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お祭り

付き合う前と付き合ったあとの違いってすごいですよね…

「…テストの結果悪すぎでしょ…もう…」




テスト一週間後。

順位をつける前に、点数があってるかどうか、

点数をまとめられた小さな紙を配られる。


特に間違っているところはないが

あまりにも点数が悪すぎた。



それは恐らく…




「…ひなたのせいだっての…」



ありす「あすかどうしたお前」

自分「成績悪すぎてなんも言えない」

ありす「俺よりはましじゃん?」

自分「私よりヤバイお前はもう手遅れ。」


なんて他愛のない会話をしていた。



「ほらー、全員席つけー」



ありす「じゃあまたね」

自分「おー」



「特に点数が間違ってる人はいないよなー!

では、これで学活終了するから、連絡とかちゃんと書いとけよー」



別に点数が悪いのを人のせいにするつもりはない。

けど、告白された翌日も勉強が手につかなかった。

告白されたのなんてはじめてだし。



「部活休もうかな」















─夕方─


ピロン

『おかえり』


「自分はただいまとかないのかよ笑」



部活は休んだ。

どうしてもやる気にならないから。



ひなた『ヾ(・∀・`o)ネェネェ』


自分『なにー?』


ひなた『○○神社のお祭り一緒にいかない?』


自分『友達といかないの?』




今はもう夏に入る。

お祭りがあってもおかしくない。

でも、祭りなんて行ったらみんなにばれるのでは…?

と思いつつ、トークで会話していた




ひなた『少しだけ屋台の方で遊んで他は近くの公園で遊べばいいんじゃない?』



私は少し不満だった。

今まで祭り行ったときはずっと屋台で遊んで食べて、

他のところになんて行ってなかった。

だからこそ屋台で遊んでいたかった。

でもばれるというリスクを考えるとそうなるな

と思い、承諾した。











─二日後─


ひなた『笑笑』


自分『それでさー…』



私たちはいつも通り話していたはずだった。

なのになぜそうなったのかわからないが



『キスしてほしい』




…ん?


びびった。

自分はただ、「七夕のお願い事なにがいい?」

って聞いただけだ。

ひとつめはまともだった

『ずっと一緒にいたい』

かわいいこどもがいうことだ。

…人のこといえない?そんなの知らんがな



二つ目が生々しいそんなことだとは思わなかった

でも。

その話をしていた時間は23:30くらい。

このじかんは私にとってはとてつもない時間だ。

何故ならば「深夜テンション」なるものに入るから。


このときこのテンションであると、冷静に考えれば嫌なものも「いいよ☆」といってしまい、興味ない人にも告白できるようなテンションである。




自分『どこにしてほしいの?』


ひなた『唇』


自分『それは、ハードル高い』


ひなた『ほっぺでもいいよ』


自分『それならワンチャン…』


ひなた『あすかはなんかないの?』


自分『じゃあ後ろからはぐしてほしい』


ひなた『いいよ』


ひなた『そろそろ寝るね、おやすみあすか。』


自分『おやすみ』





これが後々くろれきしになると共になくほど辛い思い出になるとはね。






─2週間後─


ひなた『○○公園で待ってるから』


自分『りょ』

まだ続きます

というより自分でもどこまで続くかわからないです

でも読んでくれたら嬉しいです

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