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Bloody Chaos  作者: SIN
13/19

3-2 [Key]

 いつも前書きを忘れる作者ですwww


 ここ最近の更新は、1か月に1回ってとこですね。

 他の作者と比べると遅い方ですが、去年に比べればいい方なのですwww

 というわけで、しばらくはそのぐらいの間隔で更新したいと思うので、宜しくお願いします!


 それでは、本編をお楽しみください!!


 5月15日 AM.7:30 新幹線内


 視界に並ぶ山と山の間で、生まれたての朝日が碁盤状に区切られている水田を照らし、一面に張る水が宝石のように輝く。

 1月に理奈と埼玉に遊びに行って以来に見るその景色を、新幹線の窓から華奈は遠い目で眺めていた。できれば、今回も理奈を連れて一緒にボーリングなどをしたかったが、そういうわけにもいかなかった。

「ニューヨーク、か……」

 アメリカの大都市の名を呟き、青に染まり始めた空を見つめた。



 5月14日  PM.1:30 埼玉県さいたま市 姫野孤児院


「過去の名簿表、ですか?」

 白いひげを少し伸ばした初老の男性が、しゃがれた声で華奈に問いかけた。

 この姫野孤児院は、埼玉県さいたま市に位置する中規模の孤児院だ。現在、2年前に終結した大戦下において、両親を失った子供たちがこの孤児院に集まっている。最も、大戦の二次被害を受けた子供たちが集まっている孤児院は、ここだけではないが。

 喫茶店の一件以来、理奈とともにこの孤児院にいた子供たちの名簿表を、ここに勤めている理奈の母親から見せてもらい、手当たり次第捜し続けていた。そしてついに、見つけた。


        2040年 院生番号4059番 柊 華奈


柊――霧原とは異なる名字だが、名前は漢字ごと一致していた。

 その後、キースたちに埼玉で一泊することを告げ、孤児院に訪れたのだった。

「はい。孤児院の名簿表に、『柊 華奈』という名前があった筈です。2040年、院生番号4059番です」

「柊 華奈……」

「その子の個人情報を提供していただけないでしょうか?……その子、私の親戚なんです」

 男性――孤児院の院長は、初々しい白ひげを擦りながらしばらく唸り、「少々お待ちを」と言い残し、応接室から出て行った。

「そら、いっくぞー!!」

「まってよ~」

 ふと、華奈は外から聞こえる声に反応し、窓を見た。

 応接室は、2階建ての孤児院の2階の中央に位置しているので、窓から庭を見ることができる。昼休みなのだろうか、多くの子供たちが庭で遊んでいた。多人数でサッカーをしている子供たちがいれば、少人数または1人で遊んでいる子供たちもいた。大戦で両親を失った子供とは思えない元気の良さだった。

 この子たちは、私よりも過酷な環境にいる……

 両親がいないのは共通しているが、華奈の場合は生死不明なのでまだ希望はある。だが、ここにいる子供たちは皆、大戦で両親が死んでいるのだ。そんな状況下でも、希望を持って生きている子供たちの姿に、華奈は憧れを感じていた。

「お待たせしました」

 と、ドアが開く音とともに院長が1冊のファイルを片手に入ってきた。華奈は院長に倣うようにソファーに座り、院長が広げたページを見た。

「これです」

「……柊 華奈」

1枚の紙の上に大きく書かれた『柊 華奈』という文字を見て、華奈はその下の部分を読む。


性別 女

 生年月日 2035年 3月15日

 血液型 O型

 持病 無し

……


華奈の生年月日は2035年3月15日。血液型はO型。持病も特に無い。

 完全に華奈のステータスと一致していた。

 恐らく、この少女は華奈だ。

「この子が来た時に連れてきたのは誰ですか?」

「確か、ニューヨークの大病院の院長様でしたかね……」

「医者、ですか?」

「ええ。この人です」

 と、院長は紙の左上端に書いてある名前を指差し、華奈に催促した。

「……ラザ・マイケル……」

 引き渡し人の欄には、外国人の名前が書いてあった。

両親が孤児院に子供を引き渡すなんてことはしない筈だ。だから、違う名字の人だとしても不思議ではない。だが、外国人はどうだろうか。しかも、ニューヨークの医者なら、華奈をわざわざニューヨークから日本に連れてきたことになる。

「顔を合わせたのは一度か二度くらいで、あまり余分な事は話しませんでしたね……あっ、そういえば……」

「何ですか?」

院長が何かを思い出したかのように小首を傾げたのを見た華奈は、思わず声をあげた。

「華奈ちゃんが預けられてから1年後、彼が華奈ちゃんを連れ戻したんですよ。ニューヨークに」



 昨日聞いた話を纏めると、こうなる。

 12年前、孤児院に預けられた華奈は、ニューヨークの医者、ラザ・マイケルという男が日本に連れてきた。となると、華奈は外国で生まれ、なんらかの原因で両親とはぐれたのだ。そして、1人となった華奈はマイケルに拾われた。

 だが、何故マイケルはわざわざ日本の孤児院に預けたのだろうか?ニューヨークの孤児院に預ければいいのに、何故そんなことをしたのだろうか?

 そして、もうひとつの疑問点。

 預けた次の年に、マイケルは華奈を連れ戻した。

 分からない。何故、マイケルはそんな無意味なことをしたのか?

 次の年というと、華奈が6歳の時だが、その時の記憶は無い。実質、華奈は7歳の頃からの記憶しか覚えておらず、5歳の時の姿は写真で1枚しか見たことがなかった。顔写真も院長に求めたが、生憎それらはすでに処分されていた。

 何はともあれ、先ずはマイケルという男を捜さなければならない。彼なら、両親の事を少なからずとも知っているはずだ……



AM.8:53 『BLACK WALTZ』事務所


「ただいま~2人と――」

 と、華奈がそこで言いかけ、目の前の状況を見て唖然とした。

2人とも、爆睡状態であった。

 キースはいつものようにロッキングチェアに座って揺られながら眠っており、修羅はソファーにおっかかって頭を限界まで後ろにやっていた。

「まだ寝てる……?」

と、呆れ半分に呟いた華奈はふと、部屋の中央にある食卓を見た。

4つある丸椅子のうちの1つに、1人の男が座っていた。青ジーンズに、半そでの無地の黒シャツ、その上に赤い袖無しのジャケット姿で、腕を組みながら寝ている。髪は炎を彷彿させる紅色で、黒バンダナで纏めている。

明らかに見たことのない人物だった。

「……だ、誰?」

 戸惑いながら華奈は呟いた。

泥棒だろうか?いや、こんな危ない人たちがいるところに、わざわざ入る必要があるのだろうか?金目のものなんか皆無に等しいのに……。

とりあえずキースに訊くことにした華奈は、キースに駆け寄り、肩を揺らした。

「キース。起きて、キース」

「……んあ……?」

 間抜けたような声を出しながらキースは目を開け、体を少しだけ上げた。

「……華奈?もう帰ってきたのか?」

 両腕を上げて伸びながら「ん……」と唸り、華奈に振り向いた。

「うん。用件が早く済んでね……それより――」

 と、華奈が言いかけたところでキースは立ち上がり、デスクの上にあった黒い拳銃を持ち、銃身をスライドした。そして、銃口を天井に向け――

「朝だ。起きろや」

 ドン!ドン!

 引き金を引き、鈍い銃声を鳴らした。華奈は反射的に両耳を塞いでいたため、鼓膜を傷つけずに済んだが、他の2人はもろにそれを聞き、修羅に至っては、ビビってソファーごと後ろに倒れていた。

「馬鹿野郎!デザートイーグルを目覚ましにぶっ放す奴がいるか!!」

「いつもの仕返しだ。今のビビり様は笑えたぜ?」

「This hotel is very dangerous (危ねぇホテルだ)……」

 2人は各々キースに文句をたれながら、渋々と起きた。

「……あ、あの~」

穴だらけの天井を見上げながら、華奈はキースに声を掛けた。余談だが、華奈はここの天井がこうなっている事を、1か月程ここに住んで初めて気づいた。

「ん?」

「……ご、ご飯に、する?それとも……」


「へぇ~、グレンさんって、キースと知り合いだったんですか」

「ああ。大戦中に偶然会ってね……美味いね、このホットドッグ」

といいながら、グレンは華奈お手製のホットドッグに齧りついた。今日のメニューは、ホットドッグにマドレーヌ、コーンスープだ。すべて華奈の手作りだ。ここに住み始めてから、食事と家事は華奈がするようになっている。最も、他の2人がやらないだけなのだが。

「それにしても珍しいですね、日本に来るなんて。なんかあったんですか?」

修羅はコーヒーを口に注ぎ、グレンに訊いた。

「向こうの仕事が少なくなってな。大半の犯罪は軍が片付けちまうから、手が出しようが無いんよ。それで日本に出張、なわけだ」

「流石は血の気の多い国だ。過去に人殺しを『正義』と決めつけていただけのことはある……で、みんなに話がある」

 キースは皮肉を言いつつ、マドレーヌを口に放り込んだ後、全員に呼びかけた。視線がキースの方に一斉に向く。

「今日の深夜に、依頼の関係で俺はニューヨークに飛ぶ」

「ニューヨークに!?」

 と、華奈は思わず立ち上がって声を上げた。

「?どうした?」

「あっ……ううん、なんでもない……ごめん」

 華奈は恥ずかしげに謝り、座った。

 ニューヨーク。

 そこにいけば、両親の手がかりが……

 これは好機だ。

「俺は聞いてないぞ」

 呆れ気味に修羅が不満を言った。確かに、ニューヨークに飛び立つことは聞かされていなかった。

「『CRADLE』からの緊急の依頼だ。お前たちが寝ている間にその連絡が来た」

「ずいぶんと急だな?」

「案外あそこの人使いは荒い。お前がここに来る前にも、こんなことはあった」

「……内容はなんだ?」

「お前も来るのか?これは俺が単独で遂行するのだったのだが」

「当たり前だ。チームなんだからな」

 チーム、という言葉を強く言い、修羅は言い張った。キースはため息をつきながらマドレーヌをもう1個取り、上を向いた。

「……わかった。お前は今日準備して、明日の便に乗れ。俺とグレンは今夜出発する……華奈はどうする?」

「え?私?」

 マグカップに入ったスープを飲もうとする手を止め、華奈は戸惑いの声を洩らした。

「今日から振り替え休日で、学園は4日連続休みだろ?観光目的で行ってみたらどうだ?」

「でも、お金は……」

「旅費ぐらいなら出してやる。それ以外は自分で出してもらうが」

 マドレーヌを齧りながら、キースは華奈に催促した。 

(行くしか……無いよね)

 今ここでするべきことは無い。ニューヨークで情報を集めなければ、この状況に進展は無い。

「……実は、調べたいことがあるの。ニューヨークで」

「調べること?」

修羅が疑問に思い、華奈に訊いてきた。

「うん。ニューヨークの大病院の院長に、聞きたいことがあるの」

「病院?」

グレンが残りのホットドッグを飲み込み、2個目のホットドッグを掴んだ。すごい食欲だ。

「何か知っていますか?グレンさん」

「今あそこにあるでかい病院ていうと、『マディソンスクエア総合病院』しかないな。大戦の後、ニューヨーク市内の病院のほとんどが、そこに吸収されたんだ」

 ホットドッグを齧り、咀嚼しながらグレンはそう言った

グレンが言うように、大戦中にニューヨークは数多くの爆撃を受けていた。アメリカ自慢の軍事力を以てして、これを最小限に食い止めたが、病院などの重要施設が殆んど壊されてしまった。復興後は、復旧作業のコスト削減のため、被害の大きい個人営業の病院を、国や大手の病院が吸収する体制を取ることになったのだ。今では、大病院の空いたスペースを、個人営業の医者が診察、治療等を行うようになっている。収入や料金も、もちろん別々に決められている。

「ウチの『娘』が通っている病院だから、案内してやるよ」

「え?……『娘』?」

 『娘』という言葉、華奈は戸惑いを感じた。朝食の前に、グレンから手短な自己紹介を受けていた。

 グレン・オーガサス。

 出身地はアメリカで、職業はキースたちと同じくVIPH。見た目は大人っぽいが、顔立ちからして、まだ若々しい気がする。

「失礼ですけど、グレンさん、年齢は……?」

「ん?23だが?」

父親にしても年がまだ若い。こんなにも早く結婚する人は、そうそういるもんじゃない。

「『娘』じゃなくて、『拾い子』だろ?いつお前は挙式した?」

「別にいいじゃねぇか。お前も知っての通り、ウチのグループは家族みたいなものだからな」

キースが話に割り込んでツッコミを入れ、グレンはそれを気にせず反論した。

『拾い子』――拾った子供。つまり、華奈と同じく、グレンが保護した者なのだろう。VIPHが一般人を保護するのは、さほど珍しいことではないのだろうか?

「わかりました。病院への道案内、よろしくお願いします」

「あいよ。『娘』に伝えておくよ」

華奈のお願いを聞いたグレンは、2個目のホットドッグを平らげ、「ごちっ」と言って一息をついた。



「……ただいま参りました」

「来たか。すまないな、計画の準備が忙しい中呼び出したりして」

「いえ。たった今、大半の作業が終わりましたから、手は空いています」

「そうか……ちょうどいい。ある任務を遂行してもらいたい」

「……私が単独で?」

「君だけではない。ハンヴィー、クレイヴ、マリーも参加させる。内容は、AF‐6パイプラインの管理施設の破壊と、『RURER』本部の『S‐U‐218』対策部部長の暗殺だ」

「……いつもにしては派手ですね?『RURER』にちょっかいを出すなんて」

「『RURER』は我々の存在に気付き始めている。せめて、『品』の奪取計画を遂行するまでは気付かれたくない……それに、これは警告も兼ねている」

「AF‐6パイプラインは、もう不要なのですか?」

「フォート社にはもう縁がない。繋ぎ目であった半蔵を殺したVIPHも、もしかしたらそれを見つけている……いや、見つけたと考えた方がいいだろう」

「実行日は?」

「明後日の夕方に行う。指揮は『NO.1』である君が執ってくれ」

「了解しました……もし、例のVIPHを見つけた場合は?」

「パイプラインの情報を知れば、他のグループにも枝をつけるだろう。ベルが提出した報告書に酷似している者を見つけたらマーク、場合によっては『殺害』も許可する。絶対に証拠、痕跡は1つも残すな。我々の『目標』は、いつまで隠れていられるかが問題なのだ……」



 PM.4:25 フォート社地下6階


「成程ねぇ~……確かにこいつはでかいな」

 グレンは目の前の光景を見て、感嘆の声を上げた。目の前にあるのは、キースが以前発見したパイプラインだ。普段はあまり人の出入りが無いのか、営業時間中の今でも、中には1人もいなかった。相変わらず辺りは薄暗く、足元に気をつけないと転んでしまいそうだった。

「半蔵は、ここで奪取した『S・E』を受け取り、『S・E兵器』の開発を予定していた。だが、他の兵器企業からの攻撃を恐れたあいつは、1番近くて危険なVIPH……俺たちを殺そうと企てた」

 以前ここであった出来事を言いながら、キースは管理用のパソコンを起動し、操作し始めた。

「それで、この土管は何処に続いているんだ?」

「パイプラインは幾つかに枝分かれしている。アメリカ、カナダ、ロシア、イギリス、サウジアラビア……全部で20カ国に繋がっている。アメリカに至っては、6か所ある」

「1番『当たり』がありそうなのは?1個1個見るなんて言わないでくれよ?」

モニターに世界地図を出し、キースはアメリカの国土をクリックし、アメリカを拡大した。アメリカの国土に、6つの点が記されていた。

「それは?」

 グレンがモニターを覗きこんできた。

「これがパイプラインの設置場所だ。こいつは、フォート社に属する工場、支社などに繋がっているんだ。アメリカにあるフォート社所有の工場、支社は、合計で5つある」

「1つだけ余分なのがあるわけか」

「その場所が、ここだ」

 マウスポインターを動かし、1個の点を示す。

 『プロヴィデンス』

 ニューヨークの北東部に位置する、海に面した街だ。

「プロヴィデンス……大戦中、アメリカ軍の軍用品の倉庫、工場だった所か。そこならあまり目立たないし、ニューヨークの『S・E』保管庫に近い」

「ここになんらか情報があるに違いない。もしかしたら、『S・E』も……」

 キースはパソコンの電源を切り、奥が暗くて見えないパイプラインに歩み寄った。

「この事件……『S‐U‐218』をどう思う?」

 パイプラインを眺めながら、キースはグレンに訊いた。

「……一言でいうなら、ただ事じゃない。『S・E』の奪取、『S・E』兵器の開発、ベル・シュトゥルクのテロ事件……裏で誰かが動いている。それも、かなり狡猾な奴が」

 グレンを低い声音でそう答えた。

全ての事件の根底にある、『S・E』。それが持つ性質は、荒廃した世界を一気に復活させるほどの影響力を持っている。だが、逆に言えば、世界を混乱させるものにもなりうる。そんなものが悪用されたら、小さな集団でさえ1国、下手をすれば世界に匹敵する力を持つことになる。

「総動員も時間の問題か……」

「……修羅には言ったのか?『本当のこと』を」

 ぴく、と、キースはグレンの言葉に眉をひそめた。

「あいつもVIPHなら、俺たちの仲間だ。ましてや、パートナーに隠し事なんてするもんじゃないぞ?今朝みたいに――」

「お前には関係の無いことだ」

 グレンの言葉を最後まで聞かず、キースはきっぱりと言った。グレンは溜息をつきながら、黙り込んだ。

「……何故そこまであいつを庇う?」

 間を置き、グレンが口を開いた。

「あいつは俺たちとは違う。俺たちとは違う理由で戦っている。俺たちの立場が、修羅にとって都合の良い場所だっただけだ……だから、深入りをする必要が、あいつには無い」

 グレンに振り向かず、キースは応えた。

「……まぁ、お前の勝手だから別にいいが、1つ言っておく。もう過去は忘れろ。失った仲間にとらわれ続けるのは、命取りになる」

「もう過去は忘れた」

 踵を返し、キースは出口に向かって歩き出した。

「俺はただ、もう仲間を死なせたくないだけだ」

グレンにすれ違い際に、キースは静かにそう言った。

「それは、無理な『わがまま』だ……」

 足早に歩くキースに、グレンは静かに呟いた。毅然としていて、だが、何処か寂しさを感じさせる、そんな後ろ姿を見つめながら。


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