断れない申し出
更新またもや10日ほどかけてしまい申し訳ないです
これから更新のペースが週1、2ほどになるかと
思いますが、これも詰め込みすぎないための
工夫ですのでこれからも応援よろしくお願いします!
今目の前にあるなたの評価を待ってます!!
「おいおい、いきなり女のとこかよ笑 」
アデーレのほうにむかおうとした俺の前に現れた
のは、その弟で目下のライバルであるさ、
オリバーのやつだった。
「なんかよう?ちょっと邪魔なんだけど? 」
いちいち嫌味をいってくるやつにかまいたくない
ただの時間の無駄である。
「おいおい、しょっぺえな?未来のスターだぞ?」
(なんだコイツ、絡みかたキモすぎだろ!!)
すぐ近くにこいつの父親兼、監督がいるし、
いってることも可能性が高くてイジりもしにくい。
しかも、めっちゃ高圧的だし面倒くさいしかない!
「別にそんな用もないだろ?引き止めんなよ」
(サインでもねだれってか!?はやくいかせろ!!)
俺は一刻も早くアデーレのとこにいって
近くでお礼かいいたいんだよ!!
シスコンだからって人の恋路の邪魔してんじゃねー!
と大声でキレたいのを我慢しつつ、
冷たくあしらおうとする俺。
「ちょっと!あんた揉めたらお父さんくるでしょ!」
なにか言い返そうとするオリバーよりも先に
コイツの背後から俺の目的の女の子の声が聞こえる。
(そうだ!とっとと消えちまえ青二才が!!)
こっそり18年も長く生きている俺にはきっと
このセリフをいう権利がある。
もちろん、使う度胸はどこにもないのだが。
「てめぇは黙ってろクソ女!俺が今話してんだろ!」
(大した話してねーだろ!はやくどけよ!)
「おい、お前!次の試合賭ねえか?」
まさか逃げねえよな?みたいな顔をしてこちらを
みてくるコイツに対して2つ返事で応えたいが、
前はあんな啖呵をきったのだ、
引くにひけない状態である。
「とりあえず、勝負の条件は?」
「こういうのはどうだ?」
1 俺の勝利した場合。
アデーレとの関係を監督に黙っている。
オリバー自身もちょっかいをかけなくするし、
逆につまらん冷やかしをしてくるやつから
守る役目をかってでてやる! というもの。
アデーレとの関係は別にファンと選手なのだが、
ガキのくせに生意気だ!とか思われそうだし
周りの冷やかしについても嫉妬からボールが
まわってこなくなるなど、前世で日本にいたときは
食らったことがあるので、それがなくなるのは
ありがたいな。
2 俺が負けた場合
俺がオリバーの子分になる。
内容としては、練習中、試合中に指示されたら
その通り働けとのことことで、
程度はみるが、試合中なら多少は監督に逆らう
ことも必要ならさせるつもりらしい。
内容的にはそこまで悪くはみえないが、コイツの
子分という称号がついてしまうのが嫌すぎる。
コイツの実力が仮に本物だったとしても、
俺はこいつより前世で18年も生きているのだ。
18 + 9 = 27 俺はもう30手前なのだ、
身体に精神年齢が引っ張られるため、全然
生きていけてるのだが、さすがに問題がある、、
どう答えたもんか。
たは




