表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/20

暗殺物語~第15章~

間が空いてすいません・・・!!!

「はぁ・・・やっとついたぁ!!」

暗い路地裏怪しく立つビルの前で1人叫ぶ神域。

ビルの中に入って行く。



「あの~?? 凛さん居る~? 居るよね~」

神域がカウンター席のほうへ叫んだ。

「そんなに大声出さなくても聞こえるよ、神域ちゃん・・・」

「あっ! 凛さん! いた!最近すごく気配消すのうまくなったよね~!私でもわかんなくなっちゃった! 今の時代わかるの至宝と黒摩利のおじちゃんくらいじゃないかな~??」

「それは、どうも。 で、用件は?」

「あ~・・・武器の調達!」

「武器? へぇ・・・どんなのにするの?」

「ん~・・・秘密! そーいやぁ凛さんの武器ってなんだっけ??」

「ワタクシ? ワタクシも秘密! 神域ちゃんが秘密ならね・・・」

「そっかぁ・・じゃ! 黒摩利のおじちゃんに会いに行ってくる~!」

「ごゆっくり・・・」

受付嬢の凛に見送られた神域は1人でエレベーターに乗ると黒摩利のところに向かった。











「・・・で? 今日はなにしに来たのです? 神域サン」

「武器の調達!! 黒摩利のおじさんのお勧めの武器師さん呼んで!」

「・・・いいでしょう。 しかしまたなんで武器なんて?」

「へっへ~ん! 聞きたい?」

「・・・いえ、結構です」

「えーーー!? 聞かないの!?そこまで持ち上げといて落とすの!?」

「話が長くなりそうなのでね」

黒摩利は優しく神域にほほ笑みかけるとさっきまで半怒り状態の神域もつられてほほ笑んだ

「まぁ・・・ゆるすけど」

「フフ・・・では、呼びましょうかね・・・」

黒摩利が電話のような機械についているボタンを1つ押した。

ビーー

この音はよく耳をすませば聞こえるような超音波のような音だった。

「うぇ! やな音! おじさん変な趣味してるよね!」

「そうやすやすと人を・・・ましては組織のボスを変な人呼ばわりするものではありませんよ?」

「そうだ。 お前は敬語すら使ってないじゃないか、まったく・・・馬鹿な奴め・・・」

「!?!? って誰!? いつの間に!」

神域の隣にはいつの間にかメガネをした男が立っていた。年齢は神域と同じくらいか・・・

「彼が私のお勧めの武器師ですよ・・・彼は武器ならずなんでも作れますよ・・・」

「マジで!?すごーい! よろしくね!」

神域が男に握手を求めたが・・・

「あぁ。 よろしく。 ちなみに俺の名はレン。仮名だがな」

と。いっただけであっさり握手は流された。

「・・・・・まぁ・・・それでね!レン!頼みがあるんだけど!」

最初の沈黙に神域が何を思ったか知らないがここはあえてのスルーをしよう。

「なんだ?」

「靴と三味線と鎖鎌としっぽ・・・間違えた!双剣を作って欲しいんだけど!」

「あぁ・・・構わないが・・・武器を持つ本人の最終確認とかも必要だからここに連れてきてくれないか?」

「えっ!? また戻るの!? この道を~??」

「なんだ・・・ワープ装置も持ってないのか?・・・馬鹿でアホな奴め・・・」

そういうとレンは神域にワープ装置えを投げ渡した。

「そいつは、使用者の念じたやつがワープしてくるすぐれものだちなみに1度に6人までできる。顔を思い浮かべるだけでじゅうぶんだ」

「へ~!! すっごい!けどさっき馬鹿にあほたされてたんですけど・・・!」

「気にしたらいけない」

「・・・・・」

神域は少し頬を膨らませると至宝、北斗、ポチを思い浮かべた・・・・とその瞬間3人が目の前にいた。

「うおっ!? ここは・・・?」

北斗が状況がつかめずにここに来ていた。

「突然光りだしたと思ったら・・・」

ポチも唖然としたままだ。

「ここは・・・俺達の組織だな!」

至宝は2人(1人=1匹)より一足先に状況を理解したようだ。

「ん・・・・あぁ!!レン!久しぶり! 元気にしてた!?」

北斗がいきなりレンを見て叫び始めた。

「あぁ・・・お前来てからテンションレベルが1下がったけどな」

「そっかぁ! よかったぁ!元気にしてたんだ!」

「おいっ!そいつの言葉にはツッコまないのかよ!?」

ポチがレンを指して言った。

「えっ!? 北斗とレンって知り合いだったの?」

神域が驚き顔で言った。

「うん。 まぁね! レンとはレンがドSな頃からの友達だよ~!」

「どんな頃!? ドSな頃ってどんな頃!?!?!?!?!?」

ポチはここにきてからほぼツッコミしかしていない・・・レンもボケのようだ。いや・・・・ツッコミもできそうなのでダブルだ。

「ほぉ・・・ドSなのか・・・気が合いそうだ」

レンのドS発覚に対して1番反応したのはやはり至宝だった。

「ん? お前もドS派か?」

「まぁな! 神域以外にはドSで常に勝負してるぜ!」

「神域以外? なぜこんなバカでアホでドジみたいなやつは別なんだ?」

「神だからな!(ドヤァ」

「えっ!ちょっとまって・・・至宝・・・神はいいけどレンのあの発言はスルーなんだ・・・」

かなり珍しい神域のショボーンを見た北斗は思わず写メを撮っていた。

「wwwwww神域ったら・・・www」

ピロリロリーン♪←シャッター音

北斗の行動にポチは呆れて何も言えなかったそうだ・・・・。






「この暗殺組織もにぎやかになりましたねぇ・・・。 見てて面白い・・・」

黒摩利はにこやかにそう呟いた。

 まえ短めだったので今回はちょっぴり長めです。


 誤字脱字すいません

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ