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鞠川さんの第三の彼氏  作者: 第三の彼氏
3/3

彼女が黙ってたので



6月のある日、実家に帰った俺は友達と遊んでいた。すると彼女からメールが届いた。


帰って来てるのっていう内容だったのですぐに帰って来てるけど今友達と遊んでるよって返信した。いつもならここでじゃあまた暇な時にねって帰ってくるんだけど今日は違った。


それが終わった後でも会えない?ってメールが来たから。八時からなら会えると送っておいた。


友達に家に送ってもらい、帰って来たとメールをすると彼女からもうついてると返信が来た。


なので俺は家に入らず、いつもの場所に向かった。


そしていつも通り彼女が寄ってきて車に入り、少しの無言の後、俺は口を開いた。


「嫌なことがあったのかい?」

そう尋ねた俺に対して彼女は無言だった。


「まあ、いいや。今度旅行行くけどどこにしようか。人が多いとこはあんまり好きじゃないからさゆっくりできる旅館のとこがいいな。」

そう俺が喋り続け、彼女は無言、


一人であーだこーだといっていると彼女がもごもご言っている。

「なに?」そう聞き返した俺に彼女は


「うるさい!」と大きな声を出した。


そして俺は



「お前の方がうるさいはボケ!」

と頭を叩いた。


唖然とする彼女、そんな彼女に俺はこう言った。


「嫌なことあって慰めて欲しかったら第一か第二のとこに行けや!そんな状態の時に俺のとこ来るな!」

と言って帰った。


俺たちの関係はそんな関係じゃないことは彼女も知ってるはず、暇な時に楽しむための仲であるべきだと俺は思う。


なのでここで慰めるなどそんなめんどくさいことはしない。

家に帰って来て携帯を見るとメールが来ていた。

色々書いていたが簡単にまとめるとごめんってことらしいので、謝る気持ちがあるならあれ買って来いって返信した。


三十分後にメールが来て買って来ましたいつものとこにいますって来てたので今から向かうと返信して家を出た。


手間のかかるやつだよ。


ありがとうこざいました

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