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運命の夜

前話の最後のあたり、少し内容を変えました。

――――――帰宅後は手洗いや弁当を片付けたりなどをしたあと、プロテインとフランクフルトで

軽く栄養を補給して、シャワーを浴びたり

など、ふつうの生活を送り。

両親や友人への連絡をする頃には日が暮れ始めていた。




―――――――「やっぱ、受かっちまうよな!」


朝ぶりの電話の相手はフェリックスで、 セレクション

の合否の結果について話をした。


「やっぱりこっちこないか?サシャたちには悪いけどさ!」


フェリックスは、まだ諦めてはいないみたいだ。


――――気持ちはわかる、合格するまで戦い抜いてわかったが、俺たち3名のレベルはあのメンバーの中でもトップだったと思ってる。


子どものうちのトップに意味があるか?俺はあると思っている目に見える才能というのは自信やモチベーションを生み、より成長を促進させるものだと考えるからだ。これがクラブの目に止まれば、恵まれた環境化で成長するため、尚更周りと差をつけることができる。肉体の成長度合いも大事になってくるが、食事に気を使ってくれてるようになる時点で問題にならない。



ただ、3名だけが上手くても試合には勝てないだろうし、こっちは苦労して合格したチームで環境もこちらのほうが優れているのだ。結局飛び級とかしながらあがって行くなら、、、。


そこで俺は盲点だった飛び級についてきいてみた。


「2つ上と練習してるがきついぞ!いつもギリギリ!!」


いってる言葉だけなら辛そうに聞こえるが、明らかに声のトーンがあがっているところ、きっと楽しんでいるのだろう。


それにしても、練習に参加させてもらってるとはきいていたが、2つ上の年齢でそれも同じレベルでサッカーをしているとは!相変わらずの2人の凄さに少し嫉妬してしまう。


食いついてきた俺をことさらに誘惑してくるので、今日ポジションがDFで固定されて不服だった話やサシャが怪我をおわされた話、監督の独断感がすごくて腹がたっていることを話した。



――――――「環境はそこまでだが、人は保証するぞ、監督、コーチ、チームメイト人はいい。」


結局、あれだけ話が盛り上がったがすぐに約束というわけにも

いかず、今日の夜の連絡交換はひとまず終了となった。


――――そして、数時間後に俺は、その後の人生を大きく

左右するような夢をみた。。

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