25ポイント目「久しぶりのステータス確認」
「クラスアップですか?」
「ああ、知らねえか。希に手懐けされた魔物が他の魔物を喰ったりしてクラスが上がるって聞いたが多分、魔結晶を喰うとクラスが上がるんだろうな・・・」
「魔結晶が・・・クラスアップの鍵だったと・・・」
「そうみたいだな・・・けど見たことない色のスライムだな・・・そういやシンジ・・・こいつの名前は?」
「あっ・・・」
そこで少し考え
「ケインさん少し待っててもらえますか」
「おう、いいぜ!!周りの注意はしとくから少し休むか?」
「ありがとうございます」
そこまで話してから回廊の壁に背を向けしゃがみこみ湖の小屋を発見して以来久しぶりにステータスを出した。
出した瞬間
「”チャレンジ・錬金術”を達成しました。2ポイント手に入れました。」
「”チャレンジ・生活魔法”を達成しました。2ポイント手に入れました。」
「”チャレンジ・武器加工”を達成しました。2ポイント手に入れました。」
などなどいろいろなポップアップが浮かび上がってきた。
気付かなかったがステータスを確認したが表示しないと通知されない設定らしい。
途中で
「”クエスト・瘴気に侵されし神の眷属の討伐”を達成しました。100ポイント手に入れました。」
と出てきていた・・・あの蜘蛛は神の眷属だったらしい・・・
「なんか面倒なことにならないかな?」
と思いつつ機会があるならヴォルドー様にでも聞いてみたいと思う。
それ以降もたくさんのポップアップが出てきたが最後の方で
「”チャレンジ・魔物支配”を達成しました。2ポイント手に入れました。」
が出てきたところでポップアップも浮かび終わったのであらためてステータスの確認をした。
LV8 HP90/100 MP100/150 STR30(+10)VIT15・(+7)AGI10・(+5)DEX19・(+8)INT15・(+7)
さっきのポップアップで少し何か引っかかる気がしたが先にポイントを確認する。
なんだかんだでポイントは増えていたようで10846ポイント保有しているのが確認できた。
すぐさま"魔物学”に3000ポイント振り分け”魔物学LV5”まであげた。
すぐに”相棒”の正体がわかった。
パールスライム・・・特殊魔物。高値で売れる”魔物核真珠”を作り出す。
「パールスライムか・・・ケインさんありがとうございます。階段探しましょうか。」
「おう、じゃあ行くか。」
石煉瓦の回廊は特にめぼしいものもなく下りる階段を探しつつ道中出てくるゴブリンとスライムを屠りながら進んでいった。
ゴブリンの死体だけで少なく見ても30以上の数が”箱”の中に入っている。
これはケインさんに聞いたところ
「スライムは基本、物を取り込んで消化して食事してるみてぇだから落ちてるゴブリンとスライム餌にとっといたらどうだ?」
と言われたので倒したゴブリンは片っ端に”箱”へ放り込んでいった。
やっと見つけた階段を下りる時にゴブリンの尖った耳を溶かしながら消化している相棒を撫でながら
「ハク、行くよ。」
といい自分の”相棒”に声をかけながら石煉瓦の回廊を後にした。
薄暗い階段をおりきってからすぐに気づいた
「ケインさんビシャビシャですね・・・」
「ああ・・・まさかよりによってハズレのフロアに出るとわな・・・」
足元のくるぶしくらいの高さまで水があり歩くたびにバシャバシャ音を立てている。
壁が無く
その音に呼ばれたようにすぐさま魔物が現れた。
「早速かよ・・・水蛇と射蓮・・・泣少女もお出ましかい!!」
「泣少女?」
「シンジ!!泣少女から狙えよ!!」
「はい!!」
ケインの話を聞きながら”箱”から出した弓を握り締めボロい布切れのようなローブを着ている泣少女へ狙いを定めようとした。
「シンジ!!」
足元の違和感で右足を見ると螺旋を描きながら水蛇がゆっくりと登ってきていたが鼻先にデコピンをしたらすぐに足から解しとけ飛び降りるように離れた。
とっさに先ほど覚えた”魔物学”のおかげですぐに対応が取れた。
すぐに移動しようとして泣少女をみたら
「キャァッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
といつのまにか近くに来ていた泣少女に甲高い声で目の前で泣かれ気を失った。




