表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/46

33ポイント目「賢者との出会い」

ソロモンよ・・・私は(以下略



「 行くぞ今日中に10階まで行って帰る予定だからな 」


「 はい 」



こけむした石煉瓦の回廊の床をコツンコツンと音を立てながら駆けて行く。

途中で違和感を感じてはケインさんが



「 武気・ゼロカウント 」



と言いながら盗賊鼠を切り捨てそのまま”武の礎”をまとわせながら走り抜けていく。

どうやらこの回廊は盗賊鼠しか出ないようだだからと言って油断できないが。



「 大抵の奴はここで荷物袋とか盗まれてうまくいかなくなって下りるのをやめる 」


「 確かにあの動きは見えずらいですからよっぽど腕のいい人じゃないと無理かもしれないですね 」


「 まあ、俺とシンジがいれば何とかなるさ 」



そうこうしているうちに袋小路にぶちあたってしまうとケインさんがぼやく



「 ちっ、はずれか。シンジ他行くぞ 」



こうしてかれこれ回廊内を1時間ほど探しまくってやっと次の階段を見つけ俺とケインさんは息つく暇もなく階段を下りて行った。




「 安全地帯探してから少し休憩取りましょうか 」


「 そうだな流石に休憩取るか 」



8階に下りる途中でケインさんにそう提案して休憩をとるためついたらすぐに安全地帯探しに歩き出した。

それにしても8階の景色は今までの階と違って・・・何と言うか毛色の違う場所のようだ。

道の脇にカラフルな色の幼稚園児くらいの大きさのキノコがぎっしり生えていてまるで今にも動き出しそうな



「 ケインさん!! 」


「 おっ、気づいたか 」



道に沿って生えていたキノコか何体かのキノコ型の魔物が足を生やし出てきた。

”魔物知識”の中に該当する魔物がいた”マイニコド”と言う魔物だ。



”マイニコド”・・・キノコ型の魔物 普段は動かずにじっとしているが近くに生物が来ると動き出し撲殺して苗床にして仲間を増やす。ポーションの材料として乾燥させ粉末状にしたものを使う。



撲殺されるような事にはならないけどねポーションの材料になるなら狩りまくるか



「 セイッ!! 」



手に持った短剣でマイニコドを頭から真っ直ぐに切り裂く!!

動きは意外とすばしっこいが攻撃方法が接近攻撃しかないので対象はしやすい。

ケインさんも2体3体と簡単にバッサリ切り伏せている。

負けじと切りまくり気づくと周りが静かになっていた。



「 ふう、片付いたな 」


「 けどすごいあっさりでしたね 」


「 シンジ気づいてやってたんじゃないのか!!」  


「 えっ? 」


「 縦に斬りまくってるから気づいてるのかと思ってたぜ、こいつら縦の斬撃には弱いが横には結構強くてな刃物がくい込んだまま抜けなくて囲まれておっんじまう奴らもいるくらいなんだがな 」



そうだったのか意外と厳しいのかもなと思い



「 そうだったんですか 」



とケインさんに答えると



「 まぁ、今は昔と違って10階層までの魔物の情報は異界迷宮に潜る前には必ず教えられるんだがな 」


「 俺知りませんけど? 」


「 シンジはいいだろ?俺もいるんだしよ? 」



少し呆れつつもそれだけ信頼されていると言う事で良しとしよう。

マイニコドを箱に収納しているとふと違和感に気づきマイニコドが飛び出してきたとこの奥に細い小道を見つけ



「 ケインさんあそこの小道行ってみていいですか? 」



するとケインさんから



「 何言ってんだ?小道なんてどこにある? 」



と信じられない答えが返ってきた。

すぐに立ち上がり小道へと移動して



「 ここなんですけど 」



と小道に入っていくと



「 シンジ!! 」



と言ってびっくりした声をあげて小道にケインさんが入ってきた。



「 びっくりした声上げてどうしたんですか? 」


「 馬鹿かお前が急に消えたから追ってきたんだよ・・・けど、見えない小道か、幻惑系の魔法で隠されてたのかもな。けどどうして気づいたシンジ? 」


「 いや、なんか違和感があったんですけど俺は最初から見えてたんで 」


「 シンジお前”幻惑破りミラージュブレイカー”でも持ってるのか?」


「 そんなもん持ってないですって 」



ケインさんに答えつつキノコの群生している小道を注意しながら進んでいると少し開けた空間にでた、そこには



「 何で家がここにある!? 」


「 何が住んでるんでしょうね? 」



巨大なキノコをくり抜いてできた家が静かにたたずんでいた。

家の周りには木製の樽や積まれたまきなどがあり何かがここで生活しているのだけは理解できる。

とりあえず家の周りでうろうろしていてもしょうがないので



「 ごめんください、どなたかいらっしゃいますか? 」



と声をかけてみた、その間もケインさんは周りを警戒している。

しばらくしてから



「 はいはい、どなたですかの~? 」



と眼鏡をかけた学士風のローブに身を包んだ老人がいぶかしげに出てきたところで警戒心を解くために



「 今、”異界迷宮(ダンジョン”探索をしているシンジ・モリサキと申します。後ろの連れはケイン・ヴェルディフェン。失礼ですがご老人のお名前をお聞かせいただいてもよろしいですか? 」



と尋ねてみると学士風の老人から予想外の返答が返ってきた。



「 わしか?儂は”ビッシュ・ド・グリデニア”大抵の者からは”賢者ワイズマン”と呼ばれておる。 」


それが賢者”ビッシュ・ド・グリデニア”との初めての出逢いだった。




感想頂けると幸いです。

他の先生の話になりますが”ワンモア”のゲームの出来がいいですねw

(雰囲気がいい・・・ただ、まだベータだからバグが・・・)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ