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13

 明くる日の朝。

 夜明けと共に起床した俺達は、仕込みの最中だった店長に軽く挨拶し、支払いを済ませ宿を出た。

 ふと、何とは無しに夕べのことを思い出した。今頃、昨夜姉さんと飲み比べをした男達は、半死半生の体でベッドに沈んでいることだろう。特に最後に相手をしたヘイムダルという男。今日一日まともに起き上がることも出来ないんじゃないかな。

 少し前を歩いている当の姉さんはというと、昨日の宣言どおり二日酔いの素振りなど微塵も感じさせず、普段とまったく変わっていない。

 この国の地理的な特徴なのか、朝夕はやたらとガスが出る。まるで煙のように、朝靄が風にたなびいてすこぶる視界が悪い。

 そのせいで、物陰から飛び出してきた人影に気付くのが遅れてしまった。あっと思う間もなく、ぬっと伸びたそいつの腕が俺の首に回され、背後から羽交い絞めにされてしまった。


「動くなよぉ、歩き巫女ぉ!」


 頭上からそんな耳障りな濁声が降っていた。反射的に振り解こうともがく俺の鼻先に、大振りなナイフが押し付けられた。思わずひっと息を呑む。

 手入れがされていないのか、あちこちに錆が浮いていて、切れ味は悪そうだ。こんなもので怪我をさせられたら、破傷風になりかねない。

 男は神経質な笑い声を上げながら、俺にナイフを突きつけたまま、姉さんから距離を取るようにじりじりと後ずさった。


「昨日は世話になったなぁ、阿婆擦れ!」

「あぐっ……!」


 男はナイフを持っていないほうの腕で俺の首を締め上げ、振り返った姉さんに見せ付けるように、刃の平の部分で俺の頬をぺしぺしと叩いた。

 姉さんの背後の裏路地や物陰から、小汚い格好の男女がぞろぞろと姿を見せた。どいつもこいつも粘着質の厭らしい笑みを浮かべている。

 その中にいる一人の人物に、俺は声を上げそうになった。昨日、俺に食い物を寄こせだ金を寄こせだ言い掛かりをつけてきた、あの女の子の姿があったからだ。

 周囲の大人に負けず劣らずの、嗜虐的な下卑た笑いを幼い顔に貼り付けていた。不思議と良く似合っていた。


「手前のお陰で、同胞が殆ど捕まっちまった。礼はきっちりさせてもらうぜ」


 俺を羽交い絞めにしている男がねちっこい口調で言った。

 その言葉で、こいつらが昨日姉さんが話してくれた移民連中だということが分った。

 姉さんに悪し様に罵られたその意趣返しというつもりなんだろうか。

 どうでも良いけど、耳元やうなじの辺りに息が掛かって気色悪い。それに加えて、めちゃくちゃ息が臭い。


「はて? どこかでお会いしましたでしょうか……?」


 本気で困惑しているような表情で、姉さんは不思議そうに小首を傾げて見せた。

 見ようによっては、挑発しているように見えなくも無い。


「ふざけてんのか、てめえ!」


 俺を人質に取っている男はそう感じたらしく、激高したように叫んだ。耳元で大声を出さないで欲しい。ロゥイは人間よりも聴覚が鋭敏なんだ。鼓膜が破れるかと思った。


「ええと……ああ!」


 顎に人差し指を当てて、しばし考え込むような仕草を見せていた姉さんは、今始めて気付いたとばかりに、ぽんと手を打った。


「ああ、昨日の移民の方々でしたか」

「白々しいんだよ!」


 ようやく得心が行ったとばかりの笑みを浮かべて頷いて見せる姉さんに、俺を羽交い絞めにしている男は、吠えるように怒鳴った。そろそろ大声を出すのに疲れてきたのか、声が掠れがちになってきている。


「申し訳ありまません。本当に、記憶の片隅にもございませんでした。あなた方のような有象無象の顔など、いちいち覚えていられる程、記憶力は良くありませんもので……」


 口調と表情は心の底から詫びるようではあるけれど、桜色の唇から紡ぎ出されたのは、更に相手を逆上させる言葉だった。


「それにしても、私のような女一人を相手取るのに弟を人質に取るとは、つくづく情けない方々でございますね」


 慇懃無礼の見本のような姉さんの舌鋒は止まらない。


「本来であれば、長期間に渡ってあなた方を騙し続けていたマルコフさんにこそ、お礼参りをするべきなのでは? ああ、ああ、なるほどなるほど。マルコフさんは政府の要人。襲撃するにしてもガードが固い。片や私は無力な女。しかも、余所者なので、姿を消しても誰も怪しまない。大人数で襲えば、どうにか出来ると無い知恵を絞って精一杯愚考したというわけですね」

「ど、ど、ど、何処までも舐め腐りやがって! 犬女が……!」


 ぎりぎりとヤスリを擦り合わせるような不快な音が頭上から聞こえた。歯軋りでもしているんだろう。顔も真っ赤にしているに違いない。

 それにしても、犬女だなんて随分な差別発言じゃないのか。

 ロゥイの女性だけでなく、犬や狼の耳を持つ獣人の女性全部に対する差別だぞ。

自分達が差別されてるとがなり立てているわりに、自分達のやってる差別には気付かないのか。


「糞が。まあいい。おい!」


 男が指示を出すと、姉さんの背後に男達が近づいていった。どいつもこいつも嫌らしい笑みを浮かべ、舌なめずりをしている奴や、ベルトのバックルを外そうとしている奴までいた。


「弟の見ている前で嬲りものにしてやる。おっと動くなよ? 動いたら可愛い弟の犬耳を削ぎ落としてやるからな!」

「むむ……それは非常に困ります」


 姉さんは僅かに眉根を寄せた。少しばかり演技くさい。台詞もどことなく棒読み気味だ。どうにでも出来るという自信の表れだ。

 だからだろう、刃物を突きつけられているにもかかわらず、俺にはあまり危機感が無かった。


「けっ! 今頃後悔しても遅えんだよ! 薄汚い差別主義者の淫売が! どうせ、今までも散々カラダ売って稼いで来たんだろうが! 手前みてえな商売女は……」

太刀風タチカゼ


 男の耳障りな口舌を遮るように、姉さんの声が響いた。


 瞬間、一陣の風が吹きぬける。男はひっと身体を竦めるが、それ以上は何も起こらない。


「な、何だ。もしかして、今のそよ風が方術だっていうのか? くだらねえ! 所詮は……」


 こけおどしだ、とでも続けようとしたのかどうかは分らないが、男は最後まで台詞を言い終えることが出来なかった。

 男が俺に押し付けていた錆びたナイフの刃が、根元から綺麗に切断されたからだ。切断された刃の部分は、乾いた音を立てて煉瓦造りの路面の上に転がった。

 姉さんの応用式アプリケーション、真空の刃、いわゆる鎌鼬かまいたちで対象物を切断する『太刀風』だ。


「な――!」


 男が驚愕した拍子に、俺への拘束が弱まった。チャンスだ。

 俺はめい一杯手を伸ばし、男の下顎に手の平を押し当てた。意図しての事では無いが、掌底で男の顎を真下から突き上げるような体勢になっていた。


速日ハヤヒ!」


 起動したのは、昨日ザイツのおっさん達酔っ払い相手に使った風を起こす公式フォーミュラだ。

 酒場で暴れたときは、単なる脅しだったので、見た目重視で威力は極力抑えていたけど、今回は手加減している余裕は無かった。

 そもそも、俺を人質にとって姉さんを集団で暴行しようとした連中だ。手心を加えてやる理由も無い。

 手の平越しに何かがひしゃげて砕けるような感触があり、若干怯んだけど気にしてはいられなかった。

 暫く固形物を噛むことができないかもしれないけど、自業自得だ。


「げぺっ!」


 俺の方術を零距離でまともに受けた男は、プロボクサーにアッパーカットを食らったかのように宙を舞い、背中から地面に落下した。

 『速日』は風を起こす方術だが、厳密に言うと、ある一定の方向に向けて空気の塊を撃ち出す方術だ。そのため、近距離で人間相手に使うと、こういう芸当が出来たりする。

 自由になった俺は、男を一顧だにせず、姉さんの所まで走った。


「姉さん!」

「怪我は無い? シンタロー」

「大丈夫」


 息せき切って答えると、姉さんは心底安堵したように、柔らかに微笑んで見せた。


「さて」


 姉さんは俺に背を向け、手篭めにしようと姉さんに近づいていた、移民の男達を見渡した。

 その笑顔に気圧されるように、男達はたじろいだように数歩後ずさった。


「道を開けていただけませんでしょうか? 少し急ぐものでして」


 幼い子供に言い聞かせるような優しげな口調で、姉さんは「お願い」をした。

 移民達は否と応とも答えず、戸惑い気味に互いに顔を見合わせている。


「お、おい! 怯むな!!」


 やがて男の一人が、鼓舞するように声を張り上げた。


「相手は一人だ! 皆で一斉に掛かるんだ!」


 その言葉に、及び腰だった他の連中も思い直したように、こちらを睨み付けてきた。

 10数人程度の男達が、手に持った刃物や鈍器なんかを振りかざし、一斉に走りこんで来る。

 規模は小さいが、ヤクザ映画の抗争シーンみたいだった。


「土人共が……下手に出ていれば付け上がりおって」


 俺にしか聞こえないような小声で、姉さんは舌打ち交じりに呟いた。

 下手に出ていたかどうかはともかく、土人というところには同意できる。理屈が通用しない野蛮人であることには間違いない。

 ざわりとあたりの空気が震え、姉さんを中心に周囲の空気が渦を巻き始める。姉さんが、別の応用式の展開を始めたのだ。


「シンタロー。私の傍を離れるなよ」

「うん」


 巻き込まれては敵わないので、姉さんの背中に張り付くように密着する。

 それを確認した姉さんは、蝿でも払うように利き腕を軽く横に払い、起動文コマンドワードを呟いた。


舞風マイカゼ


 局所的に巻き起こった旋風つむじかぜが、姉さんを中心に移民達のほうへ押し寄せていった。

 さっきの太刀風が1個の目標に対する方術だとすれば、この舞風は複数の目標に対する方術だ。


「うおっ!」

「ひいいっ!」

「な、なんだ、こりゃあああっ!」


 風が通り過ぎた後は、阿鼻叫喚の地獄絵図だった。

 移民の身に付けていた衣服は、ことごとく切り刻まれ、殆どその機能を失っていた。それだけでなく、眉毛が落ちていたり、モヒカンやオニゾリ、果ては河童のように頭頂部だけ綺麗に禿げ上がっていたりと素敵な髪型になっていたからだ。

 もちろん、老若男女平等にわけ隔てなく平等にだ。差別は良くない。

 だけど、そのお陰で俺は、笑いを堪えるのに必死だった。


「道を開けてください。次は切断します」


 連中の騒ぎが収まりかけた時を見計らい、姉さんは笑顔で物騒なことをのたまった。


「ひいい!」

「ば、化け物だ……!」


 遅まきながら、自分達が何を相手にしているのかを理解した移民達は、雪崩を打つようにして逃げ出した。

 姉さんを化け物呼ばわりするのは気に入らないけど、気持ちはとても良く分る。

 虫も殺しませんって綺麗な顔した美人に「切断します」なんて澄ました顔で言われたら、間違いなく泣く。

 恐れをなして逃げ出した移民達だったけど、彼らの不幸はまだ終わりじゃなかった。

 連中の逃げた先から、突然、軍服のような紺色の制服姿の一団が姿を現し、手にした警棒のようなもので、移民達を殴りつけ始めたのだ。

 殆ど一方的とも呼べる暴行の末に、移民達は全員が地面に叩き伏せられていた。

 状況が分らず、姉さんと顔を見合わせていると、制服の男達の合間から、見知った人物が姿を現した。


「やあ、偶然ですな。ヒムカ殿」


 紳士然とした顎鬚のその男は、一昨日姉さんに仕事の依頼に現れたマルコフだった。


「マルコフさん……」


 姉さんは声色に警戒を滲ませながら、何故かマルコフの視線から俺を隠すように、前に立ちはだかった。


「逃がした移民共を捜索していたのですが、まさか、民間人にまで暴行を加えようとしていたとは……」


 マルコフは鼻を鳴らし、地面にうつ伏せに押さえつけられている移民達を、ゴミを見るような目で見下ろした。


「出来れば、もっと早く来ていただきたかったのですが。ずいぶんとごゆっくりでございましたね」


 姉さんの言葉は、暗に、どうせ近くで監視でもしていたのだろうという含みを持たせているような、棘が含まれているように聞こえた。


「いやいや、これでも全力で駆けつけたのですよ」


 対するマルコフには、全く悪びれた様子は無く、姉さんの嫌味をさらりと躱した。

 この人がこの国の政府の人間で、凄腕の方士だということは、昨日のうちに姉さんから聞いている。

 それも、姉さんの張った人払いの結界にやすやすと入り込んでくるというのだから、相当なんだろう。

 そして、敵ではないが油断のならない相手だということも。

 なぜか、しきりに変態だとも言っていた。理由を聞いても教えてもらえなかったが。


「何にせよ、昨日取り逃がした移民共は全て捕獲できました。ご協力に感謝いたします」

「別に、私達は何も。自分の身を護っただけですわ」


 そう言って姉さんは、俺の腕を引いた。つられて俺も歩き出す。


「駅馬車の発射時刻に遅れてしまいますので、これでおいとま致します」

「左様ですか。道中お気をつけて」


 軽く帽子を上げるマルコフの横を俺達は通り過ぎた。姉さんが、なぜか微妙に立ち位置をずらして、常に俺をマルコフから隠そうとしているのが不思議だった。




 駅馬車の乗り場には、早朝にもかかわらず、御者や乗客、更には護衛の傭兵など、多くの人々でごった返していた。

 俺達の乗る馬車は、当然貸切のものではなく、乗合馬車だ。盗賊の襲撃を警戒するため、数台の馬車でまとまって行動するのが基本だが、今回はそれに加えて、たまたま同じ方向に向かう隊商も一緒になり、10台を超える大所帯となっている。


「おお、あんたらもここから馬車に乗るのか」


 陽気なその声の方向に顔を向けると、そこに居たのは、昨日最後に姉さんと飲み比べの勝負をしたヘイムダルという箒頭をした冒険者風の男だった。背中に自分の背丈ほどもある長剣を背負っているが、それが得物なのだろう。

 明るい口調とは裏腹に顔色は悪く、昨日の酒がかなり残っているように見えた。


「あなたは確か、ヘイムダルさん……でしたか」

「お! 名前を覚えていてくれてたのか、巫女さん。嬉しいねえ」


 姉さんに名前を覚えてもらっていたのがよほど嬉しかったのか、ヘイムダルは子供のように破顔した。


「よければ、そっちの名前も教えてくれんか。隣のボウズも」


 姉さんは頷き、俺と二人ぶんの自己紹介をした。


「ヒムカ・ハヅネって、ロゥイの歩き巫女の……?」

「私をご存知なのですか」


 若干、警戒を滲ませるように姉さんは言った。

 方士としてはそれなりに名が知れている姉さんだが、絶滅寸前の希少種のロゥイであることを知る人は少ない。

 そもそも、一般の人はロゥイという種族自体知らず、狼の獣人と一緒くたに考えているのが殆どだ。

 マルコフは知っていたようだが、あの人は政治家だし、それなりの学もあるだろうから不思議じゃない。


「ああ、そんな警戒しないでくれ。俺は親父が神職だった関係で、神社組合の仕事を請けることが多かったんだ。そこで、えらく別嬪のロゥイの巫女がいるって噂を聞いていたんだよ」

「なるほど。そうでしたか」


 別嬪と呼ばれて多少気を良くしたのか、姉さんの声からは若干警戒の色が薄れていた。


「実物を前にして、幻滅していなければ良いのですが」

「とんでもねえ。噂以上の美人でびっくりしたぜ。まあ……」


 そこで、ヘイムダルは、口の端を吊り上げて、人の悪い笑みを浮かべた。


「酒匂みたいな女だったってのは、確かに予想外だったけどな」

「……まあ、お恥ずかしい」


 姉さんは目を逸らし、少し頬を赤くした。そういう演技なんだけど、ヘイムダルには恥らう乙女みたいに見えているのだろう。


「まあ、何にせよ、だ。俺が護衛に着くんだから、大船に乗ったつもりで居てくれていい」


 男らしい台詞と共に、厚い胸板をドンと叩いてみせた。そこまでは頼もしい限りだったのだが。


「うぶっ……わ、悪い」


 突然額に脂汗を滲ませると、口許を押さえ、脱兎のごとく道の端に走り去っていった。

 やっぱり、二日酔いが酷いらしい。こんなんで、本当に護衛なんて務まるんだろうか。

 若干の不安を感じつつも、俺達の乗り込んだ駅馬車の一団は、ほぼ時間通りにライミィを経った。


「やれやれ、大変な目に遭ったな」


 遠ざかるライミィの城壁を馬車の中から見やりつつ、姉さんは呟いた。

 俺としては、厄介ごとに巻き込まれたというのもそうだけど、せっかくの応用式の勉強が先延ばしになってしまったことが惜しかった。

 次に訪れる場所で、落ち着いて勉強できれば良いんだけど。

 早く強くなって、姉さんの足を引っ張らないようになりたい。そして何より、オリジナルの応用式を構築して、この心の奥底に秘めている中二病魂を早く解放したいのだ。


「シンタロー。怖い思いや嫌な思いをさせたな。済まなかった」

「姉さん……謝らないでよ」


 俺は姉さんを見上げ、ゆっくりと首を振った。

 これからも似たようなトラブルはあるだろうし、否応無しに巻き込まれることだってあるだろう。


「俺は、姉さんの望む優秀な男にならなきゃならないんだ。多少の騒動でビクビクなんてしてられないよ」


 いつまでも、何かあるたびに姉さんに護ってもらってばかりじゃ格好がつかない。

 自分の身を護れるように、ひいては姉さんを護れるくらいになれば良いだけの話なんだ。


「姉さんだって、そんな頼りない男は嫌だろう?」


 一瞬驚いた姉さんだったけど、すぐにいつもの笑みを浮かべ、俺の頭をくしゃくしゃと掻き回した。


「生意気を言うようになった」

「姉さんの弟だからね」


 俺達は顔を見合わせて笑いあう。

 そんな俺達を乗せ、馬車は次の目的地へと向かった。


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