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4年生VS5年生 2

たまには別視点もいれます。そのほうが物語は面白くなるはずなので!!



1200ポイント到達しました!ありがたいです!


ゆっくりじっくり楽しんでください


――――――――――――


くそっ、、、やっぱり悔しいなと思う。。



今日の彼のプレイはたぶん昨日やおとといと同じクオリティなんだと思う。


ただ、今日の彼がどうしてこんなに輝いてみえるのかといわれたら、昨日までのチームの質が両者共にあがったこともそうだが、やはりあの2人の存在が大きいのだろう。



連携の質も上手くいったときの彼の表情も他の人とはちがう。ミスをしたときに笑顔でいられるところとかも。



サシャくんとの間ではときおり、こういった綺麗な連携や本当の笑顔もみせるが、この2人はそれをはるかに超えているのがわかる。


彼はもう私のもとには帰ってこないだろう。いや、もともと私のもとにきていたとは言いがたいけど、クラブで毎日会えると思っていただけに残念で仕方ない。


前半はもうすぐ終わりそろそろ彼にはネタばらしをしなければ

いけない。


もちろん、このまま隠れて陰からそっと応援を続けるのもありだが、これからはなかなか会えなくなるのだ。そんなもったいないことはしたくない。


スコアも既に3-0で、1度は失点しかけるもGKのファインプレー

からの速攻で1ゴール奪うなど、もうすぐ失恋をする気持ちが心にはあるものの、彼以外の他のチームメイトまでもが活躍しはじめ格上であるはずの5年生チームを圧倒する姿に堪らない気持ちを抱いてしまう。



はぁー、私も男の子に生まれたかったなー。


弟をみていてもたまに思うが、今はそれとは比にならないくらい羨ましく思っている。


もし、私が男の子だったらなんとしてでも隣に立てるくらい上手くなって、あの輪の中に入れるようにするのに……






「ピッピッピィーーー!!」





前半終了の笛がなり、彼やチームの人たちがピッチに駆け足で

戻ってくる。



むこうも私に気づいたみたいだ。顔をユニフォームの袖で隠しながら戻ってくる彼のかわいさには思わずきゅんとしてしまうが、今ここで私はしっかりと伝えなければならないと思う。


カッコよかったよ!と怒ってないからね!と後半も頑張って!

のこの3つのことを!!






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