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シスコン兄貴は知っている  作者: sachi
第一章魔国脱出編
2/2

捕まりました。前編

眠かったので短めです。すみません

 俺は今、とある部屋にいる。その部屋は、狭く、暗く、装飾などされていない岩肌むき出しの空間で、中には窓どころか家具のひとつもない。そして俺の目の前には、鉄格子がある。そう、あの鉄格子だ。囚人を閉じ込めたり、囚人を閉じ込めたりする用途に使う鉄格子だ。つまり、俺は今、捕まっているということになる。なぜ捕まったのか、話は三日前の事件まで遡る。


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 「お前か、半端ない勇者ってのは」


 いきなり扉に入って来た、その男にクラスメイトは、困惑し、その場に沈黙が訪れる。

 だが、男はそれを聞こえなかったと勘違いしたのか、


 「だから、半端ない勇者ってのはお前の事であっているかと聞いている」


 と、もう一度聞いてきた。そしたら普通なんて答える?余程の自信家でもなければ、すぐさま「はい、そうです」などとは言わないだろう。そして、それは俺も例外ではない。まずは、状況をはっきりさせないと始まらない。


 「えーっと、その前にあなたはどちら様でしょう?」

 「我か?我は魔王だ。それよりも、お前が雷魔法を使えるというのは本当か?」

 「まあ、スキルを見る限りはそう書いてあります」

 「よし!!すごい勇者を手に入れたぞ!!」

 「ひとついいですか、魔法なら他にも使える人はいましたけどなんで俺だけなんですか?」

 「?.......あぁこの世界の者じゃなかったんだっけ、それはズバリ、雷魔法は普通、ヒトが覚えることができないからだ」


 ちょっとこの魔王サマ、バカっぽいな。そんな事より、ヒトは覚えられない、か。ああ、間違えた、やり直したい、リセット出来ませんかね出来ませんよね、はあ。

 なんでこんなに落ち込んでるかって?それは、回避出来た災難に、態々突っ込んでしまったからだ。

 そう、()()()()()のだ。それを説明する為にも、俺の()()()()()()を見せよう。


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 全言語把握・・・(ry


 鑑定・・・(ry


 ステータス偽装・・・(ry


 自己管理・・・(ry


 絶対神・・・このスキルの所持者に多数のスキルを与える。ただし、スキル絶対神消失時にそのスキルも消失する。


 空間把握・・・自分の半径15m以内前後1秒以内の情報を完全に把握する。スキル絶対神が消失時に消失。


 雷の支配者・・・無詠唱で雷魔法を使用可能。他者の使用した雷魔法を無効化する。また、半径15m以内の雷を支配可能。スキル絶対神が消失時に消失。


 神の遊戯・・・自分の行動により起こり得る可能性のある事象の確率を100%まで引き上げることが可能。ただし、10秒以上の身体支配は不可能。使用可能回数は1日につき3回。スキル絶対神が消失時に消失。


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 中々にチートだろう?だから俺は、雷魔法くらい皆覚えられると思ったんだよ。このチートに比べたら、雷魔法なんてインパクト弱すぎだろう?

 まぁ、そんな言い訳したって過去が戻るはずもなく、翌日から俺は、クラスメイトとは別の場所で雷魔法の実験をすることになってしまった。

読んでくださりありがとうございます

おやすみなさいzzz

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