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ハインツ・ミュラー爆誕!!!!


ついにハインツ・ミュラーの人生が

はじまります!

応援よろしくお願いします!!

 

 ▽



 ーーーーーーーーーーー ハッッッッ!!!!!! 




  学校の大事な行事を目の前にして。

 人生初めての本格的な発熱だったが。


 ( あっつーーーぅ・・・。 )


 原因は、

 どうやら頭のなかに前世の過去の

 記憶をメモリとして、ダウンロードしてた

 からみたいだ・・・。


 完全に予想でしかないし、朧気ではあるが。

 頭のなかに響いた一言。



「そんじゃ、よろしくやりなさい!」



 いってらっしゃい。の意味だろう、

 別に姿の1つくらいみせてもいいはずだが。


 今年で8歳になる少年の俺は、

 「微妙にそれをやらないでいい」と..。

 

 軽く強がるかたちには、なったが。

 元カノやヴェスタの顔をみて、

 元気をもらうだなんて馬鹿げている話である。


 セレクション前日には、必ず応援に行くと。

 かるい挨拶をやりに、

  夢のなかで、出逢う約束をしているが。

 

  ( ライバルのやつらもこうしているんだよな。)


黙ったり、「ライバルのやつとかは()()()()()()()()()()()

 だったり...。

  ぎりぎりまで隠されていた存在なわけだが、

 悪気は無かったと思いたいーー。

 正直、母親がああいう人間じゃなかったら、

  絶対見過ごしていたと思うが…、


 眼福の塊である。結衣菜にまた出会いたいと思う

とはな・・・。


 むこうでは、体調が悪いときに面倒をみてもらう日もあったし、

 今は偽物ではあるが、また生意気な口調から

 背中を叩いて貰えただけ。

 ポジティブに考えなければならない...。


 体温計の数値は40度。

 記憶上の数値でしかないが、

 今は肉体も肉体で、この熱さしてるし。

 物事をポジティブに生きて行こうと思うべきかーー…?


  (にしても、、どんな家に転生したんだろうな…?)

 

  今俺が寝ている寝室のベッドがホテル用ので

 かなりでかい。

  意外と整理されていると感じる。

 この記憶でもちゃんとは思い出せないが、


 しっかりとお金持ちの家庭に行けているのではな

いかと感じる...。


 (なんとなく、周りみて思い出していかなきゃな...。)


 情報をキャッチしていかなければ

 記憶は蘇らないのだろうが...。

 それでも、理想の家庭に生まれたと思える。


 ( ヴェスタに感謝しないとなーー...。)


  部屋は完全な真っ暗な状況...。

間違いなく睡眠の質のことを考えての工夫だろう。


 下に降りるか...。

 隣のベッドテーブルのうえに置かれたランプに光を灯し。

すぐ近くにある。壁際のスイッチを入れて部屋全体を明るくする。


 ピカッ......‼︎


 身体がきついなぁ……。。。



 結構な水でも飲んでいたのだろう...。

 寝ていたベッドの汗の量が…。

 本当に布団を被りながらエッチでも

 してたのかというくらい...、

 大量の汗が染み込んでいる……‼︎




 (とりあえず、連日連夜。死にかけだった状態

 だったのは思いだせる...。)

  脅威の回復力は、能力や記憶の移植での知恵熱

 だっけか....。


  

 壁の下には、水とリ○ッシュが1つ。

 バスタオルと、水桶に着替えが1セット...。

 


 着替えようか迷ったが...、

 それでも。身体の体力は底をついているに近い。

 結局、そのまま巨大なベッドに身を預け…。



       △


  数時間後......。



 ( くっそーぉーー!!! )


  身体が思うように動かなかったが、

   大会まで、あと何日だ・・・?

  学校では、各クラスがカウントダウンをしているような期日になっていたはず…。


  (身体はもう起こせるなーー…‼︎)


  頭上に濡れたタオルがあることから、

 結局。家族の力を借りたのだろう...。

 身体はダルいが、もう階段を降りても問題ないはずだ....。

 服を脱いで…。

 ベッドや布団の上にリ◯ッシュを撒き散らし、

 使ったバスタオルで、荷物を巻いて持って部屋を出る・・・。



(やはり...、あったか・・・‼︎ )

 


 【 トゥーマス・ミュラー】


 ずっと1つのクラブで活躍し続け、何度も

 チームに優勝をもたらしてきた"バ○エルンの選手...。"

  派手なテクニックこそないが...、

 圧倒的な勝負強さが光る。No.1の選手で、

 常に味方と敵を意識しながら連携をとる動きは、 俺に数多くのものを与えてくれた...。


 なんなら、名前のモチーフにまでさせて

 くれた人物だ…‼︎


 ドアをあけたら張られてある

 予感はしたが...。


 ( 結構、挨拶とか情熱を今でも貰ってる

 なんてな・・・。)


 足元に転がってる1号球同様...、

 今はあまりにも必要ないだろう。


 いちべつだけして、階段を降りる・・・。






 ( あ〜畜生...。大会は6日後だよな…。)


  タイムリミットがきてしまえば、

 毎年恒例の"校外対抗球技大会,,という重要な

 サッカーの大会が待っているのを思い出す。


 やっぱり景観が大事なんだろう...。



 「 あ〜、さっきはありがとう...。」



 先程のタオルの件と朝食の礼を先に伝える。


 「体調のほうは、だいじょうぶ...??」


 すこし、口調がキツいが。物分かりのいい人だし

 そのまま座席へと直行する...。


 レッドフレームの眼鏡がよく似合う

 なかなかに美人の母親はアンネ・ミュラーだ。


 3つ下に妹まで居るが、ヴェスタが用意したん

 だろう。

 作りおきのご飯を貰い、それを片付ける...。


 目の前のパソコンには、母親のプログラマーとしての仕事が残っているが...。


 ( 懐かしいな…。)


 過去には、自分の将来を意識したことも

ある職業だが、

もう自分には"ハインツ・ミュラー"としての

新たな人生が始まっている...。


 「どう...?」


 座席に戻ろうとする母親に美味しいと感謝を

したあと......。


 改めて、体調のダルさやキツさを語る...。

 

 「うん、でも急にこんな熱だして。

 結構心配しているからね…?」


 本当に頑張って身体を成長させ続けてこなかったら絶対に危なかっただろう…‼︎

 なんせ、40度付近が3日間...。今日でようやく

4日目なのである、無理もない...。

 

身長は145センチまで既にあるが、

 学年は小学3年生に対しての仕打ちである...。

 スパルタ過ぎて死ぬわ!と言いたいし


 母親の心配はわりと当たり前の話である...‼︎


 ( 身長が低くて、もっと身体に熱が籠るなら本当

に死んでいただろうな....。)



       ◇



パクっ……。


(美味しい…。)



 海鮮丼が1つとブロッコリーが入った皿を

食い尽くし、

 プロテインを少し、口にする...。

 

 ( あんまり、一緒に飲みたくないんだけどな...。)


 薬を一飲みし…、......!!

 清楚な感じで白い肌とエルフのように綺麗な瞳が

 武器の母親に背をむけてーー...。


 ふたたび...、自室に引き篭もる・・・。


 (目標はリーダーとして、必ずピッチに戻ることだ...!)

 


 学年NO.1プレイヤーとして、、


 クラスを引っ張る存在の俺がなるべく早く

体調を治して...。戦術の確認もする必要が絶対

 にでてくるだろう...‼︎


 

 ( かならず、明日には治してやるからな…!!)



      □

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