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現実に異世界生物!?  作者: もに
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8月21日

僕の名前は、風月。高校生2年で普通の人。


今日、というか、もう夏休みに入ってはや2週間ぐらいかな?


今日は、こんなクソ暑い中、僕は遊びに出かけている。


ブーーーーーン


今、原付で2ケツの途中。

後ろに乗ってんのは、ほっさんっていう中学からの友達でよく遊んでいる。

原付の2ケツは違反だがまぁ、バレなきゃいいだろ的な考え笑

あ、ほっさんって名前気になるっって?ただ細川って苗字だからほっさんってだけさ。

ちなみにほっさんは小学生の時、チャリで転けて前歯が折れていてない。どうでもいいか笑


「あ〜あちぃ、なぁほっさん今日どこに遊びに行く?」

「とりあえず暑くない場所がいいなぁー」

「だよな〜笑」


まず俺たちは駅に向かっていた。なんせ田舎なもんで電車を使わないと、遊ぶ場所がないのだ。


ただの田舎道をひたすら飛ばした。


ブロロロロロ。。。


「よ〜しそろそろ着くぞ!ってあれ?」

燃料メーターがゼロになっていた。

「どうした風月」

「あははは!燃料入れ忘れてたみたい笑」

「まじか!こんなクソ暑い中歩くのかよ」

「ごめんって!まあほら駅見えてるし」

「しゃーない歩くか。後で風月アイス奢りな!」

まじか。。。。


こうして俺たちは、駅に向かっていたのだが。燃料が切れてくれたことに感謝することになる。


「「あちぃ〜」」

ゴオォォォォォーーーー。

「なぁ、ほっさん?」

「どうした?」

「なんか聞こえない?」

「聞こえるけど、これただの飛行機でしょ」

ゴオォォォォォーーーー。

「そうなんだけど、なんか音デカすぎやしない?」


そして2人は空を見上げた。そこには空を覆い尽くすように飛行機が低く飛んでいた。


「うわぁ〜すげー低いな笑」

「ああ」

「でも危なくない?」

「危ないな」

「これ、もしかしたら落ちるんじゃないかな?」

「風月それはねーよ」

「「あははははは」」






ドゴオオオオオオォォォォォォンンンンンンン!!!!!!!!!






8月21日、駅に飛行機が墜落した。




2人のところにも爆風が届いており、転けた。


「「え?」」


2人は顔を合わせた。


「これやばくない?」

「やばいよ!」

「とりあえず俺は写真撮ってツ○ッターに載せるから、ほっさんは燃料入れてきて」

「え?あ、わかった」


風月は冷静だったが、ほっさんはなにがどうなっているのかわからずパシリに使われたことにすら気づいてなかった。


これはすごいな。ズームしなくても近いから迫力あるな。

駅に向かってたら駅に飛行機墜落っと、これであとは写真付けてツイートっと。パシャパシャいい写真が撮れるまで時間かけてたら20分も経ってしまった。

おっと周りにも野次馬が集まってきたな。ほっさん1人で行かせちゃったし追いかけるかなっと。


あれ?あれって陸だよな?

風月は野次馬の中に高校の友達、陸を発見した。


「おーい陸」

「ん?あ!風月じゃん!」

「久しぶりじゃん!陸はこんなところで何してんの?」

「ああ、すごい音がしたからこっちに来てみたんだけど凄いことになっててビックリだよ」

「だよな!俺なんか落ちる前からここにいて、上を低く飛んでる飛行機見て落ちるんじゃないかって話してたら本当に落ちて焦ったわ!」


その後、落ちた飛行機についてやらあれこれ陸と話をして10分くらいたったころ。


ドーーーーン

何かが墜落した飛行機にまた落ちてくるような音だった。

落ちたと言うより地響きのようなものだったかもしれない。

バッサバッサバッサバッサバッサバッサバッサバッサ

その直後、墜落した飛行機から何かが浮かび上がって来てるような気がした。


いや違う、飛んでる。

そこには、真っ赤な色をしたよくアニメに出てくるような、架空の存在であるはずの、ドラゴンがいた。

「なあ陸、あの赤い飛んでるやつなんだと思う?」

「俺の目が壊れてなければドラゴンに見えるんだけど」

「だよねぇ」


ギャアオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!

ドラゴンと思われる生物が吠えながらこっちを向いた。


「「あ、こっち向いた」」


その瞬間、僕たちの日常が終わりを告げた。

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