21ポイント目「から揚げとつみれ鍋とアイスレモネードもどき」
「この茶色いのなんだ?」
「ちょっとまて!!ジョッキの中の飲み物シュワシュワ泡でてるぞ!!!」
「「「「えっ?」」」」
皆がジョッキの中の飲み物「アイスレモネードもどき」に注目する。
そしてこちらに眼を向ける・・・怖いというか恥ずかしいw
「みんな安心して飲んでいいけど、初めてだから慣れないかもしれないからちょっとずつ飲んでみて・・・」
「ゲッホッゲッホッ!!シンジなんだよこれ!!口の中パチパチって!!」
「変わった感じだけど私は嫌いじゃないわ味は美味しいし。」
「せやな味はええ、これは慣れれば美味いかも知れんな・・・シンジちょっと俺にレシピ教えてみ・・・なに悪いようにはせんから。」
「ジョン・・・悪人みたいな台詞言ってるよ。」
「俺は好きだぜシンジ。こう、喉に来る感じがたまらんな!!」
皆が思い思いに感想を述べていくのを聞きながら悪い印象は受けなかったようでシンジは嬉しくなった。
「みんな次はこれを食べてみて!!」
次に”警報鶏のから揚げ”を皆に勧める、カラリとキツネ色に揚がった"から揚げ"はとても美味しそうだ。
「おっ!!茶色い奴。」
「うん、美味い!!全然肉臭くない!!しかもこのジョッキの飲み物が凄く合う!!」
「これは”揚げ物”!!シンジ、自分調理方法と香辛料にも明るいんか!!ごっついな自分!!」
「美味い!!シンジまた今度これ作ってくれよ!!くそー蜂蜜酒か麦酒が飲みてぇ・・・」
「わたし肉の匂いが嫌いだけど・・・これ全然肉臭くないね。むしろこれなら好き。だけど少し脂っこいわね・・・」
こちらも好評のようだ、セリスの台詞を聞いた後”箱”から取り出したレモンベリーをナイフで4分割して1個をセリスに手渡した。
「シンジ・・・これは?」
「セリスさん、少量絞ってからもう一度食べてみてください。」
いぶかしげに思いつつもシンジが言う事だと思い軽く絞ってから口に運んだ。
「んっ!!さっぱりになった・・・これ凄く良い!!」
「どれ、俺も・・・おっ、こっちもいいな。ああ・・・酒飲みてぇ~」
「たしかにさっぱりして味も締まる感じだね。美味い。」
「味に変化がでるんか・・・これもおもろいな・・・これもレシピ教えて欲しいな~」
「うめぇ・・・うめぇ・・・」
美味い美味いとがつがつと”から揚げ”を貪り食うスコットを尻目にお玉を持ち木桶の中の鶏がら出汁のつみれ鍋を木皿によそっていった。
みんなの舌にはこの”鶏がら出汁のつみれ鍋”はどうだろうか?
「みんなこっちはどう?」
「うん、美味しい。この肉団子凄いさっぱりしてるのに、この汁が濃厚でバランス凄いね。」
「それに野菜も美味いよ。薄いけど歯ごたえのしっかりしたこの黄色いのとぶつ切りのこの白いふわふわした食感の野菜。」
「これも美味いな・・・酒欲しい・・・」
「うめぇ・・・うめぇ・・・」
「この肉団子素材は質素なのにごっつ美味いな。これはレシピは想像つくから問題無しやな・・・」
その後シンジもケイン達と一緒に食事を楽しみ10分ほど経った時に
「よし、でわ追加と鍋の締めを作りますね。」
「「「「「締め?」」」」」
「まあ楽しみにしててください。」
水樽に浸けていた大岩蟹の繊維質の肉を木桶に取り出した。
鶏がら出汁にバラバラに解けた大岩蟹の繊維質の肉を入れた。
そこまでしてからまだ残っていた特製スパイスを揉み込んで放置していた警報鶏のモモ肉を放り込み十分に熱が通ってから鍋の中身を木桶にすくい入れた。
”鶏がら出汁の蟹肉麵”を作ってみた・・・これは自分も自分の中にある料理スキルの知識だけなので実際の味が気になる・・・
「蟹肉が麵みたいだな・・・これも美味い・・・ああ酒の締めにこれ喰いてぇ・・・」
「シンジ、考えがおもろいな。これはいいもん喰わせてもらったわ。」
「蟹肉はバラバラでも歯ごたえあるのにプリプリしてて美味いしこの汁に凄い会う。」
「シンジ君すっごく美味しいわよ。この蟹肉が麵みたいで凄く美味しい。
「・・・(がつがつ)」
こうして楽しい夕食を取りながら”異界迷宮”1日目は過ぎていった。




