キャラクター紹介(5)
第3章【キャラクター紹介】41〜70話
──主要人物──
◯シャルラハート -7歳
愛称:〈シャル〉
地球からの転生者。
見た目は完全無欠の美幼女。容姿は本人が思っているよりも大分整っている(女の子的に)。
幼子の現在にして老若男女を惑わしている所から、そのレベルは推して知るべし。
感情に対して表情の変化が薄いが、意識せずに現れる笑顔が殺人的に可愛いと評判。
師のユミルネによって幻魔という種だと知る。
ハクアによる悪魔の所業以降、自分自身の性別を疑い始めている。これも種族特性?
意識的に感情や心の揺らぎを固定するという規格外な化け物スキル持ち。
極度の家族主義者で、敵に冷酷無比で他人に無関心、友人には淡白。そして身内に甘く家族を溺愛する。過去に色々あったらしく人の悪意に敏感。
[容姿]黒髪のミディアムヘア。深紅の瞳。非常に小柄。儚さ漂う華奢さ。漆黒の尻尾。やや尖った耳。左腕肘先から欠損(治療中)。
[種族]魔人族幻魔種(幻夢種)
[人柄]基本おおらかで礼儀正しい。恥ずかしがり屋。好奇心旺盛。
[好き]ファンタジー。家族。自然風景。お風呂。
[嫌い]家族を傷付ける者。利己的な権力者。人混みと注目。他人に肌を晒す物事全般。自分。
[特技]甘やかすこと。家事全般。精神制御。演技。薬草探し。その他(昔に覚えた似非技能)。
[趣味]ファンタジー探求。勉強。読書。魔術研究。
[武器]アラギ剣。短剣×1
◯アルリエル -たぶん7歳(生誕は不明)
愛称:〈アルル〉
アスラディア孤児院で育てられた天才児。
生まれつき闘力を無尽蔵に持つ体質で、剣を用いた接近戦等が得意。戦うことが好きなバーサーカー。
候都騒乱を経てファナールの英雄にされてしまう。
冒険者ランクは『Cランク』と異例の昇級。
完全記憶能力を持っており、生まれてから今までの映像記憶を全て覚えている。
基本的に無邪気な振る舞いが多いが、その実しっかり者で、計算高い一面も併せ持つ。
実は『御使い』と呼ばれる存在らしく、現在シャルとの間に不思議な繋がりができている様子。
シャルの事ならなんでもお見通し。特殊な感性をしており、自分が好きなった者がシャルに好意を向ける事を自分のことのように喜ぶ。
[容姿]蒼い輝きを放つ白銀の髪。膝裏まで伸びる超ロングヘア。紅緋色の瞳。綺麗系の顔立ち。シャルに次いで小柄。胸は将来に期待。
[種族]人族?
[人柄]優しく純粋無垢。天真爛漫で好奇心旺盛。甘えん坊 (シャルのみ)。
[好き]シャル。仲間と家族。冒険と探求。戦闘(競い合い)。シャルとお散歩。シャルとお料理。シャルとお喋り。シャルとお昼寝。シャルと混浴……etc.
[嫌い]家族を傷付けるもの。乗り物。
[特技]剣術。瞬間記憶。家事全般。
[趣味]シャルに甘える。シャルの観察日記。シャルに夜這い(軽いキスのみ)。特訓。
[武器]壊れたアラギ剣(使用不可)、予備の短剣×2
◯ニーナ -最低14歳(本人も不明)
愛称:〈ニーナ〉
ファナールで出会ったロリエルフの冒険者。
クールでツンツンして見えるが、単に人見知りで重度の話し下手なだけである。反応がいいのでシャルに弄られることが多い。
候都での騒乱以降、契約精霊に異常が度々おこり内心恐々としている。薄々その原因は察している模様。
最近は成長著しく、精霊使いとしてのレベルもグングン上がってきている。出会ったばかりの頃とは別人と言える強さとはシャルの言い。
シャルに対する感情が理解できずにやや戸惑っている。過去の記憶を喪失している。
[容姿]偽装時は亜麻色の髪に深緑の瞳。エルフ時は緑金ショートヘアに蒼翠の瞳。かなり華奢で小柄。胸は言わずもがな。耳が鋭く尖っている。
[種族]亜人族森賢種 (エルフ)
[人柄]慈悲深く常識的で真面目。ただし極度の人見知り。内心は繊細。寂しがり屋。
[好き]仲間と家族。静かな場所。果物。
[嫌い」騒音と人混み。過度な争い。お肉。
[特技]精霊行使。森林での活動術。風読み。
[趣味]お散歩。読書。山菜や薬草集め。
[武器]装飾木杖。短剣×1
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◯ハクア -?歳(シャルたちと大体同じくらい?)
愛称:〈ハクア〉
シャルたちを襲った暗殺者の獣人幼女。
奴隷として強制使役されているところを保護されて、現在はシャルたちと行動を共にしている。
基本的に無口だが感情表現は豊か。共用語の習熟が不足しているのでやや舌ったらず。
強制的な暗殺によるストレスと、薬物の影響から精神的に不安定。保護前は酷い悪夢にうなされることが常だったが、シャルによる謎のセラピー効果で不安定さは大分解消されている。
単独で暗殺を任されていたように戦闘力は非常に高い。身体能力と戦闘技術、魔法技術ともに一流。伸び代も十分な逸材であるが、本人は争いが嫌い。
生まれつき他人の感情に共感する異能をもっている。
[容姿]純白ロングのおさげ(二つ結び)。血色の瞳。真白な獣耳と四本の尻尾。背丈はニーナと大体同じ。やや年不相応な胸部装甲(将来性高)。
[種族]亜人族獣人種(狐人にも狼人にも見える)
[人柄]無口でマイペース。素直で純真な甘えん坊。ただし人見知りで警戒心が強い。
[好き]シャル、アルル、ニーナ。お風呂。ブラッシング。膝枕。かけっこ。
[嫌い」戦い。血。悪意。
[特技]感情を汲むこと。魔法。勉強。
[趣味]お散歩。お昼寝(シャル必須)。日向ぼっこ。
[武器]なし
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◯人の子ちゃん -?歳
愛称:〈精霊さん〉〈人の子ちゃん〉
ニーナと契約を結ぶ精霊の一体。
候都の一件を経て精霊の格が上がって人を模した姿となった。他の精霊と違って唯一言葉を発することが出来る。何の精霊かは現在不明だが、念力的なモノが扱えるのを確認している。
[容姿]人の形をした発光体。大きさは約20センチ。シルエット的に長髪っぽい。柔らかく甘い声音から判断するに女性型っぽい。
[種族]精霊(階位は不明)
[人柄]精霊とは思えない人間らしさ。好奇心旺盛で知識欲も高い。性格は若干黒髪のあの子と似ている。
◯ユミルネ・ヘーゲルフォイア -数百歳
愛称:〈師匠〉
候都ファナールに住んでいた天才魔術師にして、凡ゆる学問を趣味で修める大賢者。
プルトーネの双子の姉でもある。
個人で一国の王と同等とされる使徒さま。魔王と呼ばれているが本人は否定している。
シャルを気に入り弟子兼助手としている。各地には他の弟子や助手がいるようで、指導経験は意外にも豊富。気に入った子がいると存外入れ込むタイプ。
シャル帰郷後に黒狼たちから襲撃を受けたが、圧倒的な実力で叩き潰してみせた。
しかしながら、現在は行方知れず。
[容姿]色素の薄い金色の長髪と同色の金眼。髪が一房だけ桜色。頭部には捻れた豪奢な双角。体型はスリム。全身にエキセントリックな魔法印。変身(?)すると髪が蓮華色、瞳が緋色となる。角も鋭く伸びて赤黒くなる。
[種族]魔人族閻魔種
[人柄]気まぐれで好奇心旺盛で自由奔放で傲慢で嗜虐的で束縛的で狂気的で享楽的で偽悪的な常識人。
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◯ミゼリス -?歳
侯爵領首都ファナールの冒険者ギルド本部に勤める役員の女性。主に受付の担当をしている。
普段は真面目に適確に仕事をこなす出来る女だが、シャルと出会ってしまってからはポンコツ化。
今では禁断症状でシャルの幻覚を見てしまうほど重度のシャル信者。アルルとニーナを巻き込んでのコミュニティ創設を促し、その監査役を狙う。
シャルについては、頭の良さは理解しているものの本当の実力には気づいていない。
[容姿]若草色のショートカット。翠の瞳。
[種族]???
[人柄]基本的には真面目。プライベート時は好奇心に任せて自由気ままに行動する。欲望に忠実なタイプ。
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◯ラーフ -?歳
アスラディア孤児院の院長代理補佐。実質孤児院のナンバー2。
実は一章にて登場済みの女性。昔はアルルの闘力威圧にやられてマトモに向き合えなかったが、現在は和解済みでアルルとの関係も良好な様子。
ミーレスを訊ねた際にシャルのお茶目で籠絡されてしまった哀れな女性。
[容姿]赤茶のミディアム。髪を後ろで一つに束ねている。瞳は髪の色と同色。優しげな雰囲気。
[種族]???
[人柄]生真面目で責任感が強い。不意をつかれることに弱く、パニックになると訳のわからない行動をとったりもする。
──敵勢力──
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【黒狼】
白狐ことハクアに指示を出していた上司のような存在。普段から黒い全身ローブを纏っている。
表面上は冷たく無機質な雰囲気であるが、人の良さと仲間思いな所が隠しきれていない不器用な人物。所属している組織の詳細は不明であるが、立場は高いと予想される。
仲間を連れてユミルネの屋敷に特攻をかけ、ボロクソにやられた。
[容姿]全身ローブを纏っている。詳細は不明。
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【赤熊】
黒狼がユミルネの自宅に襲撃をかける際に同行した大柄の男。性格は豪快でムードメーカー的な役割を担っている様子。子供に手をかけるくらいなら死を選ぶと告げるくらいにはマトモな人物。
本人曰く、普段は『闘場』で活動しているらしい。同じくユミルネにボロクソにやられた。
[容姿]全身ローブを纏っている。詳細は不明。
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【アッカ・マナフィ】
ユミルネの屋敷に突然現れた幼い少女。
見た目と反する色気とゾッとする怪しさをもつ。
あのユミルネにも平気で突っかかり、ましてや喧嘩を売るとんでもなさ。
ユラユラとつかみどころのない性格をしている。
自称、泣く子もぶっ殺す大天才で、世界最強の美少女戦士らしい。
[容姿]鮮血を吸い上げたような赤い長髪のツインテール。艶やかな褐色肌。黒と白が基調の露出多めな軽装。小柄でぺったんな体型。
──その他──
【黒乃】
時々シャルが思い浮かべている存在。
過去に関わりがあった人物だと推測される。
服屋にてシャルがコルを内心罵っていた際、汚い言葉は控えないと怒られると冷静に自制していたことから、シャルにとって重要な位置にいると考えられる。詳細は不明。




