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恋した相手の欠席理由

朝起きて学校に行った。いつも僕より早い実華の姿がない。調子でもわるいのかな、と思っているとHRにも来なかった。今まで学校を休んだことのない実華にしてはすごく珍しいことだった。HRの終わる前話をボーと聞いていた僕は思わず聞き返そうになった。ある生徒の質問に答えた先生の言葉だ。

「先生。実華はどうしたんですか?何か連絡がありましたか?」

「・・・それが・・・・」

「?どうしたんですか?」

「中野さんは昨日・・・駅で・・・」

そこまで聞いたら充分だ。もう気が遠くなりそうになる。倒れる頭を腕で支える。

そういえばおねえちゃんが死んだときもこうなったっけ?

「中野さんは昨日駅で。亡くなりました。」

「え?」

質問をした生徒が驚く。教室のなかでざわめきが残る。それを無視するようにチャイムが鳴る。

ざわめきをおいて先生が外にでる。

1時間目と2時間目は授業どころではなかった。泣き声とざわめきがあった。

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