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第7話 冒険者ギルドと受付嬢

今日は2話更新です!

PV9000、ブックマーク件数60ありがとうございますm(_ _)m。

これからもよろしくお願いしますm(_ _)m。


それでは、第1章 第7話 冒険者ギルドと受付嬢

お楽しみください。


前回のあらすじー!!


ヒロイン候補イリス登場!

コルト村について

冒険者ギルドへgo!


✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄



俺は冒険者ギルドの入口の前に来ている。

そして、俺は扉に手をかけ冒険者ギルドの中へと入っていった。


優希「おぉぉぉ……」


冒険者ギルドの中では、酒を飲んでいる冒険者や、掲示板を見ている冒険者がいた。

俺は、冒険者登録する為に受付嬢のところまで行こうと歩いていたら、「ガタッ」

どうやら誰かとぶつかってしまったみたいだ。

俺は「すみません」と一言呟いた後受付嬢へと向かおうとした時。


「おい、俺にぶつかっといて謝罪の一言もねーのか?あん?」


おぉぉ……これがいわゆるテンプレってやつか。

いやでも本当にテンプレ的な事が起きるとはなー

さすが異世界だ。

とりあえず適当に返しとくか。


優希「先ほど、すみませんと謝罪したはずですが、他になにか?」


「ああん?んだてめ新人のくせにこの俺様にたてつくつもりか?あん?」


まったくめんどくさいなー……

こっちははやく登録したいってのに、まったく、テンプレは実にめんどくさい


「おい新人、よく聞いとけ!、俺はな冒険者ランクCなんだぜ?お前見たいな新人が勝てる相手じゃねーんだよ。わかったらさっさと謝罪しろ。」


優希「……はぁ……」


「なんだてめぇそのため息は。なめてんのか?ああん?」


俺は呆れていた。

Cランクが上位なのか下位なのかしらないが、自分より弱い人間に絡んでは恐喝する。

こんなクズのような人間がこの世界にもいるんだと今改めて再認識した。

とりあえず、コイツのステータスを超鑑定で見てみた。


ステータス


名前 サルド ゴウル

種族 人族

ジョブ 剣士

状態 良好

レベル 35


HP2500/2500

MP250/250

攻撃450

防御350

魔攻100

魔防150

俊敏100

幸運10


【スキル】

火属性魔法Lv.5

威圧Lv.7

剣術Lv.6

体術Lv.4

【ユニークスキル】


【オリジナルスキル】


【特殊スキル】


【称号】

中級剣士


【加護】




…………

一言で言うと、めちゃくちゃ弱い。

周りからしたら強い方だと思うが、俺からしてみると弱すぎて草が生える。

俺は笑いそうになるのを堪えて、ゴウル?に返事をした。


優希「いやいや、別に舐めてませんよ?後、今ちょっと俺忙しいのでそこどいてもらえませんか?」


ゴウル「はぁ?どくわけねーだろ。新人にはお仕置きが必要な見たいだな。

これでもくらえ。」


ゴウルはそう言うと、火属性魔法の初級魔法を撃ってきた。

ちなみに初級魔法と中級魔法なら詠唱文無しでも唱えることができる。


ゴウル「ファイア!」


……………………………………………………


ゴウルが火属性魔法の初級魔法を唱えた後なにもおこらず、しばらくの沈黙が続いた。

そして、ゴウルが口を開いた。


ゴウル「っな!、んなばかな、ファイア!、ファイア!ファイア!」


いくら唱えても魔法が出ない。周りはゴウルを可哀想な目で見る人や、笑いを堪えている人達もいる。中には、唱えても魔法が出ない事に驚いている人もいた。


ゴウル「いったいどーなってんだ……」


俺が原因です。なんて言えるはずもなく。

俺は一瞬でゴウルの前に行き、ゴウルの腹をかなり手加減をして、殴った。

するとゴウル物凄いスピードでぶっ飛んで行き、壁を突き抜け、空の彼方へ飛んでいってしまった。

「これでもかなり手加減したんだけどな……」

優希はそう呟いた。

穴が空いた壁を治す為に優希はオリジナルスキルの一つ、天地創造を使い、壁を一瞬で元通りにした。

これを見ていた周りの人達は呆然としている。

優希はそれを気にすることなく、受付嬢のいる所に行った。


優希「冒険者登録をしたいんだが」


優希が目の前にいる受付嬢に話しかけたが未だに呆然としている。


受付嬢「……」


優希「あのー……」


受付嬢「……っは!はい!え、えーとな、何でしょうか?」


受付嬢は呆然から解放されたが、まだ言葉がぎこちない」


優希「冒険者登録をしたいのですが」


受付嬢「冒険者登録ですね。わかりました。ではまず冒険者ギルドについて説明させていただきますね。」


優希「はい、お願いします」


さすがといったところか、受付嬢はすぐに口調を直し、落ち着いて話し始めた。


受付嬢「まず、冒険者ギルドを利用するにあたって、冒険者登録を必ずしていただきます。冒険者登録をしないと基本、冒険者ギルドは利用できません。

冒険者登録をした後、ギルドカードをお渡しします。

ギルドカードは身分証としても使えます。

ギルドカードを無くすと、再発行料として金貨1枚が必要になります。

ですので極力無くさないようお願い致します。

次に冒険者ランクについて説明させていただきます。

冒険者ランクは、FからSSSまであります。

ちなみに、SSランク冒険者は今は存在しません。

SSSランク冒険者は今まで1人としていません。

依頼についてですが、自分のランクの一つ上までしか受けることができません。

依頼をこなしていく内にランクが上がっていきます。

ランクがある程度高いと指名依頼が回ってくることもあります。

SSランク、SSSランク以外のランクの冒険者は指名依頼を拒否することができません。

また、緊急依頼は、Cランク以上の方は必ず参加しなければなりません。

もちろん、SSランクとSSSランクの冒険者は拒否が可能です。

Dランクからは進級試験を行っていただきます。

冒険者ランクについては以上です。」


受付嬢「そして、冒険者ギルドの施設について説明します。

冒険者ギルドの施設を利用するには冒険者登録をしている必要があります。

冒険者ギルドで使用できる施設は、酒場、掲示板、素材買い取り等です。

自分から依頼をする場合は、冒険者ギルドに登録してなくても可能です。

冒険者ギルドの施設についての説明は終わりです。」


受付嬢「それと、冒険者同士のいざこざは基本冒険者ギルドは加入致しません。

あくまで自己責任でお願いします。

冒険者ギルド内でいざこざがあり、商品等や、施設、建物に破損があった場合、全て冒険者に責任がいきます。

ご了承ください。

それと犯罪を犯した場合はギルドカードから身分が消滅し、村や街、王国などに入れなくなるので気を付けて下さい。

冒険者ギルドについては以上です。

他に質問はありますか?」


優希「いえ、ありません。」


受付嬢「では、ギルドカードと針をお渡しします。

針で指に薄傷をつけて、血を一滴ギルドカードに垂らして下さい。」


優希「わかりました。」


俺は針で指に薄傷を作り、血を一滴ギルドカードに垂らした。

すると、自分のステータスが文字として映し出された。

他にも、討伐数や、受けた依頼の項目欄があった。

そして俺は自分のステータスがバレるとまずいと思い、超隠蔽使って偽装した。


ステータス


名前 ユウキ ハルカワ

種族 人族

ジョブ 魔法剣士

状態 良好

レベル 1


HP500/500

MP250/250

攻撃150

防御150

魔攻100

魔防100

俊敏100

幸運20


【スキル】

火属性魔法Lv.2

水属性魔法Lv.2

剣術Lv.3

体術Lv.2


【ユニークスキル】


【オリジナルスキル】


【特殊スキル】


【称号】


【加護】



こんな感じでいいか。

俺はステータスを偽装し、受付嬢にギルドカードを渡した。


受付嬢「えーと、……え?」


優希「ん?どうした?なにか問題でも?」


受付嬢「あ、いえ、問題ありません。すぐにFランクのカードを作ってきます。

少々お待ち下さい。」


優希「わかった。」


そう言うと、受付嬢は不思議な顔をしながら奥へと行ってしまった。


優希「完璧に偽装したんだけどなー。どこか間違っていたのだろうか?」


優希はそんな事を考えていると、受付嬢が奥から戻ってきた。


受付嬢「Fランク用のギルドカードが出来ましたのでお渡しします。」


そう言うと赤色のギルドカードを渡してきた。

それを受け取ると、俺は微笑みながら


優希「ありがとう」


とお礼を言った。

すると、受付嬢は頬を赤らめながら「! い、いえ!」と言った。

俺は不思議に思いながらもこの場を去ろうとした。

が、受付嬢がすぐさまに話しかけてきた。


受付嬢「え、えーと、もし今日依頼を受けるのでしたら私の方で見繕いますがいかが致しますか?。」


と聞いてきたので俺はお願いした。


優希「あ、あぁ頼むよ」


そう言うと、受付嬢は少し笑顔になり、オススメの依頼を出してくれた。


受付嬢「Fランクの依頼だと、孤児院や屋台のお手伝い、薬草依頼等があります。

一つ上のEランクには、魔物討伐等の依頼がありますが、どうしますか?」


優希「んー、えーとじゃあ、薬草依頼と魔物討伐の依頼をお願いします。」


受付嬢「わかりました。薬草依頼は、この村を出てすぐ近くにある草原で取れる物にしますね。

魔物討伐依頼の方はゴブリン5体討伐の依頼で大丈夫ですか?」


優希「あぁ、それで頼む」


受付嬢「わかりました。ユウキさん、ギルドカードを提示してください。」


そう言われたので、俺はギルドカードを受付嬢に渡した。


受付嬢「はい、ありがとうございます。」


そして、しばらくして終わったようでギルドカードを返してくれた。


受付嬢「ギルドカードに受けた依頼の内容が表示されているはずなので、確認してくだい。」


優希「ん、わかった。」


俺はギルドカードの依頼の項目欄を見る

すると依頼の内容が表示されていた。


依頼項目欄


フェルト草原でフェルト草を10束取ってくる。


難易度F


アルト森でゴブリン5体討伐


難易度E



俺は依頼内容を確認した後、立ち去ろうとした時、後ろから袖を引っ張られた。

後ろにはさっきまで話していた受付嬢がいた。


受付嬢「あ、あの!私、フィリアと言います!

お、覚えて頂けると、う、嬉しいです……」


何故か赤面で、もじもじしながらそう言ってきた。


優希「あ、あぁわかった。フィリアこれからよろしくな。」


俺が名前を呼んだとたん、ぱぁ、と笑顔になり、元気な声で


フィリア「はい!ユウキさんこれからもよろしくお願いします!。」


と言ってきた。


フィリア「あ、あと言い忘れてましたが、ギルドカードは偽装出来ないようになっていますので安心してくだい。」


優希「わかった。ありがとう。」


と笑顔で答えると、頬を赤らめて、下にうつむきつつ


フィリア「い、いえ、これかも仕事の内ですから。」


と答えた。

俺はフィリアに別れを告げた後、冒険者ギルドを出て、フェルト草原へと向かった。




いかがでしたでしょうか?

次回は依頼編集です

よろしくお願いしますm(_ _)m

アドバイス、感想、コメント等お待ちしております。

それとアルファポリスと言う小説サイトに同作品を投稿したところ、1日でランキング上位を取れました。

ありがとうございますm(_ _)m。

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