表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
180/264

そーだコイツ、チュチュと姉妹だった…


 突然、戦場のど真ん中でスヤスヤ眠り始めたシヴァ。


 「おいこら! こんな時にこんな状況で寝るな!

 今のでダウンだなんて、体力無さ過ぎだろ!

 あっ、そーだコイツ、チュチュと姉妹だった……そりゃ体力も筋力も無いはずだわ」


 ブツブツ言いながらシヴァに駆け寄⇠る私。

 すると、指を咥えて眠るシヴァの周りに、先程の毒チョウチョが飛んできて、近づこうとした私を一斉攻撃ようとした。


 「うわっ! やめ、やめろ!

 私はコイツの敵じゃねぇって!」


 しかし、当たり前だがチョウチョに私の言葉は通じない。

 ん? ってことは、さっきシヴァはチョウチョに助けを求めていたが、つまりシヴァは虫と話せるのか。

 となると、動物とも話せそうだし、なかなか面白そうな人生送れそうだな! 

 ヘルガーデンの最奥で引き篭もっても孤独になる事なんて無かったろうに。

 なんでこんな病みっ子になってしまったのか疑問なくらいだが、これは生まれつきなんだろうな。ドンマイ。(主にシヴァの相手をしなきゃならない虫たちへ)

 

 「ま、これでシヴァの安全はほぼ確保できたと見ていいだろう。

 となると敵はゴブリンのみ!

 ……って、あれ? 私は戦力増加のためにシヴァのもとへ来たんだよな?

 あれ? なんか、振り出しに戻ってね?

 あれ? チョウチョのせいで敵増えてね?

 ちょぉ! ちょっと無理ゲーだぞ!?

 おい、シヴァ! やっぱ起きろ、今すぐ起きろ! 私に加勢しろぉ!」

 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ