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特別ポイント6 「三者三様の第一印象(ファーストインプレッション)」


シンジがハクをおいてアウラの世界から去ってすぐの事。



「 ピッ♪ 」



ハクがアウラの大樹の下に移動して少し涼んでいると



「 あなたもシンジ様の眷属なのかしら? 」



涼んでいるハクのすぐ隣に緑色の長髪のゆったりとしたローブを着た女性が立っていた。



「 ピッ? 」


「 あなたはまだ喋れないのね? えっと・・・はいこれどうぞ 」



女性は取り出した緑色の葉っぱをハクに差し出すと



「 気にせずに食べてね~どうせどんどんしげりますから 」


「 ピィ!! 」



ハクは気にせずにいいという言葉を聞いてどんどん葉っぱを食べた。

どんどん食べて少し眠たくなって



「 この人すごく優しい人だなー 」



と思いながら眠気に逆らえず寝息を立てた。




「 それでシンジ様はどちらにおられるのです? 」


「 今はここにいないからお帰りをお待ちになってくださいな 」



語気を荒げる声と困惑する先程の優しい女の人の声を聞きながらハクは目を覚ました。



「 ふちゃりともどうちちゃの?(二人共どうしたの?) 」



言い争っていた二人がこちらを振り向き



「 あらぁ~目が覚めたのね? 」

 


と声をかける優しい女性と



「 何だ貴様もシンジ様の眷属なのか? 」



と語気を荒げていた黒いボブカットで暗い蒼色の西洋の神官のような服装の少年が立っていた。



「 うん、おねぇたんありがと(うん、お姉さんありがとう)」



黒い口悪(くちわる)少年神官もどきを無視してハクは優しい女性にお礼を言った。



「 ハクちゃん姿が変わってるの気づいたかしら? 」


「 ありぇ、ほんちょらぁ(あれ、ホントだ)!! 」



ハクはやっと気づいたのだ自分の姿が変わっている事を。

髪色はプラチナで3歳児くらいの人間の子供の見た目になっていた。



「 どうちてだりょう(どうしてだろう)? 」



黒い口悪少年神官もどきが



「 世界樹の葉をしょくせばいかに低級の魔物といえども知性くらいつくでしょうに・・・まったく何を思ってシンジ様もこのようなモノを引き入れたのだか 」



ハクは一瞬何を言われたかわからずきょとんとしたが



「 そんなこと言っちゃダメじゃないのハクちゃんもシンジ様の大事な眷属なんだから 」



その言葉を聞いて



「 わたちのこちょはいいけぢょまちゅちゃーにょこちょわりゅくいうのはいけにゃいにょ(私の事はいいけどマスターの事悪く言うのはいけないよ)!! 」



じーっと神官もどきをくりくりしたつぶらな瞳で見つめ続ける。



「 ・・・確かに失言だった。申し訳ない・・・ 」



素直なその言葉を聞いて



「 わかっちぇくりぇりゅにゃりゃいいにょ(わかってくれるならいいよ) 」



と言った。

それを横目で見ていたアウラは優しい眼差しで2人を見ていた。


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