1/21
~浮気現場を目撃してしまいましたわ!~
すこしだけ生々しいシーンがあるので、一応、R15にしました。
「どういう、こと...」
私、クラリス・リーフィティアは、とんでもないものを見てしまいました...。
「君は、あのブタと違って、とても美しいし、最高だ!」
「もう~、誉めすぎですよ~!」
「特にこの細い腰なんて...」
「うふふ、くすぐった~いっ」
それは、婚約者である、エルス・サルサード侯爵と、浮気相手の浮気現場。
誰、この女。
なんで私専用のベッドにいるわけ?
てか、ブタって、私のこと?!
やっぱり、私の女の勘は、当たっていたのね...。
それは、遡ること、2週間前。
私は彼の異変に気づいていたのです。
私は彼を問いただしました。
「最近、エルス様は私に冷たいような気がしますわ。」
婚約が決まる前までは、いつも私に対して、思いやりを感じられる接し方をしてくれていました。
なのに、最近では、私が問いかけても、「へぇ」とか「ふーん」とかそんな、気の抜けた返事しかしてくれない。
「そんなことないさ。いつも通り接してやっているのに、何が不満なんだ」
しまいには、会話することすら面倒くさそうに、ため息混じりで答える始末。
さらに、何?「接してやっている」ですって?
そこで、私の中の何かがプツリと切れました。




