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プロローグ
このシリーズは文字数が少ないのを少しづつ出すタイプの小説です。
初めての執筆策なので、所々至らぬ点はございますでしょうが、生暖かく見守ってくださると嬉しいです。
『運命』とはどういうものか、想像したことがあるだろうか?
奇跡的な出会いや、大きな事故。
2人の人間の人生という道筋が、重なり合う時。それが運命、俺はそう思っている。
そして、運命には3種類存在する。
前述した、奇跡的な出会いや、確率の低い何かを手に入れたりする『幸運』。
同じく前述の、大きな事故や肝心な所で失敗したりする『不運』。
そして、3つ目はその2つの運が同じ瞬間に巡り会う時。
この瞬間に名前はついていないが、俺はこの瞬間を、運命を言い換えた単語である『偶然』と呼んでいる。
俺が今日、遭遇した運命は、まさにそんな『偶然な運命』だったんだろう。