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11/44

初勝利・・・‼︎




 

 ◇◇◇◇



  ( こっちに来い!!)


  見事相手のクロスボールをヘディングで弾き返す...。味方のMFにパスを繋げて、



  『頭脳明晰(ずのうめいせき)』…。



 相手の陣地を的確に把握し...、加速しながら

 再び自陣エリア中央でボールを要求する。


  きたっ!!


  すぐにボールをもらえたのは上下関係の差だろう。


 ドリブルを開始して、



 すぐに1人……2人……とかわして、先程の情報を元に的確なループ状のパス


 

 クロイツ小4組 0 ー 0 ラントグラーフェン小3組


  残り時間は5分...。


 最後の敵DFの背後に抜きでたボールに



ダダダダダダダダ……………。



 テオが反応し、ラストチャンスが到来。



 完全にディフェンスは誰も間に合わないなか、我がチームで唯一俺と同じ上級プレイヤーがボールをキープし、



 ドシュッ!!



 (やった!!)



 やっぱり抜群のタイミングで出されたと自陣に帰りながら、喜びをぶつけるためにグーのポーズを差し向ける。



 「決めてくれてよかったぜ!!」



 テオにむかって俺も拳をみせて喜びを分かち合う。

 

  

  クロイツ小4組 1ー 0 ラントグラーフェン 小3組




もう俺のなかで、敗け試合も同然だと思っていたからこのあとも!!



 味方のパスカットから...。


  ボールをもらって、1人ドリブルで抜いたあとのシュートが反響強めだった。




 ドカッ!!



 今度はDFの手前からミドルシュートを1発突き刺したのが、綺麗なカーブだったからだが。


クロイツ小4組 2 ー 0 ラントグラーフェン 小3組



 見事に勝負あり…‼︎


 

試合は瞬く間に終わり。俺たちのチームは大盛り

…‼︎


 会場も、ドルトムンド本拠地の【シグナル・イドゥナ・パルク】で、超壮観・・・‼︎


 「ハインツやっぱすごいよ!」


 テオや4組の連中がそういってくれるなか、スタジアム効果というのをひしひしと感じる。

 


 階級1つ上のクラスを倒した喜びもあるが、先程のゴール。個人的にも、あきらかにゴラッソだったというのもある。


 「シュートセンス95」という自分で広めた過去のあだ名に力負けしてないだろう。学年NO.1の名前を着ているしさいこうの気分だ。


 

 この試合、ゲームを持ち込みながらも上級生とかや大人がそれなりに観にきてる。

 ここにライバルの存在あり!!とかなり目立ったはずだ。

 

 「「お前本当...、天才だよなハインツ…‼︎」」



 と敵チームの友達から声を掛けられ、優勝したかのよう雰囲気なのが変に恥ずかしいが、


 今年のチーム。


 自分たちが1番弱いチームという自覚があるとこが最高にいい。


 常に上を食らう姿勢みたいなのを、皆で共有できているし、指示通り動いてくれる。





女子「本当にハインツ君って凄いね…‼︎」


 観客席から降りてきた女子たちとも

会話がはじまり。軽く盛り上がって....、

 終わりーー……。

 ツレ以外の、みんなが先に上にあがっちまってゲームをやりに俺たちも急いで席に

 戻ろうとする…。




      ◇

 

 

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