リリス&チュチュ vs カトロ!
皆々様様、お久しぶりです♪
旅行に行き、スマホがブッ壊れ、パスワード等わからず、なろうにログインできなくなっていた庵仁娯です!(以上、事情説明!)
あんま前置き長くてもアレなんで、さっそく百合ロリの世界を再び覗いてみましょう♪
そして始まった、
「“リリス&チュチュ” vs カトロ」。
って、サラッと言ってくれちゃったが、いくら2人がかりとはいえこんなの無謀すぎるだろーっ!
「んじゃ、簡単にルール説明。
魔法禁止の純粋な体術勝負。お連れ様とメシア様でカトロに一発当てられれば終了。あっしが無理そうだと判断したら落第。以上っ。
では諸君。健闘を祈る」
「健闘を祈るって、他人事だなぁ!」
「ええ他人事でっせ。
グダグダ言ってねぇで、始めやすよ」
「あーもうっ! わかったよ!
私らだって、強くなったんだ!
一発くらい当ててやるっ!」
緊迫する空気。
風の音。
森の匂い。
日の光。
トロワに教えてもらった通り、全てに意識を集中。
「んじゃ、試合開始っ!」
開始の合図と同時に、ロングソードの矛先が私に向く。
「……くっ!」
私から狙ってくることは予想がついた。
だからなんとか防げたが、結構ギリギリだったな。
なんて、考えてる余裕ねぇ!
「このぉ!……くっ!」
カトロが連続攻撃で私を攻める。
私は防戦一方。
「……ふっ!」
と、そこへチュチュがショートソードを横薙ぎに振る。
白羽の刃が綺麗な弧を描き、カトロは綺麗にそれをかわす。
「……カハッ!」
と、カトロがロングソードをブンッと振ると、チュチュが吹き飛ばされた。
「おぉぉぉりゃあああ!」
その隙に私は盾でカトロに突進。
だがそれも、フワリとかわされてしまう。
「こんのぉ!」
チュチュと私は何度もカトロに挑んだが、カトロはまるで突風のようにチュチュを吹き飛ばし、雲のように私の突進をかわした。
「はぁ……はぁ……。
カトロ、お前ちょっとマジだろ?」
「キィ」
不敵な笑みを浮かべるカトロ。
くそぉ、どっから攻略していけばいいんだ?
こっちは二人がかりだって言うのに、当たる気配がしねぇ。
「リリス」
と、チュチュが私に聞こえる程度の小声で呼んできた。
「カトロは、意外に集中力が欠ける時がある。
集中力が切れやすくなるまで保って」
確かに、トロワ vs カトロの時も、カトロの敗因は地面に落ちたテミまで気をつけることができなかったからだ。
それと、モウモウウシ事件の作戦中、チュチュが空中で詠唱していたのに気が付かなかった。
その両方とも、トロワとチュチュがカトロの集中力が切れてきた瞬間を見切ったからだ。
「よし。じゃあ持久戦に持って行くぞ。
いけるか?」
コクリと頷き、カトロに斬りかかるチュチュ。
私と負けじと体当たりをするが、カトロは私とチュチュの両方をさばいていく。
何度トライしても、カトロに隙が生まれない。
くっそぉ、トロワが変にカトロを駆り立てたからだ!
今のカトロは、超やる気モードじゃねぇか!
「はぁ……はぁ……」
くそっ。こっちの体力が限界になりそうだぜ。
ヤバイのはチュチュだな。
オーバーヒートを防ぐためにパワーブースターは緑、つまり弱モードにしているが、あんまり長時間使っているとそれでもショートを起こすだろう。
そうなってしまっては、チュチュが使いものにならなくなる。
「リリス」
「なんだ?」
「今、チュチュのこと使いものにならなくなる前に何とかしなくちゃって思った?」
「……なんでわかった?」
あっ、やべ。
ここは、「そんなこと思ってない」って言うところだったか?
いや、あまりにも図星だったからつい。
「チュチュが使えものにならなくなるかは、リリスが決める」
最後にそう言い残し、チュチュはパワーブースターを赤に切り替えた。
いやぁ、インできなくなっている間にいろいろありました!
仁娯は進路変更するんでこれから百合ロリの世界へ遊びに行くのは少し間隔が空いてしまうかもという事を宣言しておきます。
それは悲報?として、朗報!!!
仁娯はなんとなんと、只今着々と、敬愛する先生とのスーパーコラボイラスト(&ss)を描かせていただいとります!
ホント真面目に嬉しいです♡
もう少しあとになるかもですが、庵史上最も全力を尽くした作品をお届けいたしますので(そのためにTwitterにイラスト強化☆*と題して特訓してたのよん♪)どうぞ、よろしくお願い申し上げますm(_ _)m




