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はじまり

ずっと高校生活に憧れていたわたしは

すごくワクワクしていた。


どんな子がいるのか、とか、友達できるかな、とか。小学生みたいなことを考えながら初めての教室に入った。


入った瞬間わたしは戦慄したー。


ほとんど人が居なかったのだ。席を確認してみると運がいいのか悪いのか後ろの子だけが教室にいた。ドキドキしながら席に近づき、思い切って声をかけてみた。


「お、おはよぅ…」

「おはよ」

「…」

「…」


それ以上会話が続かなかった。話題はないし、わたしは人見知りでもあった。

初対面の人と会話しようというのが間違いだったのだ。忘れていた…。


その日はそれ以上誰ともまともな会話がなかった。話かけられたら答えるが、話しかけられることも少ないのだ。目つきは悪いし、見るからに不機嫌そうなうえ、無表情(1人で笑っていても気持ち悪いので)。どうみてもとっつきについ奴だとわかっていても変えようがない。それは仕方がない…気がする。


次の日、今日こそは頑張るぞ、と登校。

昨日と同じく教室にはほとんど人が居ない。

いたのは昨日とは違う人だった。

でも、何故かわたしの席の近くに…。


「お、おはよぅ…」

「あ、おはよ〜」

「…」

「…」


また会話が続かない。そのまま席についた。

気まずい、かなり気まずい。

そしたら、その子がこっちに来た。


「えっと、名前、紅奈…ちゃんだよね?」


まさかのパターンで焦りました、はい。


「あ、うん。よろしく」

「よろしく」

「…」

「…」

「…」

「…あ、ウチ、志堅 真美っていいます」

「あ、うん。おっけー」

「この学校仲良い人いる?」

「んー…いないかも。同じ中学だった子はいるんだけど…」

「そっか〜。ウチ、違う県から来たから知ってる人もいないんだよね」

「え、マジ?辛いね」

「そー。すごく困る」

「だね〜」


そこで会話が終わってしまった。

真美ちゃんも席に帰っちゃったし。


でも真美ちゃんは社交的らしく、すぐに仲のいい人が増えてそれでできたグループにいれてもらった。1人にならずに済みそうだ。


ところが…。

終わり方すごく中途半端です。


気になる方は是非次も読んでね。

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