目が、目がぁぁぁぁぁぁ
僕、天羽渚は学校でいじめられている。いじめられているといっても暴力や物をとられたりしてるわけじゃない。無視をされる正確に言うとなぜか話しかけると逃げられる。理由はわかっているんだけどね。
僕は基本無口で無表情さらに、前髪がながく目が隠れて見えずに不気味、まぁ、普通に考えたらそんなやつに話しかけられたら逃げるよね。うん。
まぁ、例外もいるんだけど……
「おーい、昼飯食わないのか?俺が食っちまうぞ?」
「駄目です!私が頑張って渚のために作ってきたのですから!」
「ずるいよ!抜け駆けはしないっていったじゃん!」
「君たち本人の前でそんな話してていいのかい?」
その例外とは、さっきから俺の前でしゃべっている僕の幼馴染みたちである。
飯を食っちまうぞ?とか言ってるやつが、中神一真。きれいな金髪の髪、透き通ったブルーの目をしている。慎重は180㎝位と高く、体の線は細いが頼りない感じじゃない。んななりだがハーフではなくクォーターというものである。隔離遺伝というやつで、お婆さんの特徴が強く出てるといっていた。
そして、何故かこんな俺なんかに弁当を作ってきてくれたのが伊里由美華。腰の中頃まで届きそうな長く黒い艶のある髪、おっとりとした印象をさせる垂れ目。身長は160㎝位、胸はCでには見えない。
抜け駆けが~とか訳のわからないことを言ってるのは、阿知賀美紅。茶色の髪を肩位に切り揃え、目は大きくぱちりとしている。身長は140㎝くらい身長や言動が子供っぽくよく、中学生に間違
そして、最後に本人の前でとかこれまた意味のわからない発言をしてるのが仁桐彰。身長は170くらい、キリッとした凛々しい黒目にめがねをかけている。少し長めの髪は所々跳ねてしまっているのが特徴である。
これが俺に学校内で唯一話しかけてくれる幼馴染み達である。因みに4人とも違う特徴がありとてももてる。
「前で……騒がれる……と……お昼ご飯が……不味くなる」
僕がそう言うと驚いたように4人が一斉に振り向いてきた。何でそんなに驚いてる。意味がわからない。
「今、渚がしゃべりました?」
「あぁ、多分」
「私にも聞こえたよ!」
「やっぱり、喋ったのか。気のせいかと思ってしまったよ」
なぜか僕が喋っただけで皆驚いている。全くもって意味がわからない。
「そんな……に……僕が話すの……が……不思議なの……?」
「当たり前だろ!お前俺らの前で何ヵ月振りに話したと思ってるんだ!?」
少し考える…………確か最後に話したのは4月のクラス発表の時だと思う。そして、、今は7月つまり……
「えっと……3ヵ月……振り…?」
「そうだよ!3ヵ月も話してなかったんだよ!しかも、3ヵ月振りに話したと思ったらうるさいって……」
何故か美紅が凹んでる何があったろだろうか?
「何故美紅が凹んでる全く分かってないようだね。全く君は相変わらずだね」
なぜ考えてることがわかるのか。読心術でも会得しているのか?
「何故考えてることが分かるのかって思ってるね?それは……
彰が話してる途中に急に床が光だし、文字のようなものが浮かんできた。これはまるで魔法陣だなぁとか思ってたら一層まぶしくは輝いてぼくの、視界を真っ白に染めた。僕はたまらずに目を閉じていた