いくつか父に関連した記録より
200文字作品。
4がつ14にち はれ
とうさんとこうえんで、じてんしゃのれんしゅうをした。いつもつけてるうしろのわっかをはずした。のるととってもふらふらした。とうさんがじてんしゃをおす。じてんしゃはふらふらしなくなった。
「はなすぞ」
じてんしゃはすぐこけた。いたくてないた。なきながらとうさんをよんだ。
とうさんはぼくをみつめて、おやゆびをたてた。わらっていた。なくのをやめて、ぼくもわらった。いっしょに、おやゆびをたてた。
拙作をお読みいただき、ありがとうございました。