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メールの行方

家に帰ってから

「ひどい冗談だよ」

吐き捨てるように言ってベッドに身を預けた。泣きながら眠った

おきて宿題をしていなかったことに気づきしているとケータイにメールが届いていることに気づいた。まさか、と思いながら開くと広告だった。虚しくなる。こんなことなら見なければ良かった。

次の日。学校に行く。放送でたくさんの人が呼ばれる。ついに僕も呼べれた。職員室に行くと封筒を一つもらった。教室に戻りながら封筒の中を開ける。いつの間にか涙が出ていた。

家に帰ってケータイを手に取った。“天国にいけましたか?”送ってみた。返事なんて帰ってくるはずがない。知っている。でも送りたい。

“ずっと前から好きでした。あなたは姉のような性格で世話好きでぼくはあなた好きで。天国に逝けたなら、僕も逝けたなら、あなたと姉と僕でお茶でもしませんか?生前のことでも話しながら。”

あて先:中野 実華

サブ:好きです。これ、告白です。

写真:僕とあなたの笑顔のピース

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