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フォーリナー-α

なんでもある、か。

「君は本質的に死なない、君が死んだと思わない限り」

「どういうことだ?」

「君はいくらでも姿を変えられる、ケガをした姿にも、健康な姿にも。

君は本来損傷を受けない、液体の水がいくら傷つけられようと存在そのものは水であり続けるように、君はいくら損傷しようと君という存在であり続ける。

そして欠損すればそれを埋めるように変身する。

君は無限に分裂することすらできる」

「それは生き物と言えるのか?」

「君は今たしかに呼吸し、私の話を理解しようとしている。

それが生きていることの証左でなくてなにであろう」


「すまなかったな、我々の興味のために足止めさせてしまって」

「興味深いことを知れたお礼として、君の記憶を参照しながらこの星の位置を記した。

仕えることを祈る」

「神が祈っちゃおしまいよ」


ーーーーー


来たからには、帰らなければならない。

そして、その日は近いかもしれない。


「やっとナギサさんが目覚めましたよ」

「長いよー、あれから3日も経ってるんだよ」

「そんなに経ってたのか」

<それより、ナギサさんが起きる前に急に現れたこの筒はなんですか>

「家に帰るための道標だ。ついでで地図もあるらしい」

「何があったのさ」

*ユメじゃないユメをみた、そうでしょ*

「だいたいそのとおりだな」

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