きつかれた。訳がわからないよ。