セレクション-6話
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とりあえず、エデンと別れて以降もプログラムは進んで行き、ついに本日迎えた第3戦
2年2組VS3年4組 が始まり、先日のゲームとちがってフォーメーションを変更して臨んだこの試合は、トゥーマスミュラーのようにトップ下に君臨し、テオは左ウイングで先発出場!!
みんなで早めに現地入りして、自陣中央で円陣を組む_。
「「「 3年4組行くぞーー!!ファイ_オー!!」」」
事前に本戦にいったときのことを考えたうえでこうやって多少のパフォーマンスは含んでいるもののそれを実行したわけだが、、
俺等のクラスは多少の実力差はあれどその全員が学年一の実力があるハインツのカリスマ性の元に集った弱小ワンマンチームといううわさは
実際のところそのほとんどが当たっているが、
日本人で差別されていることに関して伏せられている理由は、弱味になる話を隠して伝えたほうがカリスマ性がでることと、
この日本人差別が本当のところは単なる学年全体の嫉妬から生まれたものだからなわけだが
実際、そういったカリスマ性がある人物を中心に身長の大きいみんなが同じスピリッツで戦っているという意思表示をされて盛り上がられると、強豪のプレッシャーみたいなのを放って
尊敬の念のようなもので相手を飲み込むんじゃないかという目論見もあったわけだが、、
相手チームのメンバーがポカンとして固まっているところをみると、俺が3年にあがったときに流れた噂は効果を発揮したのだろう。
当然、 この学校においてでなくともこの世界で同じピッチにあがって挨拶する間柄になりそうな人とかにはひとこと声をかけておくほうがいいわけだが、
去年から試合をみてなんとなく顔を覚えた2名の他にもおととい挨拶されて顔を覚えたのが3名ほどいるが、距離もあるが誰も声をかけてくる気力はなかったみたいで、素直に全員がピッチ上のポジションに立つとホイッスルが鳴る。
「 ピーーーーッッ!!」
審判から試合開始のホイッスルが鳴ると相手は急いでボールを下げはじめる。
俺は味方とともにゲーゲンプレスを敢行して相手のベタ引きを封じると、ゲームは開始序盤から完全にこちらムードで試合が進展していく ――。
序々に相手を追い詰めて能力で差し込める状況にまで相手を追い込むと実力で奪えそうながらも
『頭脳明晰』を発動―――。
的確に相手の背後から足を差し出して身体をいれて相手を右にはじくと
ボールをサッと奪うと、、即座に相手に服を引っ張られたところでホイッスル!ペナルティエリア手前でファールし
頭などがある程度進んで相手に




