四年生 vs 五年生 1
毎週?更新のたびにみている方はおまたせしました。消えても大丈夫なように定期的に保存しながらかき進めていきたいと思います!!
サブタイトルがしっくりこないぃ
皆様いつもお待たせしてます。続きかきましたので
ぜひチェックしてください。
いつも途中で投稿したりごめんね。
ファンタジーを主にかくため、ちらほらとしか
更新できないけど完結までじっくりねっとり10万字とかはかくことになると思うので、皆さんよろしくお願いします!
4年生チーム (トライアングル型)
3-3-2
GK イルクナー 上手い人
DF 16番
DF 18番
DF 5番
MF マテウス
MF フェリックス
MF ハインツ
FW 20番
FW ラーン 俊足の9番
このチームの特徴は、ふだんは5年生チームでレギュラーとして活躍しているイルクナーと、決定力は低いが、足の速いFWのラーンが中心らしい。
5年生チーム (横並び型)
3-4-1
GK 3番
DF 10番
DF クリンスマン
DF 17番
MF 5番
MF エンゲル
MF 4番
MF バスラー 7番のドリブラー
FW 11番
CBのクリンスマンさんかボランチのエンゲルさんからのスピードのあるパスからバスラーさんと11番の人の連携が得点パターンで、ラーンさんははバスラーさんに憧れているらしい。
5年生チームのボールから試合が始まっており、今は軽くプレスをかけてみているところだ。
まだ試合が始まって5本ほど後ろでパスを繋がれただけにすぎないが、、、すごく綺麗なパスとトラップで、このチームのレベルの高さがうかがいしれる!!
こちらも負けじと連続でプレスを仕掛けていって相手に自由にパスを回させない。
すると、むこうはサイドの裏に抜ける動きに合わせてロングボールを放りこんでくる。
やはりというか、フェリックスとマテウスのいる中央にはあまりボールを送らず、大きく空いているサイドのスペースから攻撃を仕掛けてきた。
これは俺らの想定内の攻撃で、守備のときにサイドでボールをもたれた場合は、逆サイドのボランチのフェリックスかマテウスがDFの位置までさがって、俺はその空いたスペースのケアにまわることになっている。
相手はやはり、中心選手のバスラーさんを中心に攻めてくるつもりなようで、彼がボールをもった瞬間に上級生のみんなが中央に走り込んでくる姿は迫力があった。
結果的にバスラーさんの位置からのクロスはタイミングがあわずにボールがピッチの外にながれる。
さっそくマテウスがボールを要求し、DFの子からボールをうけとるとボールを前に運びだす。
5番の先輩がすばやくマテウスへチェックを仕掛けていくが、俺が斜めに走り込んでサイドへ大きく開くと、マテウスからのパスが俺の足下に送りこんでくる。
本当なら、ここで斜めに切り込んでいけたら得点のチャンスに大きく近づけるのだが、エンゲルさんが遅れながらも俺の動きに反応し、斜めのエリアを上手く消しながら距離をつめてくるため、俺は斜めに切り込んでくのは無理だと判断し、ラン·ウィズ·ザ·ボールで縦にサイドを突破する。
ここで肝なのが、エンゲルさんに身体をあてられて失速させないことが大事なため、少し回り込む形で加速するのだがこれが上手くキマって、置き去りにすることに成功する。
コーナーフラッグ付近まで突き進む俺に今度はサイドのCBが少し間をあけて寄ってくる。ここで隙をついてセンターリングをあげることは簡単だが、むこうの守りは足りていて、身体のサイズでも負けているため、次のラストパスを通すためには、相手を出し抜くためにももうワンアイデアが必要な状態だったのだが、
ランがDFラインを飛びだそうとする動きがみえたため、俺はそこにパスをいれようとする動きを一瞬みせたあと、即座にアウトサイドで右返して相手の逆をとると、ランに惹き付けられて空いたスペースにグランダーのパスを送りだすと、マークを見事振り切ってエリアに入ってきたフェリックスが見事なダイレクトシュートを打ち放ち見事先制点を獲得する。
俺らはフェリックスに詰めより、大喜びしながら自陣に戻る。
狙いどおりのカウンター攻撃で、格上の相手である上級生たちを完全に崩しきって見事ゴールまで奪いきったのだ!!
これによって、押せ押せムードに入った4年生チームと誰のミスを指摘しなければならないのかわからないほどに完全に崩しきられてからの失点によりピリついた空気を放つ5年生チームのムードは実に対象的で、
試合が5年生ボールリスタートしたのだが、勢いを増す4年生チームのプレスにより、落ち着いてボールをコントロールできない5年生チームは、結局サイドから降りてきたバスラーさんにボールを送ってしまいボールをもらった位置に多少変化はあるものの、距離をあけた先にはDFが待ち構えているしでボールをこれ以上前に押し進めにくいと判断したバスラーさんが突如サイドチェンジを仕掛けてきて――――!!