表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
64/264

ディープな夜。


 光る地面に緑の草花がぼんやりと浮かび上がり、その中でキスするピンクと水色の幼い少女……


 2次元嫁同士なら飯が食えるが、これは3次元。

 しかもピンクは私自身……

 なんたる屈辱……





 私とチュチュは、初めてのディープキスをした。





 そして、胸の痛みが完全に無くなった時、チュチュがそっと唇を離した。

 

 今まで唇に神経がいき過ぎて、チュチュが呪いを押さえ込むように私の胸に手を当てていることに気が付かなかった。


 「リリス、もう大丈夫」


 はっと、我に返った私は自分の顔が真っ赤だったことに気がついた。


 いつもならここでチュチュを怒鳴りつけていたところだが、恥ずかしすぎてチュチュに顔も向けられない。


 だが、恥ずかしがってる猶予は無いようだ。



 なぜなら、私が目を向けたその先……十字架の光が、地面に伝わり、私たちの体の中にまで光が通いだしたからだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ