早速やらかしました
あらすじを読んだ方はわかってると思いますが何度でも言います。
この作品は作者の作者による作者のための小説ですので読みにくいと思った方はすぐこのページを閉じることをオススメします。
5時間目社会科、そのクラスは4時間目が体育で疲れたところに心を込めて作られた給食を腹いっぱいに食べた後に、春の暖かい気候の中でこの高校で最も眠いと言われている授業社会科を受けていた。この社会科の先生が放任主義(起こすの面倒by.社会科教師)というのもあり昼寝が邪魔されないこの時間に起きてる生真面目な、または少々頭のおかしい生徒はこのクラスの2割程度だった。その2割の中の頭がおかしいというのも1人だけなのだが、その生徒は注意されないのをいいことに学校に、しかも授業中にあろう事かカメラを回してある女子生徒を撮影、もとい盗撮をしていた。本人が言うには
「もうバレてるし、止められてもいない、(諦められてるだけ)それにそもそも義妹なんだから盗撮じゃない」
とのことらしいが誰も信じてはいないし、身内だからという理由で犯罪にならないわけないのだが...
とまぁなんでこんな長々とこんなことを話したかというと、クラスメイトの八割が眠りこけ、1人がカメラに夢中とかいうこんな状況の中突然足下に現れた魔法陣と呼ぶのが相応しい幾何学模様を見てわずか10秒程の時間で2割の生徒が冷静に8割の生徒を起こし、1人の犯罪を止め、教室外へ避難することが可能かと言われると不可能であると言わざるを得ない。なのでそのように反応できなかった30名の生徒と1人の教師は反応できた1人の生徒を残し、その日行方不明となった。
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俺は普通の高校2年生五十嵐 翼、ある日いつも通り学校に行き、いつも通り女神を撮影していると床からの眩い光で気を失ってしまい、目が覚めたら...身体が縮んでしまっ...てはいなかったが知らない場所(洞窟っぽい)で女神や知らない奴と一緒に転がっていた!!いるかも分からないどうせいるんだろう俺らをここに移動させた奴に俺が起きてるとバレたら面倒事に巻き込まれてしまう。俺の独断により二度寝を決め込む事にした俺は洞窟っぽい床のゴツゴツした凹凸感と冷たい感触に眠れなかった!!誘拐されても女神は正義真理に目覚めた高校生!!あ、今女神が寝言で「お兄ちゃん」って言った悶え死にそう。
なんて某名探偵アニメ劇場版風に自己紹介兼現状整理してみたがどうだろう...分かりにくいなハイちゃんとやります。
まず自己紹介から始めよう
俺は高校2年の五十嵐 翼、身長は170くらいかな、太ってはいない、家族構成は義理の親が2人と義理の妹、五十嵐 瑠菜、身長158.7で体重はもちろん知ってるけど俺以外の男性には教えん(キリッ)あ、女性の皆さんにはあとでテレパシーでもしときます(届く届かないには個人差があります)血液型はO型でスリーサイズはもちろん言わない、女性のm(ry
まぁ自己紹介はこれくらいにして現状を整理しよう。え、後半は義妹の紹介だった?俺と瑠菜は一心同体だからな(キリッ)まぁ冗談はこれくらいにして真面目にいこう。現状を簡単にまとめるとこうだ
・たったさっきおそらく俺のクラスの38名と社会科教師の友ちゃん先生は一人を元の世界に残して異世界に勇者召喚された
・召喚されたのはおそらく魔法の使えるファンタジーな世界
・ここに召喚したのはおそらくこの世界での魔王の1人
・召喚された理由はおそらく他国が戦争のために勇者召喚ばっかするからちょっと魔法乗っ取ってこっちに呼んじゃったテヘペロ(´>ω∂`)って感じ
・ちなみに俺たちはおそらくこの世界に来た時に女神(本物)にそれぞれ色々なスキルを貰っている
・さっきからおそらくなのはこれらは全て俺の貰った能力で知った事だから全部俺の妄想の可能性があるからだ
さて、じゃあ答え合わせといこう
その瞬間、俺たちのいる洞窟のような場所につけられているドアが勢いよく開き、角のような物が生えた男達が中に入ってきた。その音でクラスメイトの何人かが起きる。それに乗じて俺も今起きた振りをする。何人かが起きた事に満足げな表情を浮かべたその男は他の生徒は放っておいて説明を始めた。内容はほぼさっき俺がまとめたのと同じでこんな事を言ってた。
・お前達はさっき魔王ヘンリー様に召喚された。喜べ!!
・お前達には戦争に参加してもらう。ガハハハハハ!!
・お前達はスキルが使えるはずだから一人ずつこの水晶に手をかざせ。以上!!
(うん、圧倒的に情報が少ない。この世界初めてなんだからこの世界の説明とかしてやれよ、こんな雑な説明?で動く奴もいないだろ)などと心の中で思っていると、誰も水晶に近付かないことに気づいた男達の一人が俺達の中から一人を指差し、
「おいお前、お前からでいい、こっちへ来い」
と言い、半ば強引に手をかざさせていた。その眼鏡をかけた大人しそうな生徒が水晶に手をかざすと水晶は空中に文字を映し出した。
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スキル
全言語把握・・・今現在自分がいる世界で使われている全ての言語を理解し、話すことが出来る。
鑑定・・・自分が見ている物または見ている者の詳細を知ることが出来る、ただし自分は対象外であり、同格や格上の存在や稀少なアイテムはレベルを上げないと詳細が出ない場合がある。
絶対記憶・・・このスキルを得てから自分が一度得た知識を絶対に忘れない。
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テンプレからしてこの全言語把握と鑑定辺りはデフォルトで全員が持っているものだろう、絶対記憶は一見地味に見えるが使い方次第では最高に使えるだろう、例えばとある某女の子のように禁書をいっぱい覚えたり...ってモブはもういいんだよ。で、その後順番に水晶に触れていき、全言語把握と鑑定がデフォだと言うことが分かり、ついに俺の番が来た。俺が水晶に手をかざすと。
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全言語把握・・・(ry
鑑定・・・(ry
ステータス偽装・・・自己管理とセット。自分が鑑定された時の結果を自分の持っているステータス値・スキル内で自由に変更可能、ただしこのスキルと自己管理の隠蔽は不可能。
自己管理・・・ステータス偽装とセット。自分のステータス・スキルを閲覧可能。
雷魔法・・・詠唱により雷魔法を使用できる。
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と出てきた。すると男達がざわめき、男達の内の1人が部屋を出ていった。多分トイレだろう。いや、分かってます分かってるんです。だけど今だけは現実逃避させてください。もうそろ現実と向き合わなきゃいけないから。
すると扉はまた開き中に偉そうな男が1人入ってきて俺に向かって、
「お前か、半端ない勇者ってのは」
とすごい勢いで聞いてきた。
あぁ、やらかしたァァァァァァァ!!
読んで下さり有難うございます。
気に入って頂けましたら感想など書いていただけると幸いです。
応援よろしくお願いします。
またこの作品は不定期更新です。
リアル学生なんであんまり投稿できないかもしれません。