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おかしな転生  作者: 古流 望
26章 ドラゴンはフルーツがお好き
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253話 モルテールン家の現状

 モルテールン領ザースデン、領主館の執務室では、相も変わらず領主代理と従士長の凸凹(でこぼこ)コンビが執務に励んでいた。

 親子ほどに年の離れた二人でありながら、長年の付き合いから息の合った仕事っぷりである。

 領主の仕事というのは多岐にわたり、法律の制定、裁判の判定、税率の調整と納税管理、公共事業の執行と運営、軍政の整備などなど。ぶっちゃけ、仕事はいくらでもある。

 どれにしたところで、基本にあるのはお金。何をするにしても、人とお金は必要であり、大雑把に言ってしまえば、どんな仕事を、誰が、幾らの予算で行うのかを決めるのが領主の仕事と言っていい。

 世知辛い世の中、数々の施策のおかげもあって豊かな領地となっているモルテールン領でも、定期的にお金の管理は必要である。


 「坊、今年の収支概算が出やしたぜ」


 従士長のシイツがペイスに差し出したのは、今年一年の収支について。

 普通、領地貴族の収入といえば税である。領民から徴収する様々な税をもって収入とし、領政にまつわる様々なことを支出とする。勿論、領政などそこそこに、収入の殆どを領主家の実入りとしても構わないし、領民に還元してもいい。税収を上げるために税を増やしてもいいし、或いは将来の為に投資してもいい。匙加減は領主次第。

 モルテールン家の場合、家の収入と領地の収入を分けるようにしている。税収の一部を給料代わりに貰いつつ、残りは全て領地の為に使う方針。これはペイスの助言も勿論あったが、当主たるカセロールが【瞬間移動】の魔法使いであり、多くの領地を色々と比較できたことも大きい。公私混同甚だしく、領地の税収と家の収入の境が曖昧な領地や、税収を贅沢品に使うような貴族の領地ほど、貧しくなっていくという事実を色々と見てきたからだ。

 税として平民から財を吸い上げ、還流しなければ貧しくなる一方なのは当然。という現代人なら常識で分かりそうな理屈も、教育水準の低い世界では賢者の知恵になるわけだ。


 「ご苦労様。どんな感じになりましたか?」


 今後の領地整備計画に目を通していたペイスが、手元の資料を置いてシイツに尋ねる。

 来年以降の予算を大雑把に目途をつけておくためにも、今年どれほど余裕があったのかを知っておくことは重要だ。


 「ざっと、二千クラウン程度の黒字でさあ。細かい部分で一割前後までは上下するでしょうが、大体は数字も出揃ってますからそうそうずれることは無えでしょうぜ」

 「……プラウ金貨二千枚ですか。相当な黒字ですね。急な工事もあったので、もう少し少なくなると思っていましたが」


 二千クラウン。金貨に馴染みのない人間ならばその金額にピンとこないほどの金額ではあるが、物凄く単純化した計算でいえば、一クラウンで、最低限の生活をしている一家が一年半から二年は暮らせる。これを、現代的な感覚で一クラウン五百万円程度と換算するならば、百億円ぐらいの収入になる。勿論物価の違いやら生活水準の違いやら、色々とあるので目安でしかないが、一地方自治体と考えても、相当な黒字である。

 予算規模が二千クラウンなのではない。予算を執行し、余った金額が二千クラウンなのだ。モルテールン家の興隆が本物という証左であり、ペイスが部下たちに信頼されている所以でもあろう。単価の高い砂糖と砂糖加工品が、阿呆みたいに儲かるということでもある。

 来年度は相当に大規模な事業も行えそうな感じだ。


 「デココん所をはじめ、各商会からの上納金が結構ありやして。例の雨乞いの祭りで、儲けたからと。あと、雨乞いの踊りについては情報統制しやせんでしたから、盛大に商売のネタにしているところもあるようで。結構な大物も釣れたってんで、礼金もたんまりと」


 魔法の飴によって魔法使い以外でも魔法が使えるようになり、人手が確保できたことから山脈を消し去るという暴挙に出たペイスであったが、これによってモルテールン領の環境は激変。砂漠のような半乾燥地帯に雨が降るようになったわけだが、これは色々と問題が多い。そこでペイスが繰り出した一手が、雨乞いの踊り。

 誰がどう見ても馬鹿らしいことではあるが、実際に踊ったら雨が降ってくるようになりましたテヘペロと開き直ったのだから、振り回される大人は大変だ。他の貴族達は、実際のところがどうであったのかを慌てて調べる羽目になる。

 モルテールン家の狙い通り、また雨乞いの踊りで部下からペイスの頭の中身を心配された甲斐もあり、無事に雨乞いについての情報は各地に広まった。

 スパイ天国として諜報員がうようよいるモルテールン領であるから、雨が降るようになったことなど即座に主だった貴族の耳に入っている。

 しかし、そこからが対応の分かれるところだ。


 『火を焚いて踊ってみたら雨が降りました。』


 こんな話、まず最初は誰もが眉に唾を付けて聞く。いきなり信じろと言われて信じる人間が居たら、そんな人間は詐欺師の良いお客さんであろう。

 疑って当然。裏を考えて当たり前。

 次にやることといえば、更なる情報の収集というのが常識的な一手だ。

 踊りにかこつけて魔法が使われていたのではないか。こっそり魔法使いが紛れていたのではないか。或いは、画期的な新技術が開発されたのではないか。はたまた、本当に踊りに超常の力が生まれる何かがあったのだろうか。もしかしたら宗教的な祈りや、邪教の力に頼ったのではないか。偶然が重なっただけではないのか。異常気象が起きていて、それをさも自分たちの力の様に偽装したのではないか。雨が降ったというのは偽装や情報工作なのではないか。などなど。

 推論や仮説を色々と建て、本当のところはどうなのか探ろうとする。

 複数の仮説を同時に検証しようとするような優れた家もあれば、思い込みで邪教徒を探せ、などとやる家もある。

 何にせよ、モルテールン家にはスパイのお替りが追加されるわけだ。今だけ限定の、スパイ特盛り諜報員マシマシ情報員付きセットである。

 そんな新たにやって来た諜報員たちがどうするか。

 まずは、手ごろな情報収集先として、商人に当たる。商人は金次第で口が軽くなるし、重要な情報も握っていることが多い。勿論、駆け引きに長けた熟練者相手に、吹っ掛けられることは多々あるだろう。しかし逆に言えば、金さえ払えば、全くの手ぶらという可能性が極めて少なくなることを意味する。

 モルテールン家と裏で繋がっているナータ商会などは、それっぽい欺瞞情報を「真偽不明な重要情報」などと勿体付けて売り、金貨を大量に稼いだのだ。それこそ、大物貴族の配下と(おぼ)しき相手からは数百枚単位で金貨を搾り取っている。それがわざわざ何人もやって来るわけだから、笑いが止まらない大儲けだ。

 ちなみに、一番の売れ筋は「シイツの魔法」についてである。千里神眼の裏技で、未来予知が出来るという“噂”の真偽を確かめたがる貴族が多いということだ。

 おかげで、シイツがロリコンという噂までついでに広まっていることは、商人間の笑い話である。こればかりは、四十も過ぎて十三の嫁を娶ったシイツが悪い。


 「それだけ、モルテールン地域に雨が降るようになった影響は大きいということでしょう。正直、そこまで大きな金額になるとは思っても居ませんでした。想像以上ですね」

 「ええ。うちがあんまりにも金を貯めすぎるってんで、他所から苦情がきそうな程度には儲かってまさあ」


 金を払う人間からすれば、払った金を出来るだけ取り戻したいと思う。払った額に見合うだけの成果を得たいと思う。これは当然のことだ。

 しかし、モルテールン家の情報戦の上手さ、情報操作の巧みさは年季が入っている。また、ペイスが複数の魔法を使えるという反則技もあるのだ。思った通りに有用な情報を、見合った金額で手にする人間の方が希少であり、大抵はゴミのような情報に大金を支払わされて泣きを見る。

 ぼったくられたところは、当然ながら悔しがる。しかし、ことは裏の世界の話。表ざたにして文句を言う筋合いのものでも無い。

 不満はあるが文句も言えない。だが、何か一言言ってやらねば、ぼったくられた腹の虫がおさまらないというのも自然な感情。

 モルテールン家は少々儲けすぎているのではないか、などという嫌味は、最近特に増えたもののひとつである。


 「金貨だけを貯めこんでいても仕方がないですからね。お金は使ってこそ意味がある」


 ペイスは、別に守銭奴でもない。お金などというものは、意味のあることに使ってこそだと思っている。

 特に、お菓子に関して使うのであれば、何よりも有意義なことなので、どんどん使うべきだとさえ思っていた。

 例え周りから趣味に浪費しすぎと言われようと、舶来品のフルーツに金貨を何十枚何百枚投じようと、お菓子を作るという大義の前には、僅かな支出であると言い張るお菓子馬鹿なのだ。


 「貯めておいて安心を買うってのもありますぜ?」


 勿論シイツも、ちょっと目を離すとペイスがとんでもないことに金を使い込むことは承知しているので、くぎを刺す。

 お金などあったらあっただけ使うのが信条の傭兵だったころとは違い、今は所帯も持つお父さん。貯金の大事さは、良く分かっている。


 「ある程度は安心のために貯めるのも合理的ですが、貯めすぎると別の不安を買ってしまいますよ。あそこに金が唸ってる、と思われれば、山を越えてくる連中が居るかもしれない」


 弱肉強食を地で行く世界。財産を守るのは、自分でやらねばならない。人に頼るならば、上前を撥ねられるのが世の常。力づくで武装集団が押しかけてきて、金から何からごっそり奪っていくのもザラにあるのだ。盗賊であったり、泥棒であったり、或いは貴族の軍隊だったり、貴族の軍隊だったり、貴族の軍隊だったり。

 通帳に数字だけ記入しておけばいつでも引き出せるような仕組みもないし、ましてや電子データ化されて物理的に安心ということも無い。

 現物の財産を、実力で守る。それが出来てこその貴族だ。

 モルテールン家の場合、山を越えたお隣に、敵対している他国の貴族領が存在する。停戦はしているものの、そんなのは口約束のようなもので、いつ何時襲ってくるか分からない。

 金貨が大量にありますよ、などという話になれば、金貨の枚数に比例するように、他国の侵略危険性は高まる。

 金が無いのも問題だが、貯めておけば安心というわけでは無いとはそういうことだ。


 「そういえば、レイング伯爵の所も借金の整理が出来たってぇ話でしたかい」

 「腐っても伯爵家。私財を盛大に手放し債務を圧縮し、親しい親族や知人から超低金利で金を借りて収支バランスを整え、ひとまず動けるように体制を整えたそうですね。往時に比べれば経済的な力は衰えましたが、だからこそ一発逆転を狙ってうちを襲ってくる可能性があります」


 その他国の領主では、最も危険なのがレイング伯爵。対神王国強硬派であり、虎視眈々と神王国を狙っている、カセロール曰く飢えた野良犬のような貴族だ。

 かつてペイスが騙し……もとい、交渉の末に万を超える金貨をかっ剥ぎ、その影響から経済的に困窮し、とても山を越えてモルテールン領を襲うことが出来る状況では無かった。今までは。

 しかし、流石は高位貴族。色々と政策を動員し、また今までに積み重ねたものもあり、ここ最近はじわりと牙を見せ始めているという報告が上がっている。


 「うちも変わりやしたから」

 「ええ。かつてのモルテールンは既にない。今あるのは、雨にも恵まれるようになった広大な平地。今尚拡大を続ける可能性の塊です。レイング伯でなくとも欲しがる人間は多いでしょうから、政治状況次第では、敵が徒党を組んで大勢押しかけてくる可能性は否めない」


 今まで二十数年、モルテールン領がレイング伯爵に襲われなかった理由は、モルテールン領が貧乏だったからだ。

 軍を動かすのもタダというわけにはいかないわけで、ある程度の収益が見込めなければ軍を動かすだけ赤字になる。盗賊稼業もランニングコストが必要。赤字になることが分かっている相手は襲うだけ損である。

 つまり、貧乏領だったことが、防衛戦略の要でもあったのだ。

 しかし、ここ最近はモルテールン領も豊かになった。特に、雨が降るようになったことで、モルテールン領の農業生産力向上は、誰の目にも明らかになった。

 こうなってくると、モルテールン領を襲った時、損失の度合い次第では利益が出るようになってくる。


 「対策はあるんで?」

 「何の為に山を西側に動かしたと思っているんですか。どうしてもこちらの兵力で対応できない大軍がやってきたら……モルテールン西部は大きな土葬場になるでしょう」

 「怖え怖え。向こうさんはそれを知らねえ。幾つか分かれて別々にってなりゃどうします?」

 「遅滞戦闘に努め、時間を稼ぐその間に援軍を呼ぶしかないでしょう。レーテシュ家を始めとする南軍や、父様の居る国軍はまず大丈夫。必要とあれば東部閥からも援軍を求めます」

 「山に城を建てておくってのなあどうですかい? 金が有るんで、出来なくもねえですぜ?」

 「そこまで露骨にしてしまえば、逆にヴォルトゥザラ王国を刺激します。今は内側を固めて、地力をつける時。対外戦は外交重視でいきます。これは、父様とも認識を擦り合わせ済みですので、当家の総意と思ってください」

 「外交ねえ。ってことは、色々と地ならしが要りますぜ」

 「分かっています。正直、今までの外交方針が、時代に合わなくなっているというのもありますし」


 モルテールン家の既存の外交姿勢は、等距離中立を旨とする軍家閥重視である。

 これは、モルテールン家創設以降二十年以上、モルテールン家の主な収益源がカセロールの出稼ぎにあったからだ。主要産業が人材派遣業で、領地運営の赤字を傭兵稼業で埋めるという、独特のお家事情があった。この場合、モルテールン家の貴族社会での立ち位置は、他家が格安かつ便利に使える軍事力、というものだ。

 お金次第で雇える魔法使いという存在。それを成り立たせるためには、前提がある。それは、神王国貴族の全てが、潜在的顧客であるということだ。

 不必要に恨みを買っている家に雇われるのはリスクを背負うことになりかねないので、基本的にモルテールン家の外交政策は恨みを買わないことを前提として動くものだった。昨日の敵も今日の客。外交では、モルテールン家が大きく譲ってでも融和姿勢を心掛けてきたわけだ。

 例外は、若気の至りで怒りを買ってしまったカセロールとアニエスそれぞれの実家である。


 しかし、今は事情が変わってきている。カセロールが国軍にとられている以上、傭兵稼業をするなら残余の戦力でということになるだろうが、質という面では劣化が否めない。ワンマンアーミーな戦力と比べるのが間違いというのもあるが、急いで人を増やした弊害でもあった。

 そもそも従士を雇ったとしても、訓練を含めて戦力化には時間がかかることから、軍事力的には急激な拡張など不可能。何とか人材を集めてはいるが、専門軍人たる従士は三十人程。うち半分以上が経験の浅い若手だ。

 数だけでいうのなら、領内の自警団のように多少マシな人間を徴兵して、二百程度がモルテールン家の兵力である。健康そうな男を根こそぎ徴兵して、後先考えずに領内の全兵力を動員したとしても千程であろう。これが現状のモルテールン家の軍備。極々一般的な男爵家相当か、むしろ爵位に比して少ないレベルだ。

 対し、経済力的には相当に裕福である。

 経済規模というなら、高位の領地貴族ともなれば、何十万枚、何百万枚もの金貨を動かす。が、これらは同時に必須の支出も同じぐらいあるわけで、二千クラウンの純収益というなら下手をすれば子爵家や伯爵家にも匹敵する。少なくとも、高位貴族の金銭感覚でも、明らかな大金と言えるだろう。

 必要経費は軍事的には弱小勢力であった時からさほど変わっておらず、経済的には急激に伸長したモルテールン家。儲けは増える一方。

 こうなれば、仮想するべき敵対勢力の規模が、ドンと大きくならざるを得ない。今までの弱小なモルテールン家であれば、敵も本気で潰そうとはしてこなかった。一騎当千のカセロールを潰すには千人単位の軍事力が必要だが、それ程の軍を動かしてまで得られる利益が見込めなかったからだ。モルテールン家を仮に潰せたとしても、手にできるのは碌に稼げない乾いた土地。得られるものが僅かだからこそ、大軍を動かしてまでモルテールン家を潰す人間は居なかった。

 しかし今現在、年間二千クラウンの純利益を稼げるほどに豊かになったモルテールン領。これほどの美味しい土地となれば、万単位の軍を起こしても、長期的に見れば採算が合う、と考える人間が出てくるかもしれない。


 敵の規模の想定が、今までよりも格段に大きくなった。

 ならば、今までの様に等距離外交を維持するのではなく、近隣の領地貴族や、中央の実戦部隊とは緊密に連携を取るべき。

 外交の方針転換とは斯様な事情から生まれた。

 近郊の領地貴族や国軍と仲良くすることで外務閥や内務閥、或いは他の地方閥に睨まれようとも、実際に軍事的に助けてくれる実益を取る方が、優先度としては高い。金を稼ぐための利益重視外交から、安全保障の為の軍事同盟外交へ。それが、モルテールン家親子の間で為された、お家の方針大転換だった。

 経済的な補填を外部に頼って軍事力を輸出する形から、経済力を自活して軍事力を輸入する形に。ある意味で、ステップアップと言えるのだろう。


 「時代に合わせた外交ですかい」

 「ええ。遠くの貴族とも仲良くやる為、近場の貴族ともあえて距離を置いていたのが今までの外交。これからは、他所が疎遠になるとしても、近場の貴族とは徹底的に仲良くなります。その為に、必要とあれば積極的に社交に参加します。同時に、領内の開発も進め、人材育成と募集を続け、常備軍の創設を目指して動くことになるでしょう。自警団ではなく、専門の兵士集団ですね」


 経済も軍事も最低レベルだった時代から、経済だけが急激に伸びる時代に突入した。ならば領主家として次に見据えるのは、経済規模にふさわしいだけの軍事力の整備である。

 ヒットが出れば一気に大儲け出来る経済とは違い、人の育成は十年単位の時間が要る。動くとすれば、早い方が良い。


 「何か考えはありますかい?」

 「……そのことですが、シイツに少しやってもらいたいことがあります」


 将来を見据えたペイスが、また新しく一手を打つ。


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表紙絵
― 新着の感想 ―
[良い点] 今更ながらに読めない漢字や、知らない語彙に突き当たり、一つ一つググる状態に国語力がアップしています ラノベ正直に言ってなめてました。 申し訳ない。
[良い点] 一気読みしました。物語に抑揚があり、飽きません。 [気になる点] 爵位、名前、地図を書き出しながら読みました。地図がつながりません。世界地図と神王国地図のせて下さい。
[一言] ペイス銀行: 出入り通路の無い大深度地下室に現金・希少金属も預金帳簿も保管。出入りできるのは、地上から自分で掘っ(て通路を埋め戻し)ていったペイス君だけ。(父は場所がわからないから転移出来な…
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