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告白。

こんな恋二度とできない。

今思えばあの日からすべてが壊れたのかもしれない

自分を追い詰めるような世界にしてしまったのは

いったいどこで道を間違えたのだろうか…。








「おはよー!」

「はよー」

東京のとある区の中学二年

私の名前はあすか。

成績はそこそこ。委員会は学年委員会。

部活は漫画研究部。

身長は低めの147㎝。体型は普通。

以前は運動部だったがやめてしまった。

部活をやめたのは後悔はしていない。


今は6月。

誕生日ももうすぐで期末考査も誕生日の翌日である。

「はぁー。今日も学校にとらわれてる…」

「私達学生なんだから当たり前でしょw」

「でもここでいっそ台風とか来てくれないかな~!」

「来るわけないからw」

一緒に話してるマジレスしてくる子はありす。

名前がすごいメルヘンチックだが実際は女子バスケ部。

身長もそこそこ高くて165くらいあるんじゃないかな

…自分とカレカノになるならちょうどいい高さだ。

自分「もうすぐ期末やんー」

ありす「そだねー」

自分「勉強会しない?」

ありす「いいよー」

なんて。

普通に過ごしてたある日

平凡な日々に太陽のように現れた男子がいた

名前はひなた。

元々仲がよく1年前の9月にボランティア活動をしていたところで初めてあった。

授業中にTwitterの話をしていてフォローしあおうとなり、連絡手段はあった。

期末考査の前日。

自分の誕生日だったため、勉強なんてそっちのけで映画を観に行っていた。

Twitterでは自分のプロフィール部分に風船が飛び、スクショをして投稿していた。

『今日は私の誕生日!

風船が飛んだよー!』




映画を見終わり、TwitterにDMが来ていた

なんだろうと思ったらひなたであった。

『お誕生日おめでとう!』

「ありがとう」

『話があるんだけど』

「なんだなんだw」

『とりあえずこれ、俺の電話番号だから。』

「おっけー。あ、私の電話番号これだよー」

『SMSするね』

「りょー」

まだそのときは映画をみた興奮が収まらず

近くのお店などでちょろちょろしていた。





─5時頃─

ポーン

「ん?メッセージ?」

私はすっかり電話番号を交換したことなんて忘れて

漫画や雑誌を読みふけっていた。

『あすか?』

と来ていた

「うんそうだよ」

送信。

『ありがとう追加してくれて』

「おう」


その後私は勉強しなきゃと思い勉強していた。





─翌日─

自分「テスト終わったぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ありす「いえーーーーーい」

テストを受ける際、出席番号順に席に座らなければいけない

隣のせきはある程度なかのいい男子であったため、話そうと思うとそこにはひなたがいた。

ひなたはうつむき元気がなかった

自分「大丈夫かー?」

ひなた「うん」

カゼでも引いたのかと思い、それ以上なにも言わなかった


帰りHRが終わり、廊下に出ると一年の頃から仲のいい、いおりがいた。

いおり「一緒に帰ろー!」

自分「いいよー!」

正直に言えばいおりとクラスが離れたのは辛かった

中学に入ってから仲のいいひとはいおりしかいなかったから。

しかしクラス替えというものには逆らえない。

この日も勉強会することになった。

相手は違うが。

自分「じゃあ、昼飯食ったらそっちいくわー」

いおり「おけー」




─勉強会が終わった6時頃─

「ただいまー。」

シーン

帰ってきて言っても返事は帰ってこない。

父は小さい頃に亡くなり、母だけしかいないため

仕事から帰ってくるのが遅い。


パタパタ

「つかれたぁぁぁぁぁあ!」

最近、疲れがなかなかとれず、起きるのも辛い。

まあ、それもすべてスマホのせいだろう。

ポチポチ…

「ん?」

この日もメッセージが来ていた。

『ちょっと今いいかな?』

メッセージが来ていたのは16時頃。

今の時間は18時。

「ちょっとどころじゃねぇ…」

と思いながら

「返信遅れてごめんねー

なんだいー?」

と送った。

すると返信はすぐに来た。

「ん?なになに…おお…。」

返信は

『明日数学少人数教室まで来て』

自分は考えた。

なんかやらかしたかな…と。

生まれてこのかた彼氏いない歴=年齢であった

告白とも一瞬考えたが一番最初に可能性を消して考えていた


数学少人数教室とは。

我ら二年生の勉強している階と同じ階の一般クラスとは少し離れている、数学がない限り使われない教室である。




「何時頃?」

と送った。

言われたことは断れない自分。

怒られようが引き受けるしかないなと。

『俺がいつも来てる時間よりはやめとか?』

「りょーかい。」

ひなたが来てる時間は始業の10分前ほどだ。

しかし明日も期末考査はあるのである。

「はやめにいくしかないかぁ…」

と思い準備をしていた






─19時頃─

ポーン

「だーれーだー…」

その頃ご飯も食べ終わり、漫研で毎月発行される部誌にのせる絵を描いていた。

部誌とは

部員全員が絵を描き、それを本のようにしたもの。



ちょうど下書きが終わりちょうどいいところであった。


『ねえ』

とひなたから一言。メッセージが来ていた

「今度はなんだろ」

返信をし、ペン入れをしようとボールペンをあさっていたところ、再びメッセージの着信があった

『呼び出した内容ってなんだと思う?』

ときた。

別に特に興味もなかったし、怒られるとしか思っていない自分は

「なんかひなたといっしょに怒られるとか~?笑笑」

と送った。

返信はすぐに来た

『なわけないじゃんw』

↓以下、説明省略↓

『』→ひなた

「」→自分

「えー、じゃあ、なんか一緒に運ぶとか~?」

『それもないな』

「なんだろ。私にはわからん」

『えー?ほんとかよー笑笑』

「だってお前と一緒になんかやるってそれくらいしかないやろー」

『俺、なんてみられてんのw』

「さぁねー」

『てか、話ずれたw

なんだと思う~?』

「私にはわからないからギブ~」

『じゃあヒントだすわ』

「おう」

『「こ」から始まるものだよ』

「こんにゃく?」

『おいwwちがうわw』

「ほんとにわからん」


ここでもう自分は察していた。

そのまさかがほんとなのではないかと。


『本当にわからないの?』

「いや、さっしたっちゃ察したけどさ、違うと思うしはずれたらめっちゃ恥ずかしいやん」

『言ってみ』

「いわゆる、告白って言うものですかね?」

『そうだよ』



「はぁ?」



自分は容姿も良くなく、どちらかと言えばブスの分類に分けられるのではないかと思っていた

友達にはかわいいとも言われるがお世辞だと知っていたため、相手にはしていなかった


少し頭がぐるぐるしてわかんなくなった

そんなときまたメッセージが来た


『明日、来たくなかったら来なくてもいいから。』

「行くよ。」



ここまで来たら問いただそうと思い、行くことにした

この日私は疲れがとれないまま一日を過ごし終わった。







─翌日 朝8:10─



自分「おはよーーー」

ありす「おはよ。早いね」

自分「まあねー。ちょっと手を洗ってくるわ~」

ありす「いってら。」



昨日の会話を思い出して赤面する。

【数学少人数教室まで来て】


「はぁ…」


ため息をついて前をみるとひなたが待っていた


待たせるのは性に合わないと思い少し走った。






ガラガラッ


自分「お待たせ。」

ひなた「…」


自分「大丈夫?」

ひなた「告白するのはじめてだから恥ずかしい」

自分「今まで付き合ってたやつおるやろ」

ひなた「あれは告白されてるもん」

自分「頑張れ。」



自分も恥ずかしくなり下を向いた


少しすると息を吸う声が聞こえた

前を向いた。



「好きです。」





自分「うん。」






「付き合ってください」






少し沈黙があった。







自分「こちらこそよろしくお願いします」






ひなたをみると笑顔だった。

ひなたは身長が高い訳じゃない。

5㎝差があるかないかくらい。



自分は少し迷っていた

ひなたと自分はタイプが違うから。


ひなたはどちらかと言えばモテるし陽キャ。

自分はモテないしくらい方。陰キャ。


でも付き合ったらなにか見つけられるかなと思い、

OKした。


付き合ってることはみんなに秘密ということで。








1話終わり。

実体験です。

名前は一部創作です

つまんなかったらすみません


随時更新


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