~レイラ、怒ります!~
~クラリスが倒れた後~
「お、お嬢様?!?!」
私、レイラはクラリスお嬢様が倒れてしまい、いきなりのことで気が動転してしまった。
思えばお嬢様は最近はずっと無理をなさっていた。
大好きな食事を制限してまで、変わろうとしていた。
やっぱり、使用人だとか使用人じゃないとか、そんなのはお構い無しに、食事制限をとめるべきだった。
すると、また耳障りな悪口が聞こえた。
「あら、ブタ令嬢が倒れているわ...」
「クスッ、そろそろ出荷かしら?」
「太りすぎが祟ったに違いありませんわ!」
私はもう我慢の限界で、言い返さないと気がすまなかった。怒りで頭が冷静になってくれない。ここで私が言い返したらまずいことくらい、自分で分かっているのに...。もし私が言い返せば、使用人の礼儀がなっていない、と、リーフィティア家は悪く言われるに違いない。
それなのに、止まれそうにない。
「...っあなたたち、いい加減に...」
「ちょっと、失礼。」
すると、カーティス・アルフレッド公爵が近づいてきた。
まさか、こいつまでお嬢様のこと悪く言うんじゃないでしょうね。
そんな私の考えとは裏腹にアルフレッド公爵は、お嬢様に呼びかけ始めた。
「リーフィティア侯爵令嬢。大丈夫ですか?」
「カーティス様がブタ令嬢に触ってる...」
「ずるい...」
またもや周りがざわつき始めたが、アルフレッド公爵は気にせずにお嬢様に呼びかけてくれていた。
「私が運びましょう。」
そういうと、アルフレッド公爵は、軽々とお嬢様を姫抱きにした。




