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四十三話 懐抓刃牙/ナツツバキ

閲覧感謝です!

貴重なお時間にお邪魔します……

 ハレルヤ女学園 園芸部部室にて


「そ。で、ここにいると」

「そうや。そういうことやから遥、頼むわ」


 エプロンは今回起きたことを簡潔的に話した後、レッカの事を遥に丸投げしてエプロン颯爽と逃げていく。


「改めまして冒険者ギルドのギルドマスター兼ホムラノ騎士団団長をやっております、レッカと申します。遥さん、お相手できて光栄ですわ」


 部室にはレッカと遥の2人だけだ。


「そりゃどうも。私の仲間達がお世話になったみたいで感謝するわ。ありがとう」

「いいえ。お互い様ですから、お気になさらず」


「ならそうさせてもらう。あんまり人に貸しを作るのは好きじゃないから」

「あら、奇遇ですわね。私も同じ気持ちですわ。意外と私達気が合うのかもしれませんね?」


「そうね。私ならもそう思うことにするわ。だから何か目的があるなら話してもらえる?隠し事があったら好きにもなれないから」

「だから、そんな気を張らないでください。私はただ皆さんと落ち着いてお話をしたかっただけなんです。こうやって皆さんの代表である貴方と出会えた。それだけで私達の取引は達成されました。他に目的なんてありませんわ」


「そう。…なら私から一ついい?」

「ええ。勿論ですわ」


「私達は何で、どうやってこの世界に来たと思う?」

「それじゃ、一つではなく二つですわよ」


「…知らないならいいわ。今の事は忘れて」

「そんな事言わずに、最後まで人の話は聞いた方がいいですわよ?」


「じゃあ知ってるの?」

「…残念ながらその二つとも遥さんの気持ちに沿うような答えは知りませんわ」


「…………」

「ですが、この国に所謂異世界からこの世界に召喚する方法があることなら私は知っております」


「ならそれでいい。知ってる事は全部教えて」

「本来ならこの事は一部の人間にしか知らない極秘情報なんですが……今回だけ特別ですよ。あ、もしも誰かに聞かれても私から聞いたなんて仰りませんようにお願い致しますね」


「分かってる」

「この国には王族だけに古くから伝えられている召喚の儀式というものが存在します」


「召喚……だったら私達は、それで此処に来たってこと?」

「いやそれはないと思います」


「なんで言い切れるの?」

「召喚の儀式は長い間行われてはいません。それにそんなことが行われるのなら私にも情報が行く筈。仮に私などの騎士団関係者にも内密で行われてとしても無理なんです。もしも召喚の儀式が行われたのなら私はきっとここにいませんし王も変わっています。異世界から人間を召喚するためには莫大な魔力持った実力者と王族の血筋を引き継ぐ人間を生贄にしなければいけないんです。王族の方は何とかなるとしても、莫大な魔力と実力を持った生贄に相応しい人間はそう簡単には存在しません。自分で言うのもあれですが私くらい強くなければ生贄にすら見合わない」


「自分で言うのね」

「いけませんか?自分で自分を肯定することは自分を美しくあるために必要な事ですわ」


「……私も同じ気持ちよ。やっぱりちょっと似てるのかもね?私達」

「光栄ですわ。……要するにそれだけ儀式を行うためのハードルが高いって事ですわ。現に、今この国を仕切っている王はピンピンしてらっしゃいますしね」


「そう…」

「ご期待に添えるような事が答えがなく申し訳ありません」


「いや、正直ダメ元だったから別にいいわ。そっちこそ気にしないで」


 とは言うものの、遥の疑問の答えは見つからず少しだけ落ち込んだ表情を見せる遥。


「フフッ……」


 そんな様子を見ていたレッカが小声で笑う。


「なに?」

「いえ。いや、こうやって話をしているとイメージをしていた方とは随分違っていたもので…すみません」


「どんな失礼なイメージだったのかしら?せっかくだから聞かせてくれる?」

「失礼なんてとんでもない。ただ、あの乱暴、不条理を具現化したようなダイチノ騎士団が全く相手にならなかった。ということはあれよりもっと乱暴で横暴な方だっと思っていただけですわ」


「どんな勝手なイメージよ……」

「本当なら貴方達と会う前に直接相手をした彼らに話を聞きたかったのですがもうそれも叶いませんので……」


「アイツら死んだの?…」


 少し言葉を噤むレッカ。


「ご想像にお任せします。あまりおすすめはしませんがね……」

「そ……ならやめとくわ。別に興味があるわけじゃないから」


「ただ勝手ながら、私は貴方達の行動は間違っていないと思います。少なくても、少しの間は彼らの未来は繋がっていた。それを断ち切ったのは私達騎士団と国の責任です…」

「だからこれ以上は別にいいって……答えは知りたくない」


「ですね……。皆さんはお強い。勿論、色々な意味で」

「急に褒めたって何も出てこないわよ」


「そうなんですか?」


 2人の間に穏やかな空気が流れ出す。


「アンタ、レッカさんって言ったけ?」

「呼び捨てで構いませんわ」


「いいの?今更だけどアナタ結構お偉いさんなんでしょ?」

「そうですね。結構お偉いさんですけど、私がそう呼んでもらいたいんです」


「これも特別に?」

「ええ。遥さんだけの特別ですわ」


「分かった。なら私は呼び捨てて呼ばせてもらうわ。レッカもこれからは私の事も呼び捨てで構わないから」

「申し訳ありませんがそれは遠慮させて頂きますわ」


「……特別に私がそう呼んで欲しいからって言っても?」

「ええ。どんな理由でもそれを変えるつもりはありません。分け隔てなく経緯を持って相手をする。それが私のプライドであってポリシーです。まぁ、怒りに身を任せて面倒くさくなってしまった時は関係なくなってしまいますけど」


「そ、なら勝手にして。任せるわ」

「ええ、勝手にさせていただきます」


「…レッカ。アンタちょっと変わってるわよね」

「そうですか?」


「そうよ。レッカはこの国を護る騎士団の団長なんでしょう?だったらこんな得体の知れない世界からやってきた人間を勝手に信じちゃダメよ…私達に敵意を持ってたって不思議はないんだから。こんな会話してちゃダメよ」

「なんでですか?」


「なんでって…そりゃ、だからこの国を護る責任があるからで」

「それとこれとは全くの別ですわ。当然遥さん達がこの国の脅威となる存在だと確証があればそれ相応の対処を致しますが、そんな事はないでしょう?」


「それは分からないわよ…私だってこの先何をするかなんて全く予想がつかない」

「それは私も一緒ですわ。この先何が起こるかなんて事は誰にもわかりません。でも確かなことがひとつだけ。 」


「何それ?」

「今回こうやって皆さんや遥さん達と話して分かった事があります。何があったとしても遥さん達がこの国の脅威になるという事はないということが分かりましたわ」


「それって喧嘩売ってるの?…」

「いいえ、そう意味ではありませんわ。ただ皆さんはどこか歪で独特なんです。だからそれを見て変に誤解をする人も多いでしょう。遥さんや皆さんの存在に危機感を持つ人達が多くいるのも無理はない。でも、不思議と私は皆さんと戦う前にお話がしたかった。どうせ敵として向かい合うのならその後でも遅くない。だから私は皆さんとの相手になる事を決めたんです」


「相手?」

「正直に言います。今回私が来た本当の目的は皆さんの査定とその対処を命じられ騎士団の団長としてここに来ました。それまでの会話は全部のそのための布石だと考えてくださって結構です」


「で、どうだったの?私達はレッカのお眼鏡にかなったわけ?」

「ええ。大満足です。皆さんは私が考えていた以上に素晴らしい方々だった。そんな皆さんがこの国に一方的な敵意を持つことはない。それなら私も敵意を向ける必要もないと判断いたしましたわ」


「本当にいいの?こんなので私達の事を判断しちゃってさ」

「ご本人がそんなに自分達の事に対して疑問を抱かないでください。それにその判断は私が決めた事です。それを変えるつもりはありませんわ」


「…………」

「黙らないでください…あんまり反応がないと私も少しへこみますわ」


「いや、悪い。私もレッカの事はよーく分かった。…そんなんなら最初から試す必要もなかったわね?」

「はい?」


 首を傾げるレッカ。


「さっきから色々とぐちぐちと回りくどい事を聞いて悪かった。ちょっと私もはっきりしたい事があったのよ」

「それってなんですか?」


「でもお陰で分かった。レッカは本当に私達の事を信じてくれてるってね」

「それは嬉しいですけど…… そっちこそこんな会話で簡単に私の事を信じちゃっていいんですか?」


「そっちこそ疑わないで。だってレッカは最初から私達の事を別に嫌いだったわけじゃないんでしょ?」

「勿論ですわ」


「なら大丈夫。仮に私達の事をなんか騙そうとかしてるなら最初に私達の事を第一印象で嫌いになってなきゃそうはならない」

「答えになっていませんわ」


「なってるわよ。不思議だけどね私達は一度嫌いになられたり敵意を持たれたらとことん嫌われて狙われる、そういう運命なのよ。もっと言えばそういう能力をこの学校が持ってるからなんだけどね…」

「どういう事ですか?」


「さっき言った通りよ。私達のいるこの学校には私達に少しでも敵意を持った人間の敵意を増幅して私達に向ける効果あるってことよ。でもレッカは私達に少しも敵意を向けようとはせず今もしていない。もしそうならきっと今頃大事になってるからね」

「…………」


「どうしたのよ?もしかしてまだ意味が通じてない?」

「いやそうではなく…今のでなんか色々と納得がいって…」


「なら良かった」

「あの、それってどんな人間にも効果はあるんですかね?例えば今までは民の事を第一に考えていた心優しい王様とか?」


「えらくピンポイントな例えね。でも、その人が私達に少しでも敵意を感じた事があるのならそうなんじゃない?」

「そういう事ですか……どうりでおかしくなったと思ったわけですわ」


「なに一人で勝手に納得してるのわけ…ここまで言うなら私にも説明してもらえる?気になるでしょ?」

「ですわね。先程、私は皆さんの査定に来たと言いましたがそれはとある人物に命令されたからに過ぎません。以前相手をしたバイラス率いるダイチノ騎士団も同じ理由ですわ。私達、騎士団長個人には作戦を練り提案する権利はあれどそれを命令し実行する権利まではありません。あくまでもそれを決め指示するのは私達騎士団のリーダー的存在であるヒカリノ騎士団団長のミラルダ。ただ彼もまた自分より上の存在に指示され行動を起こしているにすぎません。で、その上の存在って奴が」


「この国の王様か……」

「そうですわ。王の命令は絶対。どんな発言蔑ろにする事はできない。例えそれがどんなに理不尽で無茶苦茶な要望だっとしても…。王族直属の騎士団でもある我々がそれを拒否する権利などございませんから」


「権力者も大変ね…私だったら絶対ムリ」

「大変なのは認めますが別に辛いわけじゃありません。私もこの役割にそれなりのプライドと覚悟を持ってやっていますから。それにあんな事も言いましたが今の王はとても人当たりがよく何事も冷静捉えることの出来る良識のある王だと私は認識しております。我々騎士団には勿論この国に生きる民達にもとても慕われている心優しき王だったのです。それが今では……」


「私達が来た頃から様子が変わったのね?」

「ええ。今まで通りの王ならどんな理由があったとしても冷静にそれを判断し指示するお方でした。少なくてもいきなり武力行使で従わせようなんて事はしない。どんな相手に対しても必ず対話を試んだ方ですので。だけど今回はそうではありませんでした。騎士団の中でも一番武力にこだわり力で解決をモットーにしていたダイチノ騎士団を向かわせるように我々に命令したのです」


「じゃあ全部その王様が私達に喧嘩を買わせた黒幕だってことか。…この国の王様なら得体の知れない私達に対して敵意を描いたって可笑しくないものね」

「……私は今の王を止めたい。本来の王ならこの様な不躾な行動を取らせたりはしません。どうにかして正気を取り戻せる方法はないんでしょうか?これが能力ならそれを解除したり止める方法もあるのでは?」


「残念だけどそれはムリみたいよ」

「どうしてです?」


「私の仲間もこの能力を知った時に同じ事を考えたからよ。でもそんな都合のいい方法はないらしい。<絶対鑑定>の能力を持っているヤヨイが言っていたんだから間違いないと思うわ。この世界で生まれ育ったレッカならその能力の凄さくらいは分かるでしょ?それとも異世界には建物と話せる奴もいるのかしら?」


「転生者だけが手にすると言われる<絶対能力>の一種ですね。私の部下にも1人転生者がおりますからその力の凄さは承知していますわ」

「なら諦めるのね。このままじゃその内、私とレッカも王様の命令で戦う事になるかもね?フフッ、それはそれで楽しみな気がしないわけでもないけど」


「冗談でもやめてください。私は信頼している方とは戦わないと決めているんです。そんなの王の命令でも絶対に御免ですわ!」

「それは残念…」


「……随分冷静ですわね。ご自分がどんな立場にお立ちなのかお分かりなんですか?」

「さあね」


「王の気分次第ではこの国の最強戦力である我々騎士団が貴方達を全力で潰しに行くって事ですわ。そうなったら戦争と言っても差し支えはないでしょう。私はそんなの絶対にイヤですわ!」

「戦争か…。抗争は何度か経験あるけど戦争って表記されるのは初めてね」


「遥さん…」


 余り危機感のない返事を繰り返す遥に次第と呆れだすレッカ。


「心配してくれてるのは嬉しいけど大丈夫よ。こういう理不尽な目に合うのは慣れてるし困った事にそう言うのは嫌いじゃないのよ、私やここに居る女の子達は全員ね」

「…………」


「そういえばさ、この国の王様の名前って何なの?」

「キング・カイザー王ですわ」


「ぷふっ……あはははっ!それ本当?!」


 王の名前を聞いて笑い転げる遥。


「ちょっと、流石に失礼ですわよ!もしこんなのを誰かに見られでもしたら大変な事になりますわ」

「そんな事言われたって仕方ないでしょ…あははっ…。そんな名前聞いたら誰だって日本人なら笑う決まってるわ」


「なに言ってるんです?」

「だってさ、その名前を私達の国の名前で訳すとね、キングは王様でカイザーは帝王って意味になるのよ。つまりそれに当てはめるとこの国の王様の名前は<王様・帝王王様>って事になるのよ。ね、変でしょ?」


「それは確かに……いやそんな事はありませんわ!」


「私達意外誰も聞いてないんだから別に我慢する必要なんかないのに」

「いいえ、我慢なんてそんなつもりは……」


 そう言いながらもなんとか笑いを堪えているレッカの姿が遥の目に入る。


 そんなレッカの姿を遥は手鏡を使ってレッカに無理矢理見せようとする。


「これを見てもそんなことが言えるかしら?」

「ちょっと、やめて下さい!ちょっ!…あははっ」


 自分のその姿に我慢が出来なくなったのかとうとう笑ってしまうレッカ。


「レッカも人間なら笑うのを我慢しちゃダメよ。特にレッカなんて笑った顔の方が可愛いんだから」

「そんな事は……」


「私は好きよ、正直になれないそんな所もね」


 少し揶揄いながらも様子を伺う遥。


「アハハハッ!もういいですわ!…なんか色々とめんどくさくなってきましたわね…急にムカついきてきましたわ!」

「ちょっと、そんなに!?怒らなくてもいいじゃない!冗談でしょ?」


「遥さんにじゃありません…。よく分かりませんけど王様にムカついてきたんですよ!」

「あ、そっちね……でもどうして?なんかそれは違くない?」


「能力の所為とかそんなのはもうどうでもいいんです。どうせ何しても方法がないのなら言いたい事ガツンと言ってやろうと思って!」


 知らず内に溜まりに溜まっていた鬱憤をこの際に晴らそうとするレッカ。


「さっきまであれだけ慕ってたって言ってたじゃない?どうしちゃったのよ、実は不満でもあったわけ?」

「それとこれとは別ですわ!」


「別なんだ……」


「とにかくもうこの私をこんな気持ちにさせた王が何故だか許せませんわ!言いたい事言い切ったら頬を殴るなり蹴るなりして力づくでも私が正気に戻してみせますわ!」

「慕ってる割には物騒な解決法ね」


「正気に戻して必ず遥さん達に謝らせてみせますわ!」

「!…もしかしてだけど、色々言ってたけど本音はそれ?」

「さぁ?私は私の美しさに従って動くだけ。ムカつく王にギャフンと言わせた後のついでですわ。ですから楽しみにしておいてください!私が必ず皆さんがこの国の敵ではないと証明してみせますから、その時はまたこうして楽しくお喋りして下さいますか?」


「イヤよ」

「え?」


「証明出来ようが出来なかろうがそんなの関係ない。私はレッカとこうやってまた喋りたいんだから」

「お世辞でも嬉しいですわ」


「お世辞なわけないでしょうが、本当は分かってるくせに……」

「では私はこれで失礼致します。早速文句を言いいに行かなければならないので。また近いうちにお会いしましょう!」


 そう言うとレッカは王がいる城へ逃げるように颯爽と向かっていたのであった。


「案外口下手なのね。見え張って隠そうと色々無理しちゃって……でもそれだけ信用してくれたって事かしら…」


 遥はレッカが落とした物と見られるガラス細工で出来たピンクのイヤリングに気づく。


「それに結構ドジっ子だし……」


 遥がそれを拾おうとした瞬間。遥の手が触れる直前に突然、そのイヤリングが粉々に砕け散ったのだ。


「!!!嫌なカンジ……」


 これがきっかけなのかそれとも偶然なのか、だがやはり、彼女達は1人の壮絶な陰謀と戦いに巻き込まれていく。いや、。




 そして……


 場面は変わって異世界ではなく現代日本のとある場所。


 道場の様なこの場所で複数の女達が各々様々なトレーニングを行っている。


 複数人でスクワットをしている者達。


「998、999、1000……後100回……」


 サンドバッグにひたすら蹴りを叩き込む女がいれば、熊のような大きな体格の女は自らがサンドバッグとなりそれを受け入れている者もいる。


 無数に技を受け技を繰り出す、それを繰り返し彼女達は自らを磨き上げ互いに互いを高めていく姿が伺い知れる。


 さて、そんな彼女達が異世界にいる遥達と何の関係があって何の意味を持つのか?


 それは分かるようで分からない。


 だけどこれは何かの伏線でほんの先の未来のヒントとなるのは間違い無いだろう……


第二部はこれにて完結。


ここまで閲覧頂き誠にありがとうございます。

また、評価やブックマーク登録して頂いた方も感謝です。


次回は番外編を掲載致します。

今まで明かされているようで明確されていなかったあの事実が明らかになる。

あの2人の過去は現在にどう関わるのか…

番外編だけど本編に深く関係する番外編という名のほぼ本編。


次回からもお付き合い頂ければ嬉しい限りです。

勝手に祈って待ってますね。


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