表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

転生したら小学生だった件について 第1話「女王の権力」


 

目が覚めるとそこは家ではなかった


部屋中に敷き詰められた椅子と机


耳に響くチャイム


「え?」


私は心臓がドクドクいい始めた。

ここは


【学校?】


いや、まさしくそうだ。

そして背が低い。



後ろから声がした。

「ゆずちゃん、何してるの? もう授業始まっているよ。早く席につかないと。」

私は

「う、うんわかったよ。」


とっさにでた言葉だ。

とりあえず私は自分の席に座った。

(死後の世界ってこんなんかーー)

と思いながらもひじをついた。


すると隣にさっき私に声をかけた子が隣の席に座った。



間もなくするとコツコツと音が廊下から聞こえてきた。

先生だ。

私は一瞬そう思った。


いや、違う。


教室に入ってきた人は生徒だった。


おだんごの髪に派手な服。

手に持つのは紅茶の入ったコップ。

足元を見るとなんとヒール。


その生徒が教室の真ん中らへんに歩いていくと


生徒一同、

「女王さま、おはようございます!」


とバカでかい声がした。

すると女王が言った。

「青島!こっちへ来なさい」


すると後ろからメガネをかけたそばかすの少女が女王の前に来た。

そしてなんと土下座をしたのだ。

そしてその青島と言う少女の髪をヒールでグリグリした。



私はとっさにわかった。

青島はいじめられている。



そしてその女王らしき人は席に座った。

隣には三つ編みの少女がコーヒーを飲みながらこう言った。


「女王様、何か嫌なことがございましたらこのかりんまでお申し込みくださいませ。」


私は

(え・・・・・)

私は黒板をそっと見た。

すると黒板の上の壁の色紙にはってある「6年1組みんな笑顔に」

と書いてある文字があった。

(いや、全然違うクラスになってる。笑顔じゃない。)

私はそう思った



さらに黒板を見ると席が書いてある。

席替えをするのだろう。明らかそうだ。

そしてよく見ると

女王とあのかりんっていう人、またおんなじ席だ。

そしてさっき話かけてきた人は「あさ」と言う人だった。


女王の名前は

「亜里沙」


私はとりあえずあさに聞いた。

「女王様ってそんなに偉いの?」

するとあさは

「女王様は超お金持ちでクラスのイケメンかずまくんと付き合っててとにかくすごいの。」

と言った。


私はうなずいてそれから考えた。


(ここは死後の世界じゃない・・ じゃあなんだ?生まれ変わり?それとも・・・)

    【転生!!】


(そうだ。私はマンションから落ちて死んで転生したら小学生だったんだ!ゆずと言う女の子に転生したんだ。)


ここから私の転生物語が始まろうとしていた。














評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ