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おかしな転生  作者: 古流 望
第14章 ハネムーンに浮かされて

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128話 ジョゼの新茶会

 「ようこそおいで下さいましたジョゼフィーネ=モルテールン卿。本日のお越しをレーテシュ家一同、心より歓迎いたしますわ」

 「ご招待いただきましたこと、我が父に代わりまして篤くお礼申し上げます」


 お互いに女性礼をとって顔に笑顔を張り付ける二人。

 知性的な雰囲気ともいうべきレーテシュ伯と、活発な美少女と言うべきジョゼの二人だ。

 レーテシュ家主催の毎年恒例新茶試飲会に招待されていた、モルテールン家を代表してやってきたジョゼに対して、レーテシュ伯が最大級の歓迎を見せる。国家の重鎮たる伯爵直々の出迎えだ。

 周りで見ていた若い子弟は、噂に名高いモルテールン家の令嬢に興味津々。ましてや、国内五指に入る有力者の大歓迎を受ける家ともなれば、社交に不慣れな若者でも注目して当然である。


 「今日はペイストリー=モルテールン卿は御一緒ではないのかしら」

 「弟は領内の諸事に追われておりますので。私に何かご不満がございましたか?」

 「いえ、お美しいお嬢様に来ていただけて会も華やぐと喜んでおりますよ。ただ少しお話をしたいと思っておりましたの。ほら、先日もお料理で親睦を深めたばかりですし。おほほほほ」


 お菓子対決で負けたことを親睦を深めたと言い換えるのはさすがだが、それにかこつけて何とかペイスを自分たちの身内に取り込もうと動いているわけで、モルテールン家としては警戒するべき発言である。

 ジョゼも伊達に貴族令嬢として教育を受けているわけではないので、笑顔のまま応対していた。


 「その節はお世話になりました。折角の機会ですから、あの時のお菓子をいかがでしょう。手土産代わりに持参いたしました」

 「お気遣い頂いて嬉しいですわ」


 レーテシュ伯の頬がピクリと動く。

 リコリス印のクッキーと言えば、他ならぬ自分の大恥と共に国王も認めた菓子として、にわかに話題となっているお菓子だ。モルテールン家の手土産としてはどこに持って行っても喜ばれる。

 もっとも、ただ一つだけ喜ばない家があるとすればレーテシュ家であろう。何せ赤っ恥をかいた元凶なのだから。

 分かっていて素知らぬ顔で土産を渡すジョゼも、弟に負けず劣らず(つら)の皮が厚い。


 「ほほほほ」

 「うふふふ」


 お互いの笑顔が実にしらじらしい。


 「こうして立ち話も何ですから、こちらへどうぞ。テーブルにお茶を用意してますの。是非にも忌憚のない率直なご意見を伺いたいわ」


 ジョゼが案内されたテーブルには四名ほどが既に居た。

 ボンビーノ子爵家ウランタとその補佐役。カールセン子爵家長男グラマンディ。オーリヨン伯爵の子でセルジャンの弟にあたるモルジャン。

 補佐役を除けば皆若々しさが溢れるような、ニキビに悩むような年ごろであり、レーテシュ家にとってはどの家も重要な意味を持つ。無視できない家の者ばかり。


 南部閥No.2のボンビーノ家は当主直々の来訪。年が年だけに周囲に馴染んでいるが、お茶会にわざわざ当主が出向くという時点でレーテシュ家としても粗末に扱うわけにはいかない。

 もっとも、ボンビーノ家としては当主がまだ若すぎるだけに、新茶試飲会に相応しいような若年の身内が居ないという事情があるのだが。


 カールセン家は外務の家柄。海上査察の任を代々担ってきた家で、中央の重鎮の一人だ。俗に南部の操舵舵とも呼ばれる家だが、海上交易に権益を持つレーテシュ家やボンビーノ家からすれば王家の意向を代弁するカールセン家とは何かと利益が相反する。いわば重視する政敵の一つ。

 レーテシュ家の豊かさの半分ぐらいは海上交易によってもたらされているので、そこに王家が監視役を付けるのは当然。付けられた方が鬱陶しがるのもまた当然である。

 企業に対する税務査察官のようなものと思っておけば間違いない。企業経営者と税務査察官が仲が良いなど癒着を疑ってくれと言わんばかりの話である。同じように、カールセン家とレーテシュ家は、お互いに一定の協力を維持しつつも、緊張感のある関係の維持が宿命づけられた間柄。


 そしてオーリヨン家と言えば、レーテシュ家の婿さんの実家だ。

 レーテシュ家にとっては自分たちの次に大事にするべき身内であり、彼らの意向によっては南部の政治がベクトルを変えることもある。

 現在のオーリヨン家当主は穏健派の中立的立ち位置なので南部に対して過度に介入することは無いが、他所からすれば貴重な伝手。厳重に蓋をされた南部閥という鍋からはみ出たお玉のようなもので、使い方次第では大きくかき混ぜることが出来るという意味で、南部にも影響力が強い。


 さて、この顔ぶれ。

 並べれば良く分かるが、他のテーブルと比べると一目瞭然で分かることがある。

 それは、今回の新茶試飲会で最重要な賓客を纏めたテーブルであるという事。

 ジョゼが案内されるのは露骨な意図があるのだろうが、それだけにテーブルの面々は新たな顔に興味津々。


 特に、ジョゼとも何度となく顔を合わせたことのある人間にとっては尚の事。


 「ジョ、ジョゼ、お久しぶりです」

 「ウランタ=ボンビーノ卿におかれてはご健勝のご様子。ご無沙汰を致しております」


 相当な勇気を振り絞って名前を呼んだにも関わらず、ウランタに対するジョゼの対応は他人行儀だ。

 もっとも、これが本来正しい対応だ。社交の場であるだけに、親しき仲にも礼儀ありといったところ。

 まずは形通りの挨拶から入るべきなのである。

 ウランタの後ろに立っていたケラウスは右手で顔を覆う。あちゃーという内心の表れだ。

 社交の場で目下から目上に声を掛けるのがマナー違反であるから、立場が上の人間から声を掛ける点は間違っていない。焦っていきなり距離を詰めようとしたのが問題なのだ。


 「くっくっく、いや、失礼。ジョゼフィーネ嬢ですな。グラマンディと言います。カールセン家の者です。お会いできてうれしく思います」

 「こちらこそグラマンディ=カールセン卿にお会いできて光栄に存じ上げます」

 「若者の親睦を深める為のお茶会です。どうぞグランとお呼びください」

 「ありがとうございますグラン。私のこともジョゼとお呼びください」

 「じゃあ、ジョゼ。よろしく。いっそハニーと呼んでも構わないかな?」

 「ジョゼとお呼び下さい」

 「あらら、残念。まあ今日は楽しくやりましょう」


 ウランタの様子に色々と察するものがあったらしく、笑いをかみ殺しながらの挨拶になったグラマンディ。社交に慣れているのか、オールバックにした茶髪の好青年がジョゼにこなれた笑顔を向ける。

 親し気に会話をキャッチボールする様子に、ウランタは自分の失敗を悟って萎れた。


 「私にも挨拶させて頂きたい」

 「はい」

 「モルジャン=クース=ミル=オーリヨンです。噂に聞く麗しきご尊顔を拝し望外の喜びとするところです」

 「過分にご評価下さり光栄です。ジョゼフィーネ=ミル=モルテールンと申します。お初にお目にかかります。失礼ですが、オーリヨン家とおっしゃるとセルジャン=レーテシュ卿のお身内でしょうか」

 「兄です。愚兄には勿体ない義姉ではありますが、その縁から直接お声掛け頂いたのでこうして顔を出しました」


 レーテシュ家の婿によく似た風貌。そのまま数年年下にしただけのような青年が、ジョゼとあいさつを交わす。

 兄が武骨な軍人然としているように、弟もまた厳格な軍人という雰囲気がある。お父様なら気に入りそうね、などとジョゼは判じた。


 お互いの挨拶も終わったところで、テーブルの上で本来の趣旨が始まる。建前の確認ともいう。ずばり新茶の品評だ。


 「最近話題のモルテールン家の方と知遇を得たのは良い機会。ジョゼも一杯如何かな? 今年の出来は近年まれにみる上出来と、話していたところだよ」

 「頂きます」


 給仕から注いでもらったのは、今年の新茶。グラマンディの言うように、今年の出来は上々らしい。その為、事前に情報を得られた中堅どころ以上は、いつもよりも一段格上の面々が集まっている。

 お茶の供給は限られているわけで、上物を手に入れる権利もまた限られる。出来るだけ良いお茶を沢山仕入れられれば、転売で儲けることも出来るし、欲しがる人間に対して外交的なカードにもなる。良いお茶を手に入れたという名目で人を呼ぶことにも使えるし、お茶会の目玉にもなるだろう。

 貴族の優雅な生活に美味しいお茶は必要で、需要がある以上、限られた供給者の発言力は強いのだ。買い手有利の安物とはわけが違う。

 今年のお茶を欲しがって、いつも以上に力を入れて獲得に乗り出している家は多い。


 「美味しいですね」

 「でしょう。今年は天候に恵まれたんだよ」

 「何でグランが自慢するんだ」


 いかにも自分の手柄でございますと言わんばかりの自慢顔だった男に、脇からツッコミが入った。


 「良いじゃん別に。ジョゼに勧めたのは俺だよ?」

 「お茶はレーテシュ家のものだ。義姉や兄が誇るなら分かるが、お前が誇ってどうする」


 やいのやいの言い合う二人。

 その様子を見ていたジョゼは、少し気になることを聞いてみた。


 「お二人は仲がよろしいのですね?」


 紅一点の素朴な疑問に、グラマンディとモルジャンはお互いに顔を見合わせる。


 「寄宿士官学校の同期なんだよ俺達」

 「ああ。腐れ縁だな」

 「寄宿士官学校?」


 知らない言葉に、ジョゼは首を傾げる。


 「貴族の子弟を集めて士官教育をする学校だよ」


 同じ釜の飯を食べた学友というのなら、仲が良いのも当然。何となくお互いに遠慮のない関係の根元が分かった気がした。

 そんなジョゼの様子を見ながら、会話に参加したそうにしている少年も一人。気遣いの出来るいい女を自負するジョゼとしては、話したがっている相手にも会話を向ける。


 「ボンビーノ卿は寄宿士官学校には行きませんの?」

 「ジョゼ……私のことはウランタと呼んで欲しいです。あと、他人行儀な話し方も止めてほしい……です」

 「あらそう? で、どうなのかしら。行かないの?」


 ジョゼの辞書では遠慮という文字が行方不明中である。


 「あそこは、軍で身を立てる者が行くところです。私は既に爵位と領地を継いでいますから、卒業同等とみなされます」

 「ふ~ん」


 神王国は都市国家を起こりとするだけに、元々爵位とは軍の階級に端を発する。当時の百人長の階級が今の男爵位相当。

 征服地を統治するのは軍の仕事であったことから階級が権力と結びつき特権階級化していったのだ。

 それだけに、爵位がある人間は軍の指揮官であるとみなされる。

 寄宿士官学校は、爵位の無い、或いは未だ爵位を継いでいない子弟が軍を率いる為に作られた。


 軍隊は男の世界とみなすのがこの世界の常識。どのみち自分には関係なさそうな話らしいと、ジョゼは早々に話題をぺいっと投げ捨てた。

 曰く、どうでもいい。


 「それよりも、うちからクッキーを持ってきたの。ウランタも食べる?」

 「頂きます。これはもしかしてジョゼの手作りですか?」


 ウランタの期待の籠った目線に、ジョゼはスッと視線を逸らした。

 聞かれたくない質問のトップテンの一つだろう。

 裁縫、行儀作法、料理、エトセトラ…とにかく細かい作業をチマチマやるのが苦手なジョゼとしては、小さなクッキーをせっせと作るような真似は、うがーと叫びだしたくなるぐらいストレスがたまる作業なのだ。

 ジョゼの手作りなわけが無い。

 しかし、それをそのまま正直に言うのも、なんとなく何かに負けた気がする。


 「父様も、自分の子供の手作りに喜んでいたわ。自信作だからどうぞ」


 なので、あえて主語をぼかした。

 分かる人間にはこれで意味が分かる。銀髪の子供が嬉々としてお菓子を作っていたと。

 誰にとっての自信作かを言わないあたりに狡猾さが垣間見える。


 「それでは自分も一つ」

 「どうぞ。モルジャンも遠慮せずに一つどう?」

 「いただこう」


 ペイス謹製リコリス印のモルテールン銘菓は、おおむね好評だった。

 新茶を知るペイスが、下手な菓子を用意するわけも無いのだ。


 「モルテールン家のように、こうして他家に振る舞う銘菓があるというのは羨ましいな」

 「全くだ」

 「ジョゼの手作りなら何だって美味しいです」


 一人だけ論点が違うようではあったが、他家に自慢できるものがあるというのは羨ましい話である。


 他家に自慢できるということは、それだけ会話のネタに困らないということだ。会話は人間関係の潤滑油であるが、初対面の相手や、さほど親しく付き合って来なかった相手に対して会話をする場合、如何に迅速に共通の話題を見つけられるかが肝である。

 外務の人間ならばその手の情報は財産でもあり、モルテールン家のように明らかに他家より秀でた部分がある場合、初対面でも会話のとっかかりに使えるという意味で羨ましい話だ。

 誰とでも会話をスムーズに出来るということなのだから。


 「モルジャン、お前のところも何かこういうのは無いのか?」

 「うちは軍家だ。食い物ではなく名剣の類なら自慢できる家宝が幾つかあるぞ」

 「それは食えないな。お茶会の添え物にもならん。面白くも無い奴だ。空気を読めよ」

 「うるさい」


 口ではお互いにぶっきらぼうな言い合いながら、本当に仲が良さそうである。


 「そういうグラマンディ殿は何かお家の御自慢をされないのですか?」


 社交についても勉強中のウランタも、会話の流れに乗る。

 ここでお家の自慢話を聞いておけば、後日に当主と会った時に利用できるのだ。誰だってお家の良い部分を会話に出されると気分が良くなるもの。新茶試飲会は情報収集や社交の練習の場だ。ウランタも精いっぱい自分の仕事をこなしている。


 「うちか……なんだろう。なんかあったっけ?」

 「俺に聞くな。お前のところの自慢なんて猫ぐらいだろう」

 「ああ、うちのニャンちゃんね」

 「ニャンちゃん?」

 「珍しいオッドアイの白猫を飼っているのですよボンビーノ卿。父も大層可愛がっているのですが、人懐っこいところがあって人気者。我が家に来られる方にはわざわざ会いたがる方も居るほどでして」

 「へえ、あたしも見てみたいな」


 かわいい猫を飼っていると聞いて、ジョゼが反応した。

 モルテールン家にはペットと呼べるものは無い。あえて言えば飼育しているヤギや鶏の赤ん坊ぐらいだろうが、いずれ食べられる運命にあるものを愛玩すると、色々と後で精神的に迫りくるものがあるだろう。


 「動物って意味じゃ、モルジャンのところも珍しいのが居るな」

 「ああ、うちのジョンのことだな」

 「ジョン?」

 「こいつのうちで飼ってる馬。何が珍しいって、その毛並み。葦毛や栗毛の馬は珍しくないが、こいつのところの馬は金毛。黄金の輝きってんで、王家にも所望されたのに断ったという逸話まである。おまけに人一倍……いや、馬一倍の健脚。伯爵閣下は妻よりも馬の方が大事だという噂まであったほどだな」

 「へえ」


 金色の毛並みの馬というのにも、ジョゼが興味を示す。

 軍家のモルテールン家としては、ヤギや鶏を飼い始める前から軍馬を飼っていたわけで、ジョゼにとっては一番身近な動物だからだ。

 今飼っている十頭の軍馬も、牝馬を飼って増やしている最中。金色の体毛というのは有りそうで無い、珍しい毛並み。


 猫に馬。どちらも少女の興味を強く引いた点に、傍観していられなかった男も居た。


 「わ、我が家にもペットが居ます!!」

 「え? ウランタのところも何か飼ってるの?」

 「この間、網にかかったイルカの赤ん坊を保護しました。きゅうきゅうと鳴くのは可愛いです」

 「イルカ?」

 「海で泳ぐ動物です」

 「ふ~ん、それも見てみたいかも」

 「是非!! 何でしたら今度見に来てください」

 「考えておくわ。みんな、いろんな動物を飼ってるのね」


 和やかなお茶会は、何故かお互いの家のペット自慢の様相を呈してきた。

 それをじっと聞き役に回っていたジョゼだったが、お茶会はそのまま何事も無く終わる。



 お茶会が終わってモルテールン家に帰ってきた時だった。

 事件は起きた。


 「あら。モンティ、それ何を持ってるの?」

 「ああ、ハチクイ討伐の際に捕まえた熊です。カセロール様にお見せして対応を決めるように、ペイストリー様に言付かったものでして」


 熊とジョゼの目が合った。

 もぞもぞと動く子熊の動きに、ジョゼはお茶会での会話を思い出す。ずっと聞き役に回らざるを得なかった話題のこと。


 「これだわ!!」

 「は?」


 ジョゼは急に目を輝かせた。


 「この子、あたしが飼う!!」

 「ええ!?」

 「モンティ、早速お父様に相談しなきゃ。行くわよ!!」

 「ちょ、え? ええ? ちょっとまっ……うええ!?」

 「遅いわよ、早くなさい」


 モルテールン家の問題児。

 筆頭格はペイストリーである。


 だがしかし、それは他の子供たちが大人しいということを意味するわけでは無かった。


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[一言] 果たしてこんなお転婆で嫁入りは出来るのだろうか
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