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23ポイント目「ゴブリンとスライムと高揚感」

「すぅー・・・っつ!!」



駆け出して瓦礫の山を回りこみ一番最初に見えたゴブリンの頭に矢を解き放った。

「トス」っと言う音を立て矢が頭に突き刺さり静かに膝からゴブリンが崩れ落ちていった。


倒れたゴブリン以外に円を描くように立っていたのは7匹。武器持ち・胸当てをけた奴が4素手が3。

距離をとりつつ周りに気を使いつつ後ろに下がりながら矢をつがえる。

倒したゴブリンから”武の礎”がこちらに飛んできてから何かに集まっていたゴブリン達は仲間がやられたのに気がついてこちらを振り向き



「「「「「「「ギギャーギャッギャッギャッ!!」」」」」」」



と声を上げて武器や腕を振り上げていた。

その内の一体の喉元に矢が突き刺さった。



「ギィ・・・ギャッ・・・ゴポッ(口から血を吐き出す音)」



喉元に矢が突き刺さったゴブリンも膝から崩れ落ち手に握られていたボロボロの剣が「カラン」と音を立て石煉瓦の床に転がりピクピクしている。


さらに距離をとりつつ追いかけてきたゴブリンの2体のゴブリンに続けざまに矢を放つ。

2射の内一方は棍棒クラブを持ち飛び上がったゴブリンの太ももへ、一方は素手のゴブリンのほほに突き刺さった。


喉に矢が突き刺さったゴブリンから”武の礎”が飛んできた。

そこまで矢を撃ちながら離していた距離が詰められゴブリンの攻撃が開始された。



「がんばれー当たるなよー!!」



気楽に言ってくれる・・・

素手のゴブリンにサイドを挟まれ、すこしボロくなった剣と釘付棍棒リベットクラブたずさえたゴブリンに前から攻められた。

右から必死の形相で掴み掛ってくる素手ゴブリンを避けたところで左からにじり寄っていた素手ゴブリンに左足にしがみつかれた。


足にまとわりつくゴブリンを振り払おうとしたところで釘付棍棒の一撃が右肩に来た。

思ったよりも衝撃が少なくとっさに釘付棍棒を振るってきたゴブリンの胸当てに右足で蹴りを叩き込みゴブリンは後方へとぶっ飛んだ。


その横から袈裟斬けさぎりにボロい剣をもう一体の武器持ちゴブリンが振り下ろしてきた。

やられたっ!!と思ったが次の瞬間ボロい剣が途中からボキリと折れた。



「ギャッ!?」



と吼えたゴブリンの右眼に持っていた矢を直接突き刺した。

「ギギャーーーーー!!」と絶叫して悶絶しながらうずくまったゴブリンを横目に見ながら”箱”から矢を取り出し左から飛び掛って起き上がりかけていたゴブリンを蹴り上げさらに頭を蹴り抜け右で起き上がってきたゴブリンの顔に取り出した矢を突き立てた。


悶絶する声を聞きながら急いで後方に距離をとりながら再度”箱”から矢を取り出しつがえ釘付棍棒を持ち起き上がってきていたゴブリンの頭めがけて矢を解き放った。


綺麗に矢が突き刺さり姿勢が崩れる釘付棍棒のゴブリンを”箱”から矢を2本取り出しつがえながら確認すると奥で起き上がろうとしていた頬に矢が突き刺さったゴブリンと蹲ってまだ悶絶している右眼に矢が刺さったゴブリンの脳天めがけ矢を放った。


2体ともそのまま前にのめり込み動かなくなった、すぐさま”箱”から矢を取りつがえ奥で起き上がろうとしていた太ももに矢が突き刺さっているゴブリンの喉元に矢が吸い込まれた。


すぐさま矢をつがえ蹴り上げてダウンしていたゴブリンの頭に矢を放ち矢継やつばやに顔から矢をやしているゴブリンに矢を叩き込んだ。

2射とも外れることなくゴブリンの頭に突き刺さりあたりが静かになった。


”武の礎”に囲まれながら先ほどまでゴブリンが囲んでいた場所まで行くと”ソレ”はいた。

ぐちゃぐちゃに崩れながら小刻みに震えているプルプルしたスライムだった。



「こりゃ助からねぇな・・・」



近くに来ていたケインさんの声を聞きすぐさまプルプルと震えるスライムに手を掲げ



「”手懐ティムけ”」



スキルを使うと同時にスライムがまばゆい光に包まれた。

だんだんと光が収まっていき光が消える寸前で光の中からこちらに飛びついてくるクリアブルーの固まり・・・



「ピッ!!ピュィピュィ!!」



喜びと友好をこめた声?をあげたスライムを慌てて抱きかかえると



「よろしくな。」



とクリアブルーのプルプルを撫でてあげた。

撫で心地はとても気持ちよくしばらく撫で撫でしまくっていた。

いつの間にか瓦礫の山の上に陣取っていたケインさんが咳払いを一つして



「次が来たぞー!!」



と気だるげにこちらに声を投げかけた。



「とりあえず隠れとけ!!」



と言うとスライムは黒小飛竜ブラックワイバーン皮鎧レザーアーマーの首の隙間から鎧と服の間に潜り込んでしまった。

不快感はなかったがいきなりだったので驚いてしまい声を荒げてしまった。



「こらっ!!」



反省する様子もなく「ピッピュイ♪」と鼻歌らしきものを出しているスライムを見つつ、集まってきたゴブリンに向け矢をつがえ弓を引き絞りつつ戦意を高揚させていた。

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